2004年12月
2004年12月28日
■あっと言う間の一年でした。
早いもので今年もあと数日となりました。
今日は朝から会館にこもり書類の整理に追われておりますが、僕は子供の頃からこの手のモノが中々捨てられず「いつか役に立つ」と思ってついつい保存の方へ入れてしまうタイプです。ところが市議会の頃からこの「いつか…」が割とヒットして今までも仕事や質疑に役立つ事重々でついつい事務所も書類だらけのあり様。
さて先日はクリスマスイヴの夜だというのに政策グループの玉澤徳一郎代表幹事の呼びかけで番記者の皆さんとの忘年会がありました。たぶん地方の先生は年末・週末で東京にはいないだろうと思い一年生唯一の東京代表として責任感を持って出席しましたら案の定、僕と埼玉の早川さん、柴山さん3名(途中で2人出入りがありましたが…)若い記者さんも予定も無くなかばやけくそで盛り上がっていました。くしくも当日は柴山さんが僕達が断った「郵政民営化の紙芝居」を銀座でお披露目した直後でその慰労も兼ねて…と言いながら同期で補選で当選してきた事をいい事に先輩風を吹かせて彼の「かくし芸」を記者さんに見せ、場を盛り上げるという悪い仲間のいけにえにもしてしまいました。玉澤先生は後輩の僕達にも本当に気を配る良き「親父」で楽しい一時を過ごさせていただきました。
記者さんからは延期になった訪中(実は安倍代理と塩崎先生と党を代表して中国を訪問する予定で後援会の皆様にはまだご報告していませんでしたが…)の件で色々と意見があり、特に「このメンバーで訪中すると言う事は『はっきり日本の立場を伝える』という事の党の強い意思の表れだと注目していたので親中派の皆さんと日程が重なった時点でたぶん延期すると見ていた」との事。なぜ自分が選ばれたのかも解らない僕よりするどい分析をみんなでしていました。「なんで萩生田でしょ?」と聞いた処、「この手のケンカには萩生田さんが呼ばれるんじゃないですか?」と冷やかされました。ケンカ?ではなく「親善外交」だと思ってました。春頃に仕切り直しますのでまたご報告します。
今年はこれで最後になります。来年もよろしくお願いします。
今日は朝から会館にこもり書類の整理に追われておりますが、僕は子供の頃からこの手のモノが中々捨てられず「いつか役に立つ」と思ってついつい保存の方へ入れてしまうタイプです。ところが市議会の頃からこの「いつか…」が割とヒットして今までも仕事や質疑に役立つ事重々でついつい事務所も書類だらけのあり様。
さて先日はクリスマスイヴの夜だというのに政策グループの玉澤徳一郎代表幹事の呼びかけで番記者の皆さんとの忘年会がありました。たぶん地方の先生は年末・週末で東京にはいないだろうと思い一年生唯一の東京代表として責任感を持って出席しましたら案の定、僕と埼玉の早川さん、柴山さん3名(途中で2人出入りがありましたが…)若い記者さんも予定も無くなかばやけくそで盛り上がっていました。くしくも当日は柴山さんが僕達が断った「郵政民営化の紙芝居」を銀座でお披露目した直後でその慰労も兼ねて…と言いながら同期で補選で当選してきた事をいい事に先輩風を吹かせて彼の「かくし芸」を記者さんに見せ、場を盛り上げるという悪い仲間のいけにえにもしてしまいました。玉澤先生は後輩の僕達にも本当に気を配る良き「親父」で楽しい一時を過ごさせていただきました。
記者さんからは延期になった訪中(実は安倍代理と塩崎先生と党を代表して中国を訪問する予定で後援会の皆様にはまだご報告していませんでしたが…)の件で色々と意見があり、特に「このメンバーで訪中すると言う事は『はっきり日本の立場を伝える』という事の党の強い意思の表れだと注目していたので親中派の皆さんと日程が重なった時点でたぶん延期すると見ていた」との事。なぜ自分が選ばれたのかも解らない僕よりするどい分析をみんなでしていました。「なんで萩生田でしょ?」と聞いた処、「この手のケンカには萩生田さんが呼ばれるんじゃないですか?」と冷やかされました。ケンカ?ではなく「親善外交」だと思ってました。春頃に仕切り直しますのでまたご報告します。
今年はこれで最後になります。来年もよろしくお願いします。
hagiuda1 at 11:03|Permalink│
2004年12月17日
■東京は東京の苦労がある!!
党の平成17年度税制大網が決まりました。昨年は当選直後と言う事もあって税制調査会へも覗き見程度の出席でしたが、今年は全ての委員会に出席し積極的に発言もしました。特に三宅島の避難島民の帰島に伴い、家屋の建直しや引越しを余儀無くされる々への不動産登録税や契約の印紙税を課税対象とする政府案には猛反対をしました。
又、法人税の分括基準の見直し案は東京狙い撃ちの総務省案で確かに前回の見直しから16年経過はしておりますが、当時はバブルの全盛期で東京一極集中が非難された時期でした。その後、未曽有の不況を経験する中で東京は東京独自の経済再生策を都民の血税で行って、やっと回復の芽が見えてきたところで「都の法人税額が上がっているのでそれを地方に分散させる為本社と支社を1:1に考える」というとんでもない案でしたが、都市部の皆さんの発言で少しは寄り戻しが出来ました。それでも都へは600億以上の影響額で石原知事の怒った顔が目に浮かびます。
「東京は唯一の不交付団体にも関わらず、首都警察として政府要人や外国大使館、国会周辺の警備をやっている」「新潟中越地震で活躍したハイパーレスキュー隊は都の独自組織で東京消防庁だ」と日本の長男として国の支援を受けずに頑張っている東京の特殊事情を訴えたのですが、なにせ多勢に無勢でかないません。最後は「総務省の東京対地方の対立構図に先生方は騙されないでくれ!」と叫んだのですが、終始押されっぱなしでした。東京が外から見るほど豊かさを感じる生活が出来ない事は、議員宿舎に住む地方の先生方は本当は知っているはず・・・。
幸いにして同期が4名おりますので時間をかけて東京の苦労を地方の仲間の皆さんへも諦めず訴えて行こうと慰め合いました。無力感と歯がゆさを感じた1週間でした。
又、法人税の分括基準の見直し案は東京狙い撃ちの総務省案で確かに前回の見直しから16年経過はしておりますが、当時はバブルの全盛期で東京一極集中が非難された時期でした。その後、未曽有の不況を経験する中で東京は東京独自の経済再生策を都民の血税で行って、やっと回復の芽が見えてきたところで「都の法人税額が上がっているのでそれを地方に分散させる為本社と支社を1:1に考える」というとんでもない案でしたが、都市部の皆さんの発言で少しは寄り戻しが出来ました。それでも都へは600億以上の影響額で石原知事の怒った顔が目に浮かびます。
「東京は唯一の不交付団体にも関わらず、首都警察として政府要人や外国大使館、国会周辺の警備をやっている」「新潟中越地震で活躍したハイパーレスキュー隊は都の独自組織で東京消防庁だ」と日本の長男として国の支援を受けずに頑張っている東京の特殊事情を訴えたのですが、なにせ多勢に無勢でかないません。最後は「総務省の東京対地方の対立構図に先生方は騙されないでくれ!」と叫んだのですが、終始押されっぱなしでした。東京が外から見るほど豊かさを感じる生活が出来ない事は、議員宿舎に住む地方の先生方は本当は知っているはず・・・。
幸いにして同期が4名おりますので時間をかけて東京の苦労を地方の仲間の皆さんへも諦めず訴えて行こうと慰め合いました。無力感と歯がゆさを感じた1週間でした。
hagiuda1 at 19:48|Permalink│
2004年12月04日
■第161回臨時国会を終えて
第二次小泉改造内閣発足後、初めてとなる第161回臨時国会が、53日間の会期を終え、本日閉会しました。短い会期であったが、児童福祉法、育児介護休業法などの少子化対策関連法や、司法制度改革関連法など国民生活に密接な重要案件33件を成立させる事が出来ました。
野党は日歯連の闇献金事件から「政治と金」や「イラク問題」を全面に取り上げましたが迫力に欠け、逆に与党から先に寄付を銀行振込にする政治資金規正法が、提出される始末。「対案を準備中」と称して法案の付託を遅らせ、法案審査を遅延させる手段を講じましたが、結局時間切れで会期末にパフォーマンスで延長要求するいつも通りのストーリーでした。
ただ改めて現場に立って恐怖を感じますのはマスコミの報道の在り方で、ニュースを見る限りでは会期中の体たらくは報道されないで、「大事な案件があるので延長しよう」と言う野党要求も、与党が聞く耳を持たず数で押し切ったような印象を与えている事です。
もう一方極めて重大な問題として先の国会で自民・民主・公明三党で合意した社会保障制度の全般的な見直しについて民主党が年金の議論に参加せず、再三の要請にも関わらず未だに約束を反故にしている事ですが、これもあまり報道されません。
国民の皆様に真偽を見極めていただく事の難しさを感じました。
特に今国会中は、数多くの台風や豪雨被害、加えて新潟県中越地震にイラク人質事件や中国原潜の領海侵犯等、与野党問わず一致協力して対応しなくてはならない国内外の問題が発生したのにも関わらず、その都度「政争の具」にする野党の対応は、いささか国益を無視した行動と思えます。そういう点は都議会等地方議会の方が紳士的で成熟した政治が行われていると思います。
尚、やっと「拉致問題特別委員会」が衆議院に設置をされ議論が始りました。私は所管委員会が多く、委員には選ばれませんでしたが政府認定10名だけでは無く特定失踪者の中に100名を超える拉致濃厚疑害者がいる事も含めて議論を見守って参りたいと存じます。
野党は日歯連の闇献金事件から「政治と金」や「イラク問題」を全面に取り上げましたが迫力に欠け、逆に与党から先に寄付を銀行振込にする政治資金規正法が、提出される始末。「対案を準備中」と称して法案の付託を遅らせ、法案審査を遅延させる手段を講じましたが、結局時間切れで会期末にパフォーマンスで延長要求するいつも通りのストーリーでした。
ただ改めて現場に立って恐怖を感じますのはマスコミの報道の在り方で、ニュースを見る限りでは会期中の体たらくは報道されないで、「大事な案件があるので延長しよう」と言う野党要求も、与党が聞く耳を持たず数で押し切ったような印象を与えている事です。
もう一方極めて重大な問題として先の国会で自民・民主・公明三党で合意した社会保障制度の全般的な見直しについて民主党が年金の議論に参加せず、再三の要請にも関わらず未だに約束を反故にしている事ですが、これもあまり報道されません。
国民の皆様に真偽を見極めていただく事の難しさを感じました。
特に今国会中は、数多くの台風や豪雨被害、加えて新潟県中越地震にイラク人質事件や中国原潜の領海侵犯等、与野党問わず一致協力して対応しなくてはならない国内外の問題が発生したのにも関わらず、その都度「政争の具」にする野党の対応は、いささか国益を無視した行動と思えます。そういう点は都議会等地方議会の方が紳士的で成熟した政治が行われていると思います。
尚、やっと「拉致問題特別委員会」が衆議院に設置をされ議論が始りました。私は所管委員会が多く、委員には選ばれませんでしたが政府認定10名だけでは無く特定失踪者の中に100名を超える拉致濃厚疑害者がいる事も含めて議論を見守って参りたいと存じます。
hagiuda1 at 11:23|Permalink│