2006年05月
2006年05月27日
■女性部の皆さんと金沢へ
後援会女性部の皆様と新緑の金沢を訪ねた。初めての一泊旅行で女性部主催という事もあり車中では原則お酒も出さない堅い会でしたが400名を超える女性パワーで大いに盛り上がった。
事の発端は私の初当選のお礼に秋間部長以下幹部が森会長を訪問した際、
「毎月積み立てして石川県にいらっしゃいよ、バスで八王子を出れば金沢で昼食が出来るでしょう。」と気軽に提案された一言に始まる。
この時から旅行会は場所の検討なく石川県と言う事になったが、いよいよ実施するとなるとかなり遠い。それでも小林実行委員長始め皆さんが細かく準備をいただき楽しい中身となった事に感謝したい。
言いだしっぺの森会長はお昼の会場手配や料理の中身、駐車場の場所までも心配をしてくれた。すべての日程をコンクリートしてしまうと多忙な森会長に会えなくなってしまうと思い、宿以外はアバウトな日程をお伝えし、「どこかで挨拶をしてくださいますか？」と相談したのだが、数日後、会議終了後に「萩生田君、ちょっと」と呼び止められ机に行くと、いくつかの料理屋さんとのFAXでのやりとりのペーパーが何枚もあり、「この人数で君のところの予算だと中々良い処がないんだが、やっと決まったぞ！」と紙を渡された。刺身の内容を若干変えて料金を押さえたそうだ。そこまでお願いしたつもりは全くなかったが恐縮しながら只々感謝して
「では会長、その会場に来ていただけるんですね？」と尋ねると
「いや、俺は夜の宴会に行く。君の大事な女性部の皆さんが金沢に来るのに、昼にちょっと顔出しというわけにいかんだろう！」と叱られる始末。
森会長もいつのまにか実行委員に加わっていた！？
それを証明するように宴席では皆さんの席を廻り酒をつぎ交わしていただいた。
「大事な仕事を任せる為にも萩生田が八王子に戻らなくても大丈夫にしてください。」会長のいつものお願いに頭が下がる。
「福田か安倍か、一時間位話をしましょうか？」
会場のどよめきが止まらない。
「と思ったが、今日は萩生田君を囲んで加賀の料理を楽しんでください。」
総裁選がらみで院政を引こうとする古い政治家のイメージが報道される毎日だが、そんな気持ちはひとかけらも無く次代の政治家を育てる会長の思いが女性部の皆さんに伝わった一夜だった。
事の発端は私の初当選のお礼に秋間部長以下幹部が森会長を訪問した際、
「毎月積み立てして石川県にいらっしゃいよ、バスで八王子を出れば金沢で昼食が出来るでしょう。」と気軽に提案された一言に始まる。
この時から旅行会は場所の検討なく石川県と言う事になったが、いよいよ実施するとなるとかなり遠い。それでも小林実行委員長始め皆さんが細かく準備をいただき楽しい中身となった事に感謝したい。
言いだしっぺの森会長はお昼の会場手配や料理の中身、駐車場の場所までも心配をしてくれた。すべての日程をコンクリートしてしまうと多忙な森会長に会えなくなってしまうと思い、宿以外はアバウトな日程をお伝えし、「どこかで挨拶をしてくださいますか？」と相談したのだが、数日後、会議終了後に「萩生田君、ちょっと」と呼び止められ机に行くと、いくつかの料理屋さんとのFAXでのやりとりのペーパーが何枚もあり、「この人数で君のところの予算だと中々良い処がないんだが、やっと決まったぞ！」と紙を渡された。刺身の内容を若干変えて料金を押さえたそうだ。そこまでお願いしたつもりは全くなかったが恐縮しながら只々感謝して
「では会長、その会場に来ていただけるんですね？」と尋ねると
「いや、俺は夜の宴会に行く。君の大事な女性部の皆さんが金沢に来るのに、昼にちょっと顔出しというわけにいかんだろう！」と叱られる始末。
森会長もいつのまにか実行委員に加わっていた！？
それを証明するように宴席では皆さんの席を廻り酒をつぎ交わしていただいた。
「大事な仕事を任せる為にも萩生田が八王子に戻らなくても大丈夫にしてください。」会長のいつものお願いに頭が下がる。
「福田か安倍か、一時間位話をしましょうか？」
会場のどよめきが止まらない。
「と思ったが、今日は萩生田君を囲んで加賀の料理を楽しんでください。」
総裁選がらみで院政を引こうとする古い政治家のイメージが報道される毎日だが、そんな気持ちはひとかけらも無く次代の政治家を育てる会長の思いが女性部の皆さんに伝わった一夜だった。
hagiuda1 at 08:58｜Permalink│
2006年05月20日
■「元気なモノ作り企業」に八王子から
経済産業省が刊行した「明日の日本を支える元気なモノ作り企業300社」に八王子市から２社が選ばれ、省のロビーでの展示会にブースの出展がなされ訪問した。
�螢┘螢�ニクス（左入町）はナノテク（１ｍｍの１／１０億の単位）を活用した超高精度電子ビーム描画装置を作っている会社で科学や医療の分野での幅広い活用がなされている。私も会社に訪問して詳しい説明を受けたことがあるが、簡単に言うと米粒に日本地図を描く事のできるような技術でただただ驚く。
もう１社、�螢札�コーポレーション（明神町）は元々金型製造業ですが特殊な技術で、プレイステーションのコントローラーを始めとするゲーム機等製造で海外にも進出しており、昨年は上海でお世話になった。
いずれもたゆまぬ創意工夫と勤勉な取組みによって、世界に誇れる地元中小企業のエースとなった会社で、織物の街からモノづくりに取り組んできた我街のＤＮＡの継承者でもある。又、その背景には商工会議所や２１大学の研究機関との連携をはじめとする「産官学」の取り組みの成果も見えはじめ、昨年駅前に開設した「地域産業コンソーシアム」等も政治を含めた八王子再生策の一つの評価だと勇気が湧いた。
一つ心配なのは政府系金融機関の統合策の一つとして商工中金の完全民営化という方向が示されている事。民間の金融機関では中々読み取りをしてもらえない研究開発の浮き沈みを細かく目利きをさせ中小企業の支援をしてきた商工中金の役割は他の都市銀行等とは大きく異なる。政府は「その性格は維持する」と説明を繰り返すが、完全民営化をすればやがてその体質は変化をし、役割を果たせなくなるのではと危惧する。
決算書等、書面だけでは評価しきれない中小企業のがんばりを応援できる政策をしっかり構築できるよう努力をしたいし、八王子ならではの産業振興を国・都・市の連携で更に加速したい。
�螢┘螢�ニクス（左入町）はナノテク（１ｍｍの１／１０億の単位）を活用した超高精度電子ビーム描画装置を作っている会社で科学や医療の分野での幅広い活用がなされている。私も会社に訪問して詳しい説明を受けたことがあるが、簡単に言うと米粒に日本地図を描く事のできるような技術でただただ驚く。
もう１社、�螢札�コーポレーション（明神町）は元々金型製造業ですが特殊な技術で、プレイステーションのコントローラーを始めとするゲーム機等製造で海外にも進出しており、昨年は上海でお世話になった。
いずれもたゆまぬ創意工夫と勤勉な取組みによって、世界に誇れる地元中小企業のエースとなった会社で、織物の街からモノづくりに取り組んできた我街のＤＮＡの継承者でもある。又、その背景には商工会議所や２１大学の研究機関との連携をはじめとする「産官学」の取り組みの成果も見えはじめ、昨年駅前に開設した「地域産業コンソーシアム」等も政治を含めた八王子再生策の一つの評価だと勇気が湧いた。
一つ心配なのは政府系金融機関の統合策の一つとして商工中金の完全民営化という方向が示されている事。民間の金融機関では中々読み取りをしてもらえない研究開発の浮き沈みを細かく目利きをさせ中小企業の支援をしてきた商工中金の役割は他の都市銀行等とは大きく異なる。政府は「その性格は維持する」と説明を繰り返すが、完全民営化をすればやがてその体質は変化をし、役割を果たせなくなるのではと危惧する。
決算書等、書面だけでは評価しきれない中小企業のがんばりを応援できる政策をしっかり構築できるよう努力をしたいし、八王子ならではの産業振興を国・都・市の連携で更に加速したい。
hagiuda1 at 11:36｜Permalink│
2006年05月13日
■「昭和のこどもたち」
大型連休も終わり永田町にも雑踏が戻ってきた。今年は外遊日程はあえて控えて地元の行事等に参加した。昨年は破格の待遇で安倍幹事長代理（当時）と共にホワイトハウスやペンタゴン、国連を訪問したが、今年は総理がアフリカ等へ外遊中で官房長官は留守を守らねばならず東京を離れられない状況なので私も仲間の皆さんとできるだけ永田町にいる事にした。長官も意気に感じて？半ばでは気がおけない夫婦数組でマスコミに見つからないよう集まり、楽しく食事会を開いてくれた。
私は明年施行の「昭和の日」の準備で改めて武蔵陵に参拝したり、立川の昭和記念公園で行なわれている特別展、「昭和のこどもたち」という人形展にお邪魔した。作者の石井美千子さんは元八王子市民で15年ほど前からこの人形づくりに取り組み全国の博物館、文化施設を巡回し各地で好評を博している。ご本人から私の活動を知って直接ご招待を受け喜んでお伺いしたが、作品が作品なので石井先生を年配の方だと思い込み、お会いをしたら50代のお若い方だったのでビックリした。
作品は昭和30年代のこども達が家の仕事を手伝ったり、学校帰りに道草したりといった普通のシーンを表情豊かに（詳しくは石井先生ＨＰ 参照）モチーフにしたもので思わず「いたいた！」と声を出してしまう素晴らしいものばかりだ。豊かさと引きかえに失ったこどもらしさが伺え強烈なメッセージを発していると思う。石井先生も八王子市の取り組みに期待を寄せていただき協力を約束してくれた。出来る事なら高尾周辺に常設展を行なうスペースを確保したいと市と相談を始めた。
ここは昭和の本家、八王子の意地と知恵の出しどころだ！
私は明年施行の「昭和の日」の準備で改めて武蔵陵に参拝したり、立川の昭和記念公園で行なわれている特別展、「昭和のこどもたち」という人形展にお邪魔した。作者の石井美千子さんは元八王子市民で15年ほど前からこの人形づくりに取り組み全国の博物館、文化施設を巡回し各地で好評を博している。ご本人から私の活動を知って直接ご招待を受け喜んでお伺いしたが、作品が作品なので石井先生を年配の方だと思い込み、お会いをしたら50代のお若い方だったのでビックリした。
作品は昭和30年代のこども達が家の仕事を手伝ったり、学校帰りに道草したりといった普通のシーンを表情豊かに（詳しくは石井先生ＨＰ 参照）モチーフにしたもので思わず「いたいた！」と声を出してしまう素晴らしいものばかりだ。豊かさと引きかえに失ったこどもらしさが伺え強烈なメッセージを発していると思う。石井先生も八王子市の取り組みに期待を寄せていただき協力を約束してくれた。出来る事なら高尾周辺に常設展を行なうスペースを確保したいと市と相談を始めた。ここは昭和の本家、八王子の意地と知恵の出しどころだ！
hagiuda1 at 09:01｜Permalink│
