2008年11月
2008年11月28日
■やっぱり延長国会
国会は金融安定化法、インド洋での給油活動を延長する為のテロ特別措置法の成立を目指し、まずは来月25日までの会期延長となった。
参議院での野党の引き延ばしを考えると衆議院通過と60日のみなし否決を見込まざるを得ず、もう一度1月5日までの再延長をして二年連続の越年国会になる可能性も大だ。
ねじれ国会のつけが間違いなく国民生活に負の影響を与えているが、マスコミは審議拒否はニュースにせず、朝から晩まで政府批判だけが繰り返される事に、宿命とは理解しつつ残念な思いを感じる。そこに輪をかけて失言でネタを与える総理にも困ったものだ。
さて、一連の小沢代表のアリバイ作りに胡散臭さを感じる人もいるだろうが、国会ルールをご存じない皆さんには、みのもんたの「なぜすぐ景気対策の為の第二次補正を審議しないのか?」の方が頷けるのもやむを得ない。私は国会ルールを承知した上で、廃案のリスクを抱えてでも審議に付すべきだと「速やかな政策実現を求める有志議員の会」を24名で結成し、第二次補正予算等の早期国会提出を官房長官へ申し入れをした。
無責任で目立ちたいだけと揶揄する先輩もいたし、渡辺前行革相のように倒閣モードの人も中にはいたが、割と優等生の私が入っていた事で様々な憶測を呼んだ。私が官邸へ伝えたかったのは、何故提出できないかを国民の前に明らかにする、説明責任を果たすべきという思いからで、幸い説明のきっかけにもなったと思う。なぜ提出できないかを簡単に言えば衆議院は通過しても参議院の審議拒否が続き、継続審査となり次の通常国会で否決されれば衆議院へ戻しての2/3採決ができなく廃案になる事は確実だからである。昨年もガソリン税を巡って「まさか民主党もそこまで国民生活を混乱させる事はないだろう」という衆参の議長斡旋も反故にした苦い経験を考えれば、総理の判断は理解していただけるだろう。
それに反して要望書を提出したのだから様々なお叱りもやむを得ないが、ここは丁寧な説明のきっかけを作ったことに意味があったと信じたい。
12月は来年度の税制、21年度予算と国会があってもなくても最も忙しい1ヵ月となる。
昨年、内閣部会長代理として提案した3世代同居減税が党税調に提案された。同居だけでなく近居という概念を入れ子育て世代、あるいは新たに同居をする為の家の改修等にも優遇措置を加えた。残念ながら自分は政府の一員で発言できない為、何とか認めてもらえるよう、仲間への協力要請にかけまわっている。腰を落ち着けて先ずは年末まで頑張るだけだ。
参議院での野党の引き延ばしを考えると衆議院通過と60日のみなし否決を見込まざるを得ず、もう一度1月5日までの再延長をして二年連続の越年国会になる可能性も大だ。
ねじれ国会のつけが間違いなく国民生活に負の影響を与えているが、マスコミは審議拒否はニュースにせず、朝から晩まで政府批判だけが繰り返される事に、宿命とは理解しつつ残念な思いを感じる。そこに輪をかけて失言でネタを与える総理にも困ったものだ。
さて、一連の小沢代表のアリバイ作りに胡散臭さを感じる人もいるだろうが、国会ルールをご存じない皆さんには、みのもんたの「なぜすぐ景気対策の為の第二次補正を審議しないのか?」の方が頷けるのもやむを得ない。私は国会ルールを承知した上で、廃案のリスクを抱えてでも審議に付すべきだと「速やかな政策実現を求める有志議員の会」を24名で結成し、第二次補正予算等の早期国会提出を官房長官へ申し入れをした。
無責任で目立ちたいだけと揶揄する先輩もいたし、渡辺前行革相のように倒閣モードの人も中にはいたが、割と優等生の私が入っていた事で様々な憶測を呼んだ。私が官邸へ伝えたかったのは、何故提出できないかを国民の前に明らかにする、説明責任を果たすべきという思いからで、幸い説明のきっかけにもなったと思う。なぜ提出できないかを簡単に言えば衆議院は通過しても参議院の審議拒否が続き、継続審査となり次の通常国会で否決されれば衆議院へ戻しての2/3採決ができなく廃案になる事は確実だからである。昨年もガソリン税を巡って「まさか民主党もそこまで国民生活を混乱させる事はないだろう」という衆参の議長斡旋も反故にした苦い経験を考えれば、総理の判断は理解していただけるだろう。
それに反して要望書を提出したのだから様々なお叱りもやむを得ないが、ここは丁寧な説明のきっかけを作ったことに意味があったと信じたい。
12月は来年度の税制、21年度予算と国会があってもなくても最も忙しい1ヵ月となる。
昨年、内閣部会長代理として提案した3世代同居減税が党税調に提案された。同居だけでなく近居という概念を入れ子育て世代、あるいは新たに同居をする為の家の改修等にも優遇措置を加えた。残念ながら自分は政府の一員で発言できない為、何とか認めてもらえるよう、仲間への協力要請にかけまわっている。腰を落ち着けて先ずは年末まで頑張るだけだ。
hagiuda1 at 22:38|Permalink│
2008年11月21日
■鍛錬
母校、早稲田実業の同窓会総会があり、卒業50年目にあたる王貞治監督が記念講演をされた。ちょうど前の週には同じく同窓の小室哲哉氏が詐欺容疑で逮捕されるというショッキングな事件もあり、連日マスコミの取材に学校側も困惑していた最中の開催で、在校生にも明るいアピールの機会になった。
会場は小室哲哉記念ホールという、創立100周年を機に新宿から国分寺へ移転をした時、全盛期だった小室さんの寄付を基に建てた近代的なホールだ。私学では、成功したOBの名を冠にする施設や大会は珍しくないが、「世界の王」と「世界の小室」を二枚看板にパンフレット等を作ってきた学校関係者からは早速名称変更の話題が出た。
席上私は「犯した罪は許せない事だが、本人も素直に認め、反省をしている。実刑は免れないが、全ての償いを終えた時、傷だらけになっても帰れるのが家庭であり、せめてこの学校ではないか? 音楽の臨時講師でもいいからここを再出発の場所にしてほしい」と訴え、先輩方も賛同してくれた。
私と小室さんは直接の接点はないが、クラスも担任も3年間変わらない当時、同じ小堺先生にお世話になった。既に他界をされたが、先生にとって小室さんの学年の次の教え子が私達になる。そんな関係もあり、小室さんの府中の自宅へわざわざ選挙の応援を頼んでくれた事もあった。時代の寵児と持て囃され、一時は世界からも注目をされたが、同氏がこのような失敗を犯した事は残念でならない。後輩達にはこのホールの名を残す事で栄枯盛衰を知ってほしいし、小室先輩には挫けず再チャレンジ出来る事を示してほしいと願う。
さて、王さんは今季限りでユニホームを脱ぐ開放感か母校での安心感か、いつもとは違う口調で笑いも絶えない楽しいお話をしていただいた。高校時代の裏話、新人時代の苦労、V9黄金期、監督として初めて東京を離れ福岡へ着任した想い、WBCでの優勝等々自らの体験に基づいたお話は実に説得力があり、頷くばかりだった。これだけの人でも常に鍛錬を心がけ、錬は努力すればできるが、鍛が大事だとご指導いただいた。
「前回は良かったけど次が心配だな。少し自由になったんで応援するよ」とありがたくも激励をいただき、ご一緒に校歌を歌って近々立川の焼鳥屋での再会を誓った。
先輩に負けないよう政治の道で鍛錬に励む。

会場は小室哲哉記念ホールという、創立100周年を機に新宿から国分寺へ移転をした時、全盛期だった小室さんの寄付を基に建てた近代的なホールだ。私学では、成功したOBの名を冠にする施設や大会は珍しくないが、「世界の王」と「世界の小室」を二枚看板にパンフレット等を作ってきた学校関係者からは早速名称変更の話題が出た。
席上私は「犯した罪は許せない事だが、本人も素直に認め、反省をしている。実刑は免れないが、全ての償いを終えた時、傷だらけになっても帰れるのが家庭であり、せめてこの学校ではないか? 音楽の臨時講師でもいいからここを再出発の場所にしてほしい」と訴え、先輩方も賛同してくれた。
私と小室さんは直接の接点はないが、クラスも担任も3年間変わらない当時、同じ小堺先生にお世話になった。既に他界をされたが、先生にとって小室さんの学年の次の教え子が私達になる。そんな関係もあり、小室さんの府中の自宅へわざわざ選挙の応援を頼んでくれた事もあった。時代の寵児と持て囃され、一時は世界からも注目をされたが、同氏がこのような失敗を犯した事は残念でならない。後輩達にはこのホールの名を残す事で栄枯盛衰を知ってほしいし、小室先輩には挫けず再チャレンジ出来る事を示してほしいと願う。
さて、王さんは今季限りでユニホームを脱ぐ開放感か母校での安心感か、いつもとは違う口調で笑いも絶えない楽しいお話をしていただいた。高校時代の裏話、新人時代の苦労、V9黄金期、監督として初めて東京を離れ福岡へ着任した想い、WBCでの優勝等々自らの体験に基づいたお話は実に説得力があり、頷くばかりだった。これだけの人でも常に鍛錬を心がけ、錬は努力すればできるが、鍛が大事だとご指導いただいた。
「前回は良かったけど次が心配だな。少し自由になったんで応援するよ」とありがたくも激励をいただき、ご一緒に校歌を歌って近々立川の焼鳥屋での再会を誓った。
先輩に負けないよう政治の道で鍛錬に励む。
hagiuda1 at 17:32|Permalink│
2008年11月14日
■拉致を許さない!
八王子陵東ライオンズクラブの皆さんが主催する講演会が催され、拉致被害者横田めぐみさんのご両親、横田滋さん、早紀江さんに八王子市へお出かけいただいた。講演に先立ち横田さんご夫妻も京王八王子駅前に出向き、多くの市民に署名活動にご協力いただいた。
会場は市立5中の体育館。主催者側は他の会場が借りられず駅からの至近の中学校を借りたそうだが、めぐみさんが拉致をされたのは昭和52年11月15日、中学1年生の時であり体育館でのバトミントン部活の帰り道だった事を承知している私は、複雑な思いで開会前の控室で横田さんに事情を説明した。お母さんは「大丈夫ですよ、中学校でやった事も度々ありましたよね」「来週立川で中学生に講演するんですよ」とご夫妻で顔を見合わせ微笑んでくれたが、制服姿の生徒が往来する中、寒い体育館での講演はご夫妻にとっても来場者にとってもこの事件の忌まわしさを感じていただくのに充分すぎる会場だったかも知れない。会長と旧知の私は「折角の機会を政治的に誤解されない方がいいのでは」と辞退をしたが、来賓代表の挨拶を求められ自分自身の無力さを反省しながら横田さんご夫妻にお詫びを込めて挨拶に立った。
国政に参画して5年間、この問題には党の拉致特命委員会、超党派の議連、又、自ら仲間と立ち上げた日朝国交正常化を慎重に求め行動する議連等、機会ある事に活動してきたのは人後に落ちない。2005年訪米時にはライス国務長官、ヒル次官補とも直接意見交換をし、2006年IPUジュネーブ総会では拉致問題を人権問題として緊急上程し、北朝鮮代表側とも直接激論を交わし採択を勝ち取った事もあった。元々市議会の頃この問題に関わったきっかけである、八王子市緑町に住んでいた中大生、蓮池薫さん他5名の帰国は叶ったが、めぐみさん始め政府認定の12名、特定失踪者を含めると100名以上になる日本人の被害者の帰国は一歩も進まない状態に忸怩たる思いがある。協力する議員も固定化し、中には「十数人の為に国益を損なっていいのか」という非常識な議員も数多くいる事は残念でならない。
私は、来場者の皆さんに「今日の講演を一過性のものにしないで粘り強く後押ししてほしい」「寒い体育館だが、中学校の帰り道に拉致されためぐみさんの事を我が事に感じてほしい」と自分自身に言い聞かせる様に訴えた。
早紀江さんも「私もそちら側に座っていたかも知れない。誰にでも起こった事なんです」「全ての政治家に自分の娘の事だと思って取り組んでほしい」と講演をしめられた。
涙で横田さんの顔をしっかりと見られなかったが、初心に帰ってこの問題の解決に微力を尽くす事を誓った。明日15日にはめぐみさんが拉致をされて31年になる。
会長にお願いし、早目に来場いただいた皆さんに政府で作った啓発アニメ映画「めぐみ」を観ていただいた。講演の中でも誕生日にお父さんに「くし」を送った話が出てきたが、映画の中でもそのシーンがあり観ていただいた方々からは講演が良く解ったと好評を得た。当方の事務所、又、TSUTAYAにも無料貸出しDVDがあるが、無料でダウンロードもできるようにしてあるのでまだの方に是非一度観ていただきたい。
(http://www.rachi.go.jp/ 25分)

会場は市立5中の体育館。主催者側は他の会場が借りられず駅からの至近の中学校を借りたそうだが、めぐみさんが拉致をされたのは昭和52年11月15日、中学1年生の時であり体育館でのバトミントン部活の帰り道だった事を承知している私は、複雑な思いで開会前の控室で横田さんに事情を説明した。お母さんは「大丈夫ですよ、中学校でやった事も度々ありましたよね」「来週立川で中学生に講演するんですよ」とご夫妻で顔を見合わせ微笑んでくれたが、制服姿の生徒が往来する中、寒い体育館での講演はご夫妻にとっても来場者にとってもこの事件の忌まわしさを感じていただくのに充分すぎる会場だったかも知れない。会長と旧知の私は「折角の機会を政治的に誤解されない方がいいのでは」と辞退をしたが、来賓代表の挨拶を求められ自分自身の無力さを反省しながら横田さんご夫妻にお詫びを込めて挨拶に立った。
国政に参画して5年間、この問題には党の拉致特命委員会、超党派の議連、又、自ら仲間と立ち上げた日朝国交正常化を慎重に求め行動する議連等、機会ある事に活動してきたのは人後に落ちない。2005年訪米時にはライス国務長官、ヒル次官補とも直接意見交換をし、2006年IPUジュネーブ総会では拉致問題を人権問題として緊急上程し、北朝鮮代表側とも直接激論を交わし採択を勝ち取った事もあった。元々市議会の頃この問題に関わったきっかけである、八王子市緑町に住んでいた中大生、蓮池薫さん他5名の帰国は叶ったが、めぐみさん始め政府認定の12名、特定失踪者を含めると100名以上になる日本人の被害者の帰国は一歩も進まない状態に忸怩たる思いがある。協力する議員も固定化し、中には「十数人の為に国益を損なっていいのか」という非常識な議員も数多くいる事は残念でならない。
私は、来場者の皆さんに「今日の講演を一過性のものにしないで粘り強く後押ししてほしい」「寒い体育館だが、中学校の帰り道に拉致されためぐみさんの事を我が事に感じてほしい」と自分自身に言い聞かせる様に訴えた。
早紀江さんも「私もそちら側に座っていたかも知れない。誰にでも起こった事なんです」「全ての政治家に自分の娘の事だと思って取り組んでほしい」と講演をしめられた。
涙で横田さんの顔をしっかりと見られなかったが、初心に帰ってこの問題の解決に微力を尽くす事を誓った。明日15日にはめぐみさんが拉致をされて31年になる。
会長にお願いし、早目に来場いただいた皆さんに政府で作った啓発アニメ映画「めぐみ」を観ていただいた。講演の中でも誕生日にお父さんに「くし」を送った話が出てきたが、映画の中でもそのシーンがあり観ていただいた方々からは講演が良く解ったと好評を得た。当方の事務所、又、TSUTAYAにも無料貸出しDVDがあるが、無料でダウンロードもできるようにしてあるのでまだの方に是非一度観ていただきたい。
(http://www.rachi.go.jp/ 25分)
hagiuda1 at 17:09|Permalink│
2008年11月07日
■47歳、黒人大統領誕生
当初の予想を遥かに上回る地滑り的勝利で、バラク・オバマ上院議員が第44代次期米大統領就任を決めた。米国史上初の黒人大統領の誕生で、根強い人種の壁に風穴を空け旋風を巻き起こしたオバマ氏は、上院一期目の47歳。喫緊の課題である金融危機の打開、我国の数倍の対応が求められる安全保障等その前途は決して楽ではないが、経験不足より未知の可能性に賭ける米国民の勇気に敬意を表すると共に、立場は天地の隔たりはあるが、次の日米関係を構築する同世代の政治家として心からのエールを送りたい。
一方、私自身の関わる課題でも幾つかの点で再考が求められる。北朝鮮外交では拉致問題が置き去りにされたままテロ指定国家の解除がなされたブッシュ政権以上に甘い対応が危惧されるし、大統領の出身地であるシカゴがこれを機に治安対策に乗り出し、オバマ氏が招致に本気になれば2016年オリンピックレースで再び優位に立たれる心配も出てきた。折角、ターミナルの場所の話し合いまで進んできた横田基地の軍民共同化もブッシュ−小泉トップ同士の外交メニューだっただけに、仕切り直しのリスクも否定できない。政権が代っても安全保障や外交は大きく変わらない米国だからこそ、向こうにとって大きくない問題は変わる事もある。来年の就任に向け、我方も戦略の見直しが求められる。
さて、今日は文科省に国内ノーベル賞受賞者をお招きして第1回基礎科学力強化懇談会が開かれ同席した。江崎先生、小柴先生、小林先生、田中先生、利根川先生、野依先生が出席いただき、それぞれの経験談や想いを述べられたが、ここでも米国での取り組み、研究体制や寄付文化等様々な違いを披露いただいた。全員が、米国留学というか米国流出研究経験があり、日本では研究を続けられなかっただろうという話には驚かされた。教育は二極化をしているが、学ぶ意欲のある学生にはどこまでもその環境が与えられる米国に対し、日本の窮屈さを指摘された。教育なら米国に決して負けないという励ましをいただき、どちらかと言えば我々大臣、副大臣、政務官がハッパをかけられる会となった。特に政治のリーダーシップが米国の高等教育の環境を変えた事にも興味を持たされた。
政治のリーダーシップと言えば、選挙期間を通じて命の危険と背中合わせにありながら国家の理念を訴え続けたオバマ氏の覚悟にも学ぶ事は多い。
一方、私自身の関わる課題でも幾つかの点で再考が求められる。北朝鮮外交では拉致問題が置き去りにされたままテロ指定国家の解除がなされたブッシュ政権以上に甘い対応が危惧されるし、大統領の出身地であるシカゴがこれを機に治安対策に乗り出し、オバマ氏が招致に本気になれば2016年オリンピックレースで再び優位に立たれる心配も出てきた。折角、ターミナルの場所の話し合いまで進んできた横田基地の軍民共同化もブッシュ−小泉トップ同士の外交メニューだっただけに、仕切り直しのリスクも否定できない。政権が代っても安全保障や外交は大きく変わらない米国だからこそ、向こうにとって大きくない問題は変わる事もある。来年の就任に向け、我方も戦略の見直しが求められる。
政治のリーダーシップと言えば、選挙期間を通じて命の危険と背中合わせにありながら国家の理念を訴え続けたオバマ氏の覚悟にも学ぶ事は多い。
hagiuda1 at 22:38|Permalink│