2010年04月

2010年04月29日

■女性部パワー

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天候不順の一週間だったが幸い女性部主催の旅行会の2日間だけは雲一つない快晴。天も味方してくれた上に、長い寒さのお陰で新潟では満開の桜に遭遇でき、皆さんも大喜びだった。
旅行会といっても例年は何とか宴会に間に合うよう追いかけ翌朝バスを見送り東京に帰る日程だったが浪人のお陰で参加者の皆さんの様々な声が聞けて私にとっても充実した機会だった。なにせ500名を超える女性の団体、女将さんも色々配慮をしていただき、全ての風呂を女性用にし、男性の方には隣の旅館の風呂に行ってもらったり、食事も女性用にねり上げたメニューで評判もよく、宴会後には中庭でやぐらを組んで盆踊り大会も行い、私も太陽おどりを踊り、佐渡おけさでお開きとなった。楽しい一時をご一緒させていただき改めて戦う勇気をいただく事ができた。
地元では石森都議が主催をし、市議団の皆さんと都八王子市管内での予算と事業の説明会が行われた。私が都議となった8年前から始めた勉強会で全員が共通認識をもって街づくりにあたろうと続けている。都だけでは解決できない事、市の想いだけでは進まない隙間を埋める良い機会として過去にも実績をあげてきた。例えば今年は秋に完成する寺町の陸橋が警察協議や地元の一部反対もあり一方通行での開通が計画されている事に全員で対応する事となった。
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折角三年もかけ相互通行出来るように架け替えた橋で一方通行では意味がない。街の整備がおいてきぼりで交通量だけが増えるのではないかと危惧する、中町や三崎町の意見も理解しながら電柱の地中化や歩道の整備、時間帯による左右折の禁止等、工事主体の都任せではなく地元の我々が知恵と将来像を明確にしながら地元の皆さんにも理解を求めようとなった。市長も急きょ会合に参加し総合力で問題解決をしようと誓い合った。国政ではゴタゴタが続くが八王子ではチームワーク良い街づくりが進んでいる事を市民に伝えるためにも。
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hagiuda1 at 19:49|Permalink

2010年04月23日

■ふれあい対話

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党再生に向け全国300選挙区で実施している「ふるさと対話」が八王子市で開催され、安倍晋三元総理と共に5会場を訪問させていただいた。今までの演説会と異なり大きな会場ではなく町会会館や神社の社務所等でこちらが一方的に演説するのではなく国民の皆様からの意見や要望、時にご叱責を伺う会で、そこで出た意見や提言を聞きっぱなしにせず、党が「生声プロジェクト」に持ち込み、必要な回答をお返しし、党の体質、政策に盛り込む作業を続けている。身近なことから安全保障や国の将来まで様々な意見が出され、実に充実した会だった。元総理といえども「自身の反省はどうなんだ!」と迫る一幕もあり安倍元総理も真摯にお詫びと反省点を述べ、返って皆さんから激励も頂いた。昼を挟んだ会場では地元の女性陣が前日からとん汁とおにぎりを用意して頂き、膝を交えての意見交換に花が咲いた。こういう丁寧な会を日本中で行っていけば必ずや党の信頼回復につながると確信した。


 他方、党内のゴタゴタは未だ収まらず、残念なことに舛添氏が離党をした。舛添カレッジにも参加し本人とも「話題づくりの為に離党も新党も否定はしないが、本心は党の新生を目指しがんばろう」と直接話をしていたのに最後は挙げたこぶしを降ろせなくなり、まるでゴルフかマージャンのメンバー集めのように理念なき野合に走ってしまった。折角政策で勝負できる人なのに新党ありきは実に残念だ。前日から菅先生達と心配して本人へ連絡を入れたが未だ返信はない。明確なビジョンと自信があれば多分雄弁にその想いを語り、我々へもアプローチがあったと思うが誰にも相談していないことが後ろめたさの表れだろう。私が仲介して政党ポスターをツーショットで作った参院候補からは嘆きの電話が入り困惑している。

 しかしいくら跳ねっ返りでもこういう優秀な人材を使いこなせない執行部にも問題がある。不満をしっかり受け止め共に再生に責任を持ってもらうことを全党挙げて取り組まなくてはならないと強く思う。

 「党のゴタゴタはいつまで続くのですか?」、「こんなことで参院選に勝てるのか?」ふれあい対話でも各会場で叱責を頂いた。「勘違いをするなとお叱りを受けるかもしれませんが、私が戻って幹事長になります」と真面目に答えた。皆さんも「それなら信じる」と応えてくれた。


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hagiuda1 at 18:17|Permalink

2010年04月16日

■入学式

車のエアコンを暖房→冷房→暖房と切り換える一週間だった。その分、例年より桜は長く楽しめ、市内の小・中学校では久しぶりに桜満開の中、入学式を迎えることが出来た。

私も今年度から千葉科学大学で客員教授として教鞭を執ることとなり、慣れないガウンを着て入学式に臨んだ。薬学部と危機管理学部だけの決して大きな大学ではないが、私が属する危機管理学部は「安全で安心して暮らせる社会づくりの為に、災害・事故・環境・医療など多様な危機リスクに備え、対応できる人材づくりをする」日本で初めての学部で各方面からの期待は大きい。安全保障や行政のリスクマネージメント等、自らが行政府の一員として取り組んだ新型インフルエンザ対策のシミュレーション等の現場での実体験を基に講義をすることとなっている。私も新入生として学生達の生の声を聞いて将来の糧にしたい。

一方、国内での新年度のお祝いムードを外に中国では先月に続き、三人の日本人が処刑された。麻薬犯罪を擁護するつもりはないし、それぞれの国内法に照らした主権を尊重すべきであるが、日本の法律に比較して今回の件で死刑はあまりにも重い。しかも民主国家でない中国で本当に公正な裁判やきちんとした弁護活動が行われているかは疑問である。犯人はいずれも犯行を認めており、また同様、それ以上の犯罪歴もあることから事件そのものは事実であるだろうが運び屋である彼らを処刑してしまえば、北朝鮮や日本の背後にある組織の究明も終わってしまう。

もう一つ残念なのは犯人の一人が市内スーパーナンペイの殺人事件の何らかの事情を知っている参考人として警視庁も度々訪中をし、捜査の途上だった。もし私達が中国旅行の途中で宿泊先の部屋から身に覚えのない50g以上の麻薬が出てきたら…
日本政府は国民を守ってくれるのだろうか?麻薬犯罪の撲滅の為には運び屋を処刑するのではなく、国際社会が協力して捜査を進めることではないだろうか?
鳩山総理が議場で二十数回も発した「命を守りたい」という軽い叫びが空しく思い出される。もしこれが逆だったら今頃北京の日本大使館前は抗議デモでごった返しのことだろう。昨年暮れ、小沢幹事長に連れられ143名の国会議員が胡錦濤に写真を撮ってもらった。全員が死刑執行を止めてほしいと嘆願していたら事態は少し変わっていたかも…

いや、民主党にそれを願うことが間違っているのだろう。また一つ中国は世界に明確なメッセージを発し、またひとつ日本は世界から首を傾げられる国となった。


hagiuda1 at 02:13|Permalink

2010年04月09日

■平成の議席泥棒?

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春爛漫。満開の桜の中、各所の花見・さくら祭りにお招きをいただいた。
「民主党じゃだめだ」、「がっかりした」と批判のトーンは高いが同時に「自民党は何をやってるんだ!」、「だらしない」と党に対するご叱責もいただく。
地元で地味に努力をしても若林氏の前代未聞の代理投票や与謝野氏の離党。久しぶりに党本部で行われた落選議員を含めての意見交換会では執行部に対する厳しい意見が続出した。

 私も高校野球に倣って「谷垣監督はいくら自分が選んだメンバーとは言え打たれっぱなしの投手やエラーの多い選手は英断をもって代えるべき。これだけ敵失がありながら鳩山総理も小沢幹事長も攻め切れない。逮捕や起訴された議員誰一人、首を取れない。攻め切れずにこのままの方が参院選に有利だと姑息な戦略を考えているようなら国民に透けて見える。誰が出て来てもノックアウトするまで戦うべきだ」と訴えた。

 特に与謝野氏の離党については休日にわざわざ党本部へ出て来て慰留もせずにコメントを出さないのはおかしい。出て行く者に罵声を浴びせる事は出来ない矜持は理解するが相手は「自民党を分裂させるつもりは無い」と言っている以上何か談合と誤解されないか?特に与謝野先生は私達東京比例の代表で昨年の厳しい選挙でそれでも自民党の再生を信じて投じてくれた東京皆の票であり本来は辞職が筋だ。「体調が悪い」と都連会長も受けずに自分勝手過ぎる。雑誌やテレビに向かって言うのでは無くこういう会議で堂々と持論を言うべきだと注文を付け、ご自身は鳩山総理を「平成の脱税王」と呼んだが今や与謝野先生は「平成の議席泥棒」だと私は批判した。尊敬する政策通の先輩だが組織の一員としての連帯感や責任感、リーダーシップに欠け地元の都議、区議にも何ら相談もしていないと言うから
やっぱり変わっている。「保身では無く国を憂うなら比例の議席は東京の同志に戻して自ら参議院に出馬されたらどうか?」と石原伸晃会長が本人と会って伝えたが返事は無い。

 名誉ある無所属を貫いてきた平沼先生が政策や理念の違う与謝野氏と麻布高校の同級生と言う一点で連携するのも少し残念だが・・・。
何故か石原知事も張り切って乱入し、息子達も頭を抱えている。ある意味、あの年代の先輩達の元気さは見習わなくてはならない。
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hagiuda1 at 17:32|Permalink

2010年04月02日

■新年度

IMG_0295 若手経営者の皆さんの勉強会、リブートの会が石原伸晃さんを講師に迎え発会式を行った。選挙間近に企業へ訪問すると若い経営者が頑張っている会社や、親父の後でひかえめにしているが実はファイトある次世代経営者と接する事があり、そんな皆さんと勉強会を作ろうと相談してきた。落選してしまい暗礁に乗り上げていたところ“浪人中の方が時間があっていいじゃないですか!”と逆に励まされスタートする事となった。

 社会的にはまだまだ無名の若い皆さんだが八王子という地域プライドをしっかり持ち、それぞれ高い理想を掲げている素晴らしい仲間だ。異業種の皆さんの交流も何か街のプラスになって欲しいと願う。

 年度は変わったが沖縄の基地問題は宙に浮いたまま、「3月中に決めなくても大した問題じゃない。法的に問題ない。」では一国の総理としてあまりにも言葉が軽すぎる。そもそも3月中と繰り返し言い出したのは鳩山総理本人だ。これでは大臣達が委員会に遅れるぐらい、国家公安委員長が地震が起きても映画館でデートを続けるぐらい、郵貯の預金限度額を2000万とすることぐらい大したことないのだろう。

 党首討論で谷垣総裁は初めて、条件付退陣、そして選挙を迫った。一方連日開催されている懇談会では執行部一新を否定した。谷垣総裁は選挙で選ばれた以上責任をまっとうするのはわかるが、国会前半の無様さを見れば打てない選手は代えるのが監督の責任でもある。春の甲子園に学ぶ事もあるのではないか・・・。

 新年度、私も気持ちを入れ替え頑張りたい。
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hagiuda1 at 15:10|Permalink