2010年06月

2010年06月25日

■岡田ジャパン決勝Tへ

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W杯日本は強豪デンマークに3-1で快勝し8年ぶりに決勝トーナメントへ進んだ。3時に目覚ましをかけ、テレビで応援した甲斐があったが、日本中の寝不足が心配だ。

いよいよ参議院選挙が公示され、私もバッチは無いながら中川まさはる三多摩選対委員長として候補者と共に立川−八王子−吉祥寺と街頭に立った。表紙をすげかえた菅民主党は一時の劣勢を挽回したかの様な報道はあるが、国民の皆さんも昨年とは異なり冷静に政策に耳を傾けてくれる。私は「自民党が再び政権を担う政党に生まれ変わったと胸を張るつもりは無い。再生の途上、体質改善の途中で二重丸をいただける状況には無いが、ただ民主の単独過半数を阻止しなければ国会の暴走は止められない。東京の一議席だけは託して欲しい」と訴えた。党青年局として全国を廻った3年前とはうって変わって地味な立場だが故郷八王子、そして三多摩の皆さんと力を合わせて頑張る所存だ。

 前日の東京ルネッサンス21モーニングセミナーには早朝から多くの皆さんがご出席をいただき、元テレビ朝日政治部長、やじうまプラス等で活躍の末延吉正先生が講師を務めてくれた。朝7時の八王子は大変だが、中大の特任教授として水曜の第一限目の授業を持っている縁も助けてくれ早起きを快く引き受けていただいた。本当は私や自民党とは距離のある朝日新聞の星さんやテレ朝出身の末延さんが次々にこの朝食会の講師を務めていただくのも奇縁だが、逆に報道の在り方等マスコミの裏事情や視聴者が報道の中立性や番組の是非をしっかり判断できるメディアリテラシーの必要性をわかりやすくお話いただいた。
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 サムライジャパンも大会前は国際テストマッチの4連敗を受け予選通過は無理と報じられてきたが岡田監督の指導力と皆で肩を組み、君が代を歌う選手の連帯感、何より「諦めない」姿勢で日ごとにチーム力を高めて予想を覆した。私達も17日間、それぞれの立場でしっかり国民に訴え良い結果が出せるように頑張りたい。日の丸・君が代の法制化に反対した菅総理に日本の未来を任せる訳には行かない。
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hagiuda1 at 18:23|Permalink

2010年06月18日

■はやぶさ帰還

 小惑星探査機「はやぶさ」が7年に及ぶ任務を終え、地球へ帰還した。一時音信不通になったりエンジントラブルで軌道を外れたりと何度も諦めかけたが奇跡的にも遠隔操作で危機を脱し、大気圏突入時には自らを流星の様に輝かせながら燃え尽くしカプセルだけをオーストラリアの大地に届ける事に成功した。

 初当選直後から文科政策に取り組んだ私は党の科学技術専任部会長時代、宇宙で迷子になってしまった「はやぶさ」プロジェクトと出会い、以来機会ある事にJAXAや局の職員と対応を協議したことから特別な思いがある。最後の仕事は平成22年度予算に後継機「はやぶさ2」の開発費17億を概算要求し、麻生総理の了承を得たのだが、しかしその後の政権交代で予算は5000万円に減額、そして例の仕分け作業で更に3000万円までに削られてしまった。一朝一夕には成果を出せない科学技術費は狙い打ちにされ、子供手当てや農家の個別補償等の現金給付に回されるのをただ悔しい思いで眺めるだけだった。

 そんなときの帰還は民主党に対し「どうだ!」と叫びたくなるほどの感動を覚えた。小惑星の物質がカプセルに収められたかはやや不安はあるが、それでも3億Kmも離れたイトカワへの旅を終え最後に地球を撮影するミッションで一枚の撮影に成功しただけでも日本の科学技術を世界に発信した偉業と称えたい。

 菅内閣もさすがに反省したようで来年度には予算が復活するようだ。NECや東芝等の大企業と埼玉や大田区の町工場、日本の技術を駆使した「はやぶさ」は必ずや私達の暮らしを前進させる礎となってくれると信じている。

国会は延長無く閉会。看板のすげかえで内閣支持率は高く再び自民党の劣勢が伝えられているがここは「はやぶさ」に倣い最後まで諦める事無く逆転を目指して頑張りたい。

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hagiuda1 at 20:23|Permalink

2010年06月11日

■クリーンな政治?

菅内閣がスタートした。1年に2人目の総理が交代する異常事態だが小沢隠しが効を奏し、V字回復の支持率で与党は一転強気の構え。どうやら予算委員会や政倫審も開催は頬被りで鳩山・小沢の金の問題は闇に葬り支持率の高いうち予定通りの日程で参議院選挙に持ち込む様子だ。中堅若手を前面に押し出した人事は一定評価するが、クリーンな民主党を標榜する以上、前総理と前幹事長の問題はどこがクリーンで無かったのかを国民の前で明らかにしなければ本質は何も変わらない。

早速、蓮舫大臣や荒井大臣の事務所費問題が浮上したが、「問題ない」を繰り返すばかりでは説明責任を果たせない。荒井大臣に至っては北海道の議員でありながらわざわざ府中と言う菅総理の選挙区内に政治団体の届出をし、少女コミックや飲み代を払っていたと言うから何かの金を付け替えていたと疑われるのは当然でしかも07年の4月に北海道知事選に出馬以降は議員会館も存在せず「議員会館の人件費に使った」と言う説明は架空の事務所費にあたる。いずれにしても総理や大臣が代わり、政策の優先順位が変わるならきちんと予算委員会を開き内閣の目指す方向や変更点を明らかにした上で参議院選に臨むべきだ。


hagiuda1 at 18:05|Permalink

2010年06月04日

■広い密室

 今や日本を代表するポップスグループに成長した八王子出身ファンキーモンキーベイビーズの横浜アリーナにお招きいただいた。
サブボーカルのモン吉君の父上が市議初挑戦からの後援会幹部を務めていただいており、そのご縁でメンバーのご家族にもいつも応援をしていただいている。予てから一度、コンサートに激励に行く約束をしていたのが浪人を機に実現した。我が家では「ベストアルバムも持っていないオヤジが行くより代わってくれ」と子供達にせがまれたが「仕事だから(笑)」とはぐらかした。因みにベストは車に載っている。
 関係者席のオヤジ達はアリーナのファンにはとてもついて行けなかったがそれでもエネルギッシュなステージには大いに感動し、勇気をもらった。アンコールでは八王子観光大使の襷をかけて背中には八王子と染め抜かれた半纏姿で「太陽おどり」を熱唱し、終了後には疲れも見せずに「本当に来てくれたんですか?」と恐縮にも控室で挨拶を受けしばしの家族の会話に加えていただいた。今後、益々の活躍を期待したい。
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 今週の永田町は騒然。鳩山総理は自身の政治と金そして沖縄の基地問題の混乱の責任を取って当然の辞任をした。たった二日間、両議院総会で菅新代表を選出した上、午後には首班指名まで済ませてしまったからビックリ。副総理でありながら危険な処には近づかず余程前から準備でもしてきたんだろう。結局は小沢傀儡が続く出来レースで突然泡沫候補を立て一応選挙はしたが広い密室政治だった。これでは何も変わらず選挙用に顔をすげ変えた古い自民党政治を継承した形だ。もちろん政治空白を作らないと言う与党の責任は解るがここは8ヶ月の民主党政権の混乱を総括して国民に信を問う解散総選挙が筋だ。そしてその事は民主党が野党時代に言い続けた言葉だ。終盤国会、真に政治は「一寸先は闇」


hagiuda1 at 17:56|Permalink