2010年12月
2010年12月24日
■小沢祭り
年明けからの政局対応と市議候補のお披露目を兼ね、急遽開催した後援会代表者会議には年末の多忙期にもかかわらず、大勢の皆様にご参集いただいた。どう考えても政権末期、これからどうなるのだろう?と多くの皆様が同様に心配していただいるこの時期、私の所属する政策グループの町村信孝会長も駆け付けていただき、永田町の現状と考えられるスケジュールについてもお話を頂いた。しかし、答えは常在戦場。当面は4月の市議選に向け同志の全員当選に向け後方支援に徹しながら準備を怠りなく進めることで結束を誓い散会した。
その永田町は小沢祭り一色。予算や税制の一番大事な時に国会を閉め、一体何をやっているのだろうか?会期中に何もしないで今更政倫審もないものだが…小沢切りで政権浮揚を図ろうとする反小沢派と執行部への批判を高める親小沢派、自民党政権時代、外から見て馬鹿げた内ゲバと思っていた事を今度は自分達が行っている事には気付か無いのだろう。野党自民党はこの醜態を自らの過去の姿と照らして、二度と過ちを起こさない党に再生しなくてはならない。
この一年、支持率は回復したとは言えず、相手の失政に助けられているだけなのだから…
その永田町は小沢祭り一色。予算や税制の一番大事な時に国会を閉め、一体何をやっているのだろうか?会期中に何もしないで今更政倫審もないものだが…小沢切りで政権浮揚を図ろうとする反小沢派と執行部への批判を高める親小沢派、自民党政権時代、外から見て馬鹿げた内ゲバと思っていた事を今度は自分達が行っている事には気付か無いのだろう。野党自民党はこの醜態を自らの過去の姿と照らして、二度と過ちを起こさない党に再生しなくてはならない。
この一年、支持率は回復したとは言えず、相手の失政に助けられているだけなのだから…
hagiuda1 at 14:18|Permalink│
2010年12月17日
■国民不在の税改正
忘年会シーズンで夜な夜な宴席を廻っている。現職でなくなった事で招待されない会もあれば「こんな時だから良かったら」と新しいお誘いもあり、捨てる神あれば拾う神あり。もちろん呼ばれない会には関係が悪くなったのでは無く正式に私を招けば現職も呼ばなくてはならない組織上の事情もあり、配慮をいただいている。毎年一年の締め括りにお会いしていた皆様に会えないのは淋しいがこれも試練と乗り越えたい。
地元町会では市議初挑戦の前年から始めた忘年会が21回目を迎えた。町内の仲間の皆さんが生バンドで演奏して激励いただくのも、この会の慣例で皆さんと来年への結束を誓った。
政府では税制大網が閣議決定された。本来なら国会議員が最も忙しいこの時期に小沢前幹事長の対応をめぐる会合は活発だが与党内での税制議論は聞いた事も無い。法人税減税は国際競争力を考えれば賛成だが、雇用確保や設備投資へつなぐ政策フレームが見えず、その穴埋めには相続税控除縮小等で個人増税になる。特に東京の様に相続課税が偏在するところでは大きなダメージになり、歓迎出来ない。税は生き物であり、簡素、公平を求め続けなくてはならず、完成形は無い。だからこそ多くの国民代表である国会議員が激しい議論を積み上げながら一年ごとに作り上げる必要があり、財務省と政府税調だけでは真の国民の声は吸い上げられない。
連日、延々と続いた自民党税調が懐かしい。
地元町会では市議初挑戦の前年から始めた忘年会が21回目を迎えた。町内の仲間の皆さんが生バンドで演奏して激励いただくのも、この会の慣例で皆さんと来年への結束を誓った。
政府では税制大網が閣議決定された。本来なら国会議員が最も忙しいこの時期に小沢前幹事長の対応をめぐる会合は活発だが与党内での税制議論は聞いた事も無い。法人税減税は国際競争力を考えれば賛成だが、雇用確保や設備投資へつなぐ政策フレームが見えず、その穴埋めには相続税控除縮小等で個人増税になる。特に東京の様に相続課税が偏在するところでは大きなダメージになり、歓迎出来ない。税は生き物であり、簡素、公平を求め続けなくてはならず、完成形は無い。だからこそ多くの国民代表である国会議員が激しい議論を積み上げながら一年ごとに作り上げる必要があり、財務省と政府税調だけでは真の国民の声は吸い上げられない。
連日、延々と続いた自民党税調が懐かしい。
hagiuda1 at 16:26|Permalink│
2010年12月10日
■日本、中国に敗れる?
政府の迷走が続いている。問責決議への反省はそっちのけで衆議院での2/3再議決に向け、別れたはずの社民党との連携を模索し始めた。尖閣問題、朝鮮半島の緊張とこれほど安全保障の強化が問われている時に、日米の信頼回復以前に無謀な数合わせに走る総理の見識を疑う。「私がぶち切れないようにして」と福島党首は言ったそうだが、衆議院での6議席の為に国民がぶち切れ、友好国がぶち切れる国益の優先順位を考えてほしい。
古巣の文科省ではOECD(経済開発協力機構)の国際学力テストの結果に安堵の声が上がった。65の国と地域で15歳の男女を対象としたテスト結果は各国の取り組みの成果が顕著に表れる。在任中始めた「理科支援授業やITC環境整備が功を奏した」と担当者から報告をいただいた。驚くべきは初参加の上海が全ての分野で一位を独占したことだ。中国のことだからランダムに選ぶべき生徒を選抜したのではないかと勘繰りもするが、ここ10年、国を挙げ特に都市部では勉強もスポーツもものすごい勢いで力を入れている事は否めないし、同じく上位に香港が入っている事も無視できない。
北京の小学校を視察した時も、当たり前にパソコンや温水プールが完備されていたが、日本ではプールの水漏れも耐震補強の費用も大幅に削られてしまったり、3人で1台のパソコンを覗き込む実態だ。もちろん教員の指導力等、マンパワーも大切でいずれにしても未来への投資を怠れば成績は落ち、力を入れれば上がることは立証済みである。安全保障や教育という目に見えない政策が削減され、バラ撒きに終始する日本の政治を何としても変えなくてはあらゆる分野で中国に敗れる。ちなみにこのテストは難問を解くのではなく、習熟度や読解力を図るもので、このテストの始まった2000年当時では、日本はベスト3に入っていた。

hagiuda1 at 13:10|Permalink│
2010年12月03日
■「熟議の国会」閉会
政府提出法案37本中、成立は僅か14本。成立率37%はここ20年で最低の数字を記録し、与党は早々に国会を閉会してしまった。参院での仙石、馬淵両大臣への問責が決まった以上は正常化出来無いと野党に責任転嫁をしているがそれは本末転倒。
野党はその二人が出席しない委員会では審議に応じる助け舟を出している。これ以上店開きをしていれば、次なる失策が出てきて内閣が倒れるかもしれない危惧と来年度の予算編成や税制に自信が無く、時間が欲しいと言うのが本音だろう。
会期末には中井前国家公安委員長が議会開設120年記念式典で秋篠宮ご夫妻に「早く座れ・・・」と野次を飛ばして懲罰動議が提出されたのに対し自民党の逢沢国対委員長の携帯電話が鳴ったと懲罰動議で応酬との事。もっとも式典には全国会議員の半数が欠席したと言うから、あまりに緊張感無き国会は学級崩壊並みで、熟議の国会は何処へやら?
やっぱりここは一度、国民に信を問うしか無いだろう。
さて、先週に就工を迎えた南口再開発では今週からテナントのオープンが相次ぎ、今までに無い人の流れで賑わっている。先日はクリニック、昨日はハワイアンレストランのオープンにお招きいただいた。とかく大型資本のフランチャイズに占領されがちな駅関連ビルで地元と皆さんが頑張って店を構えている事を嬉しく思う。賑わいが一過性のものにならない様、市側にも様々な提言を続けて行きたい。
野党はその二人が出席しない委員会では審議に応じる助け舟を出している。これ以上店開きをしていれば、次なる失策が出てきて内閣が倒れるかもしれない危惧と来年度の予算編成や税制に自信が無く、時間が欲しいと言うのが本音だろう。
会期末には中井前国家公安委員長が議会開設120年記念式典で秋篠宮ご夫妻に「早く座れ・・・」と野次を飛ばして懲罰動議が提出されたのに対し自民党の逢沢国対委員長の携帯電話が鳴ったと懲罰動議で応酬との事。もっとも式典には全国会議員の半数が欠席したと言うから、あまりに緊張感無き国会は学級崩壊並みで、熟議の国会は何処へやら?
やっぱりここは一度、国民に信を問うしか無いだろう。
さて、先週に就工を迎えた南口再開発では今週からテナントのオープンが相次ぎ、今までに無い人の流れで賑わっている。先日はクリニック、昨日はハワイアンレストランのオープンにお招きいただいた。とかく大型資本のフランチャイズに占領されがちな駅関連ビルで地元と皆さんが頑張って店を構えている事を嬉しく思う。賑わいが一過性のものにならない様、市側にも様々な提言を続けて行きたい。
hagiuda1 at 15:11|Permalink│