2011年01月

2011年01月28日

■党大会

IMG_3977 アジアカップ日韓戦で日本は延長の末PKで韓国を下し、決勝進出を果たした。先制したのは韓国、前半にPKを決めたキ・ソンヨン選手がカメラに向かい、頬を膨らませ鼻の下を伸ばして顔を掻く猿の真似をしたと物議を醸している。FIFAでは人種、国籍などでの差別には厳しい罰則規定があり、韓国内でも批判を受けているようだ。キ選手は自身のツイッターで「観客席にある旭日旗を見た自分の胸には涙だけが湧き出た」とつぶやいたという。戦後ならまだしもこの時期に韓国の青年がこういう感覚を持っているとすればまさしく反日教育の成果であり残念だ。あるいはキ選手は朝日新聞でも購読していたのだろうか?

 78回の党大会前日、青年局主催「領土問題を考える」シンポジウムが党本部で行われ、落選議員で唯一パネラー依頼を受けた。東京にいる歴代青年局長で交通費がかからないからだろうが、内容は改正学習指導要領・解説書に「竹島」の文字を入れた元文科政務官という紹介でさぞ立派な先輩のように言われたが、私は解説書ではなく指導要領そのものに記述をしたかった事、そしてそれを拒んだのは他ならぬ自民党であった事をあえて主張し、党がこういう事に真正面から取り組む保守政党へ変わらなくてはならない事を訴えた。
子供の頃から「独島は韓国の領土で日本が干渉を続けている」と学ぶ韓国人と、大人になってから「竹島は島根県の一部なんだ」と気づく日本人では自ずと領土に対する意識が違う。こういった認識を変える小さな一歩だと説明した。

 会場からの領土意識を高める方策は?との質問には、日本が開発中の次世代スーパーコンピューターの機能の一つとして世界中の雲の動きや降雨量が精密に予測できる事を挙げ、「例え日本人が住んでいないとしても、歯舞も国後も竹島も尖閣諸島も毎日NHKで天気予報を放送すべきだ」と提案した。
どこまでが日本の領土かを明確にする一番の策だと思う。


hagiuda1 at 18:00|Permalink

2011年01月21日

■エイジレス

IMG_3932 2010年GDPで中国が日本を抜き、世界第2位へ躍り出た。ワシントンを訪問中の胡錦濤主席への厚遇ぶりは経済、雇用対策に苦しむオバマ政権の足元を見透かした様に航空機200機を購入する等、中国のトップセールスの見返りとも言える対応だ。首脳会談後の共同記者会見では世界のツートップとなった存在感を示す一方、人権問題では突然通訳機が壊れて質問が聞こえなくなり、得意の「途上国」との言い訳で切り抜けた。中国では都合の悪い映像やネット情報は度々遮断されるが、ホワイトハウスの中でも遠隔操作で質問を遮る通訳機を開発したとすれば技術力で日本を抜く日も近いかも?
それでも議会では議長や院内総務がレセプションを欠席するあたり自由と人権、民主主義の国としてのプライドを見せ付けた一面はさすが米国だ。

 先日、市陸連理事長も勤める松田寛次さんが国のエイジレス表彰を受け、お祝いの会にお招きをいただいた。84歳でフルマラソンを完走し、数々の入賞をしてきた実績が高く評価されての受賞で心より敬意を表したい。58歳から健康の為に始めたマラソンだが、今や国内のマスターズを代表される選手となり昨年の東京マラソンでは最年長でクローズアップされ80歳代の部で優勝を果たした。私も公私に亘りご指導をいただき、選挙の応援も精一杯していただいている。40代のこの時期、仕事が出来ない不安や苛立ちを感じるが、松田さんの頑張りを見ると勇気をいただける。「私のマラソン仲間には八王子にも日本にとっても絶対必要な男だ。といつも言っているんだ」と松田さん。

 「民主政権の表彰状じゃ満足出来ないでしょう。必ず国会へ戻っていつか私の名前でもう一度出しますから・・・。それまで現役で頑張って」と挨拶で約束した。
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hagiuda1 at 17:38|Permalink

2011年01月14日

■タイガーマスク

「タイガーマスク」の主人公「伊達直人」を名乗る慈善運動が各地で広がりをみせている。児童養護施設等にランドセルが送られた事に端を発し、矢吹丈や星飛馬、野原しんのすけからも文房具や食料、現金までもが送られている。一過性のブームかも知れないが、世知辛い世の中で恵まれない子供達への善意の輪は心暖まる話で歓迎したい。因みにマンガの中での伊達直人は自らも養護施設で育ち、虎の穴と言う悪役レスラー養成所で育てられデビューするが、ファイトマネーを施設へ送り続け、正義の味方に転じ、虎の穴を裏切り刺客を送られた謎の覆面レスラーの正体である。
翻って「菅直人」は国民との約束を裏切り、政権延命だけをむさぼる正体不明の政治家だが、やっと腰を上げ内閣を改造して国会を開く様だ。改造と言っても同じ様な人が党と政府を行ったり来たりするだけで何のけじめも付いておらず、今度は野党の党首の一本釣りで人材不足を露呈している。かつては共に仕事をした与謝野氏だが、恥も外聞も無く入閣を望む姿を見ると、もはや永田町には道義は無くなってしまったと嘆かわしく思う。小選挙区で当選したならまだしも自民比例で議席を得た事実を無視して自分だけは優秀で特別だと思い込んでいる処が恥ずかしい。「自分には時間が無い」と言うが、公では無く私が優先する日本の政治を正していかなくてはこの国の国柄までもが失われていく。与謝野氏が一昨年我党の比例当選後、書かれた「民主党が日本経済を破壊する」を自身で再読してから官邸に向かってもらいたいものだ。
自分は特別と思い込んでいるならば、せめて議員を辞めて民間人として入閣するぐらいのうぬぼれと矜持は無いものか?
益々この国の将来が不安な新年だ。


hagiuda1 at 17:25|Permalink

2011年01月07日

■押忍

平成23年も早や7日、正月から天候にも恵まれ穏やかな日が続いている。
例年通り、上野町で除夜の鐘をついて一年を締め括り、午前0時を待って市内の神社をはしごし、八幡八雲神社では空手の元旦修行の子供達に「押忍」と新年の挨拶をして一年が始まった。
 文字通り、耐え難きを耐え忍びがたきを忍びその時が来たら一気加勢に押し込んで何としても議席を取り戻す、そんな一年としたい。
 さて、新年早々民主党は国民不在の党内抗争で幕をあけた。官邸に50人、小沢邸には120名の国会議員が集まりそれぞれに気勢を上げたが、昨年の幹事長時代なら大義はあっても一兵卒の自宅へ元旦から故郷を放り出して飛行機や新幹線で集まる面々に国を憂う気持ちは本当にあるのだろうか?
もっともあてがわれた選挙区は彼等の故郷では無く、お年玉を配る氏神様が小沢氏なのかもしれない。

 昨年12月3日に閉会した国会は未だ開会も決まらない。新年度予算を控え、ねじれ国会で審議時間を充分に確保しなくてはならないはずなのに一体何をしているのか心配してしまう。 野党になっても在野にいても多くの同志が同様の心配を口にする自民党の方がやはり責任感は強いと思う。先日、会合で同席したライバルが思わず口にした「やっぱりもう一度政権交代ですかね・・・」と。嘘でも、もう少ししっかりして欲しい。


hagiuda1 at 17:51|Permalink

2011年01月01日

■迎春

 皆様お揃いで新しい年をお迎えの事とお慶び申し上げます。

 在野に身を置いて二度目の新年、自身の未熟さを反省しながらも現場感覚を磨き直し、国政に戻ったら是非、取り組みたい事を暖めながらその時に備えています。
国民の政権交代への期待とは裏腹に国家の主権は脅かされ、経済の無策は更なる景気悪化を招き、明らかに日本は良くない方向に進んでいると言わざるを得ません。

 23年度予算もやっと閣議決定をしましたが、結局は財源の確保は出来ず国債の増発と大切な基金の取り崩しに終始し、視界不良が続きそうです。それでもなりふり構わぬ子供手当ての一部増額や農家の戸別補償等バラ撒き政策は財政破綻への道を突き進む事になるでしょう。政策や理念の異なる政党との数合わせの野合にダッチロールを繰り返す内閣のもとで国民の幸せを守る事はもはや不可能です。

 故郷八王子の街づくりも在職中の取り組みが開花した「南口再開発事業」、「片倉つどいの森公園」、「寺町陸橋」、「中学校武道場整備」、「戸吹スポーツ公園」等、政治が力を合わせれば「こんなにも街が変わるんだ」と言う実感を市民に感じていただく一方、「圏央道西インターのフル化」や「高尾駅橋上化」等、政権交代により暗雲が立ち込めてしまった案件もあり心を痛めています。
政権の理念も国家のビジョンもマニフェストも破綻した今、政治をリセットするには解散総選挙で国民に信を問う以外に道は無いと思います。
年明けから不安定な状況が続くでしょうが常在戦場で頑張りますので今年一年も変わらぬご厚情と一層のご支援を賜ります様、お願い申し上げ新年のご挨拶とい
たします。

                            
                  平成23年 新春
                        前衆議院議員 萩生田 光一


hagiuda1 at 02:04|Permalink