2011年03月
2011年03月25日
■地域力
地震発生から2週間が経過したが余震、原発放射線等々予断を許さない状況が続いている。死者・行方不明者は2万7千人を越えたが未だ安否不明は数千とも数万とも実態がつかめきれない。役所そのものがなくなり住民基本台帳原本が流されてしまったり、昨今の個人情報保護法の間違った運用から町会・自治会名簿が作れない事が被害の全容をわかりづらくしてしまっている。改めて被災地で声をからし、涙流して探している相手は他ならぬ家族であり、傷ついた人々を支えているのは隣人、地域の人々だ。「私は町会にはお世話になりませんから入りません」こんな都会でのセリフは災害時には通用しないという事実と社会の最小単位は家族であり、地域の一員である事を皆さんが感じてくれたら日本はもう一度強い国に生まれ変わる事ができると信じる。もう一点考えさせられるのは地方自治体の行政能力の差だ。分権は望ましいが、やはり村も町も市も対等だという議論にはどうしても与する事ができない。こういう非常時にはそれなりの行政能力が無ければ対峙できない事が改めて明らかになった。備蓄食材、無線、重機の数、医師や看護師等専門職にもあまりに格差がある。住基台帳もホストコンピューターやバックアップがあれば復元は可能だ。合併は国の都合、地方分権に逆行だと唱える議員も数多くいるがやはり自治体のスタンダードは絶対必要が私の持論だ。どこの自治体も最低限これだけの力は県や国に頼らず持てるというのが真の分権ではないだろうか?
復興に向け、もう一度日本を再点検しよう。
微力だがこれから仲間と福島へ向かう。

hagiuda1 at 16:46|Permalink│
2011年03月18日
■未曾有の大震災
東日本大震災で犠牲になられた方々のご冥福をお祈り申し上げると共
に被災者の皆様に心からのお見舞いを申し上げます。
日を追うごとに拡大する被害者の数と被災状況。大自然の猛威の中で為す術の無い無力さ。報道を通じて知らされる瓦礫の街や家族の再会に一喜一憂して涙するだけではいけないと党の対策会議等に積極的に出席し、気付いた事に次々と対応する1週間だった。ライフライン、携帯電話、原発の安全性、計画停電、帰宅困難者・・・。何としても尊い犠牲を無駄にする事無く次へ改善して繋いでいかなくてはならない。
もちろん与党や野党も無く協力して困難に立ち向かわなくてはならないが、それにしても政府の頼りなさは否めない。節電啓発担当大臣、ボランティア担当総理補佐官、本来なら経験のある自民党に相談すべき処をパフォーマンスに終始している。我党も全面的な協力を申し出ているが実態は正しい情報が開示されず会議で何を申し入れ(※自民党HP「東日本巨大地震 がんばろう日本!」・www.jimin.jp参照)しても返事が来ないまま自分達の手柄のように小出しにして取り組む始末。原発にいたっては当初から廃炉になっても海水をかけるしかないと谷垣総裁は提言したが、総理が決断するまでに3日かかった。
国会も一時休戦で関税はじめ必要な法案に協力を申し出ているが政府はどさくさ紛れに子供手当てや特例公債法まで成立を求めているのは不謹慎だ。ここはバラ撒きの13兆を
止めて復興の為の補正予算に廻すべきで民主党は目を覚まして欲しい。
中国の14人の救助隊の体裁の為に震災対応に慣れた台湾の救助隊を止め置く等言い出したらきりが無いがここは我慢して政府の対応に協力しよう。
追い討ちを掛ける様に悲報が届いた。
来月の市議選に挑戦を決意し鋭意努力を続けていた新人の齋藤健児さんがくも膜下で倒れ急逝した。奇跡を信じ病院でご家族と共に声を掛け続けた祈りは届かなかった。子供達の教育、地域の安全、中小企業支援、必ずや市政発展の為に活躍してくれたであろう大切な同志を失ってしまった事に言葉も無い。初めての経験で不安やストレスがあったとすればもっと取り除くアドバイスが出来なかったかと悔いが残る。齋藤さんの志をしっかりと抱いて故郷の為に尽力する事を誓いたい。
齋藤健児さんのご冥福を心からお祈り申し上げます。

に被災者の皆様に心からのお見舞いを申し上げます。
日を追うごとに拡大する被害者の数と被災状況。大自然の猛威の中で為す術の無い無力さ。報道を通じて知らされる瓦礫の街や家族の再会に一喜一憂して涙するだけではいけないと党の対策会議等に積極的に出席し、気付いた事に次々と対応する1週間だった。ライフライン、携帯電話、原発の安全性、計画停電、帰宅困難者・・・。何としても尊い犠牲を無駄にする事無く次へ改善して繋いでいかなくてはならない。
もちろん与党や野党も無く協力して困難に立ち向かわなくてはならないが、それにしても政府の頼りなさは否めない。節電啓発担当大臣、ボランティア担当総理補佐官、本来なら経験のある自民党に相談すべき処をパフォーマンスに終始している。我党も全面的な協力を申し出ているが実態は正しい情報が開示されず会議で何を申し入れ(※自民党HP「東日本巨大地震 がんばろう日本!」・www.jimin.jp参照)しても返事が来ないまま自分達の手柄のように小出しにして取り組む始末。原発にいたっては当初から廃炉になっても海水をかけるしかないと谷垣総裁は提言したが、総理が決断するまでに3日かかった。
国会も一時休戦で関税はじめ必要な法案に協力を申し出ているが政府はどさくさ紛れに子供手当てや特例公債法まで成立を求めているのは不謹慎だ。ここはバラ撒きの13兆を
止めて復興の為の補正予算に廻すべきで民主党は目を覚まして欲しい。
中国の14人の救助隊の体裁の為に震災対応に慣れた台湾の救助隊を止め置く等言い出したらきりが無いがここは我慢して政府の対応に協力しよう。
追い討ちを掛ける様に悲報が届いた。
来月の市議選に挑戦を決意し鋭意努力を続けていた新人の齋藤健児さんがくも膜下で倒れ急逝した。奇跡を信じ病院でご家族と共に声を掛け続けた祈りは届かなかった。子供達の教育、地域の安全、中小企業支援、必ずや市政発展の為に活躍してくれたであろう大切な同志を失ってしまった事に言葉も無い。初めての経験で不安やストレスがあったとすればもっと取り除くアドバイスが出来なかったかと悔いが残る。齋藤さんの志をしっかりと抱いて故郷の為に尽力する事を誓いたい。
齋藤健児さんのご冥福を心からお祈り申し上げます。

hagiuda1 at 14:17|Permalink│
2011年03月11日
■日本が危ない
■日本が危ない
週明け、前原外相は辞任をした。「焼肉屋のおばちゃんの5万円で大臣を辞める必要があるのか?」とテレビ朝日の鳥越氏などは擁護論を展開したが、問題はこの事だけでなく脱税企業からの献金、朝鮮総連との関わり、国会開会中の訪朝と女性問題等、とても今後の国会に対応できる状況でない事は永田町では誰もが知っている。せめて潔いと印象付けるのが精一杯だったんだろう。
驚く事に総理の側近、土肥議員が会期中わざわざ韓国へ渡り「独島(竹島)領有権主張を直ちに中止する」共同宣言に名前を連ねた事が問題となった。「国家を背負って行動した意識がなかった」との弁明はもはや国賊に値する。与党議員が国益を損なう行動をとる為にわざわざ外国に行くとは…。菅総理は「遺憾の意」を強調したが、かつての拉致実行犯の辛光洙の釈放に署名した前科を見ればこれが菅総理の国家感とも言えよう。そして今日、総理自身も外国人からの多額の献金を受けていたことが明らかとなった。
このままでは本当に日本が危ない…。
一方、都政では石原知事が遂に四選を決意した。高齢、多選は否めないが今の国政、都政の混乱を考えれば知事が続けてくれる事がベストの選択だと歓迎したい。三多摩事務所の開設等、忙しくなりそうだ。
週明け、前原外相は辞任をした。「焼肉屋のおばちゃんの5万円で大臣を辞める必要があるのか?」とテレビ朝日の鳥越氏などは擁護論を展開したが、問題はこの事だけでなく脱税企業からの献金、朝鮮総連との関わり、国会開会中の訪朝と女性問題等、とても今後の国会に対応できる状況でない事は永田町では誰もが知っている。せめて潔いと印象付けるのが精一杯だったんだろう。
驚く事に総理の側近、土肥議員が会期中わざわざ韓国へ渡り「独島(竹島)領有権主張を直ちに中止する」共同宣言に名前を連ねた事が問題となった。「国家を背負って行動した意識がなかった」との弁明はもはや国賊に値する。与党議員が国益を損なう行動をとる為にわざわざ外国に行くとは…。菅総理は「遺憾の意」を強調したが、かつての拉致実行犯の辛光洙の釈放に署名した前科を見ればこれが菅総理の国家感とも言えよう。そして今日、総理自身も外国人からの多額の献金を受けていたことが明らかとなった。
このままでは本当に日本が危ない…。
一方、都政では石原知事が遂に四選を決意した。高齢、多選は否めないが今の国政、都政の混乱を考えれば知事が続けてくれる事がベストの選択だと歓迎したい。三多摩事務所の開設等、忙しくなりそうだ。
hagiuda1 at 14:28|Permalink│
2011年03月04日
■都政迷走
自民党TOKYO政経塾の第五期修了式が行われ、運営委員として参列した。昨年4月、野党になっては初めての開校となったが予想を遥かに超える190名余りの在籍があり、改めて若い人達がこの国の将来に危機感を持って真剣に政治を考えている事が伝わってくる一年だった。
深谷隆司塾長、小田全宏代行以外の講師は過去4期、殆ど私が中心になってカリキュラムを作ってきたのだが、今期は合宿にも参加出来ずに申し訳無く思っている。幸いな事に過去の講師の先生方が引き続き何処かで講義を続けてくれたとの事でホッとしている。
今年の卒業生の中には約60名が来月の地方選に挑戦を準備している。皆さんの健闘を祈りたい。
国会は論戦の舞台を参院へと移し前原外相はじめ複数の閣僚が脱税企業から献金を受けたり、外国人から寄付を受けていた実態が明らかになった。何も決められない総理の姿勢は呆れるばかりである。
一方、東京都連では知事選の対応をめぐり連日会議が続いている。様々な報道はあるが正式に石原知事は出るとも出ないとも言っていない。来週11日の都議会最終日に出処進退についての発言があるのだが、出馬の可能性は50%。ここまでくれば東京の混乱回避の為にも私は是非、出て欲しいと思う。
深谷隆司塾長、小田全宏代行以外の講師は過去4期、殆ど私が中心になってカリキュラムを作ってきたのだが、今期は合宿にも参加出来ずに申し訳無く思っている。幸いな事に過去の講師の先生方が引き続き何処かで講義を続けてくれたとの事でホッとしている。
今年の卒業生の中には約60名が来月の地方選に挑戦を準備している。皆さんの健闘を祈りたい。
国会は論戦の舞台を参院へと移し前原外相はじめ複数の閣僚が脱税企業から献金を受けたり、外国人から寄付を受けていた実態が明らかになった。何も決められない総理の姿勢は呆れるばかりである。
一方、東京都連では知事選の対応をめぐり連日会議が続いている。様々な報道はあるが正式に石原知事は出るとも出ないとも言っていない。来週11日の都議会最終日に出処進退についての発言があるのだが、出馬の可能性は50%。ここまでくれば東京の混乱回避の為にも私は是非、出て欲しいと思う。
hagiuda1 at 17:28|Permalink│