2012年05月

2012年05月25日

■スカイツリー

　首都圏では173年ぶりとなる金環日食に各地で空を見上げ歓声が上がりました。地元八王子ではいくつもの小学校が登校時間を早めて校庭で観察をした様です。子供達には素晴らしい思い出と生きた授業になった事でしょう。今週のH2Aロケット成功、一昨年の「はやぶさ」に続き宇宙科学への関心の高まりが日本の成長戦略の追い風になる様、政治は役割を果たす時ですが今の政府にはその勢いは感じられません。
翌日には待望のスカイツリーのオープン。ここにも我国の技術が凝縮されていて誇らしくも感じます。

　実はこの第2東京タワーの争奪戦、八王子は12年前に参戦した経過があるのをご存知でしょうか？
当時私は市議会議員でしたが会派の中でこの問題を中心で取り組みました。思いつきの話ではなく、候補地を選定の過程で、都心では600ｍが必要なデジタルタワーでも多摩の丘陵地帯なら標高が稼げるので300ｍで同様の効果があり、建設コストを抑える事が出来ると民間の皆さんを中心に1999年には「多摩タワー建設準備�蝓廚�設立され多摩ＮＴの堀之内の未利用地を候補にし、総務省や都、ＮＨＫ等とも協議を重ねました。当時のライバルはさいたまタワー、秋葉原、新宿でしたが、最大のネックは東京中、殆どのアンテナが東方を向いており、その向きを全面的に変えるか反射の為の中継地を都心に用意すると言った技術的な問題と、昼間は緑も多く環境も良いが夜景が乏しく都心の放送局からも遠く、商業ベースで合わないと言う事もありました。石川町にあるＵＲのエレベーター実験場の併設等学園都市らしい複合研究施設として勝負を賭けたのですが、結局は後から名乗り出た墨田区のスカイツリーに敗れました。
しかしそれを機にNTの未利用地の活用方法や将来への再生策等その後の政治活動の大きな政策研究に繋がったと自負しております。
※参考：多摩タワー建設　幻に(YOMIURI ONLINE 2007/06/14) http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokyotama/kikaku/103/5.htm

　さて招致レースといえば2020年オリンピックの最終候補地に東京が再び選ばれました。ライバルはイスタンブール(トルコ)とマドリッド(スペイン)です。前回はマドリッドの後塵を拝しましたが、今度ばかりは欧州の経済危機がネックで優位に立てそうです。
タワーとオリンピック、1960年代の日本の隆盛をお手本に子供達にも夢と感動を与える、復興のシンボルともなるオリンピックを成長した東京で是非やってみたいものです。

hagiuda1 at 18:00｜Permalink│

2012年05月18日

■風力発電

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ソーラー発電に加えるべく、小型風力発電の視察を行いました。風力発電といえば海岸線等の大きな扇風機型が主流ですが、ネックは風切り音等の騒音と風がなければ止まってしまう事でした。しかし、技術進歩は著しく、全く音が無くわずかな風で回転を始め、風が止んでも回転し続ける製品が完成していました。もちろん台風等では過回転にならない制御も付いています。こういうところにも日本の中小企業のものづくり底力を感じます。
まずは公園や街路灯から試してみたいと思います。
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台北駐日経済文化代表処(台湾大使館)で開催中の「八田與一展」にお伺いしました。
日本統治時代の台湾でアジア最大となる「烏山頭ダム」などを建設し、台湾の農業発展をはじめ近代化に大きく貢献された日本の技術者で、没後70年経った今でも台湾では最も大切な恩人として尊敬を集め教科書にも出てくる人物です。昨年の東日本大震災でも「最速、最大」の支援をしていただいた台湾国民の親日の礎は、こういった多くの先人の努力にある事を改めて感じました。
　四年間の任務を終え、馮寄台大使が帰国をされます。
両国とも政権交代後の難しい時期でしたが、歴史を大切にしながら新しい試みにも挑戦した大使の功績もまた立派です。
「八王子の皆さんとは高雄市が親戚ですからお別れできませんよ」完璧になった日本語と変わらぬ笑顔で再会を約束しました。
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hagiuda1 at 17:27｜Permalink│

2012年05月11日

■新生市民球場　by toto

　IMG_166310年ぶりとなるプロ野球イースタンリーグの公式戦が八王子市営球場で開催され、約7千人の市民が本場の醍醐味を楽しみました。以前も触れましたが、旧球場は両翼が91mしかなく、近年では公式戦に適さず、プロ野球もご無沙汰でしたが来年の国体開催を機にこの度98mに改築し、堂々の球場として再オープンを果たしました。実は、昨年予算が足りず一度は諦めたのですが、私が在任中制度づくりにたずさわった文科省所管の(財)日本スポーツ振興センターのtotoの補助金制度活用を相談し、市の負担を抑えての改築にこぎつけました。
外からの助け舟に感謝をしてくれた市側の配慮もあって(？)市体協を代表してセレモニーでは挨拶の機会もいただきました。IMG_1657
来年の国体には直前夏の甲子園上位11チームに東京チームを加えた12校での熱戦が展開されます。投資をした事で利用者や観客を増やせる攻めの街づくりの第1号として石森市政を支えていくツールとなりました。

　市議会で初の女性議長を務め、黒須市長の後援会長、支部の女性部長として活躍をされた山田いと子先生が逝去されました。90才でした。私にとりましては政治の世界の母親のような存在で4期16年で引退をする際、子安の地域を引き継いだ後継者としての特別な関係でもありました。
ここ数年、何度か生死をさまよう場面もありましたがその度に何もなかったかのように元気に戻ってこられ、今回もご家族からの危篤の連絡に「きっと大丈夫」と信じておりましたが願いは叶いませんでした。「光一ちゃんが国会へ戻るまでは死ねない」会合でいつも発するセリフに「それじゃあ、国会戻ったら具合悪くなるよ」と笑って返すと最近は「大臣にするまで死ねない」とはりきっていたのに残念でなりません。
葬儀では副委員長を務め弔辞を読みましたが数々の思い出がこみあげ上手く出来ませんでした。IMG_1765大正、昭和、平成と真に激動の時代に女性の政治参加という形で新しい時代を築いた山田先生のご功績を讃えると共にご冥福をお祈りし、必ずや国政復帰を誓います。
合掌。

<メルマガの一言>
　看護学校での講義を依頼されたのに高速の事故渋滞にはまり遅刻をしてしまいました。お詫びから始まった授業では「日本が誇るのは人材力、看護職は日本を元気にする大切な仕事」である事を訴えました。
自分の学生時代を思い出し「授業が少し短くなって良かった」と思っていると決め付けておりましたら、感想文には「もっと話を聞きたかった」「本当は質問をしたかった」とあり再び反省。どこかで穴埋めします。
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hagiuda1 at 18:00｜Permalink│

2012年05月04日

■昭和の日

　IMG_1534昭和の日、例年通り有志市議らと武蔵陵を参拝いたしました。在任中に取り組んだ北参道整備と参道側路整備が完了し、玉砂利を避けても陵前まで行く事ができるようになり、参拝者の方々からも好評をいただいているそうです。「萩生田提案事業」と看板を出せないのが残念ですが、場所柄、知っている人は知っている事業として静かに評価いただければ幸いです。「昭和の日」制定記念に完了した高尾駅北口からの遊歩道整備ともつながり、風格と利便性を兼ねた良い街づくりができたと思っております。
「激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたす日」に改めて御皇室との縁の議席を取り戻さなければならないと決意を新たにしました。

IMG_1433　連休中にもかかわらず総支部由木地区会では「安全保障」をテーマにふるさと対話を開催いただき、防衛省航空自衛隊出身の宇都隆史参議院議員が講師を務めてくれました。宇都さんは私の落選後の2010年に初当選した参院きっての防衛通で、将来を期待される若手のホープです。本当は地方での予定があったのでしょうが青年局では直系の後輩にあたり、うるさい歴代局長の名前入り依頼書には背けなかったようです(笑)。田中防衛大臣とは比べ物にならない専門知識と、しっかりとした国家観に出席者からはうなずきの声が漏れ続きました。マスコミ出たがり議員ばかりが知名度はあがりますが、こういうしっかりとした若手が控えている事をアピールする機会にもなりました。

<メルマガの一言>
　安倍元総理一行が高尾山登山に来ました。残念ながらご一緒できませんでしたが、下山後合流し商店街の皆さんに挨拶廻りをしました。串田都議と共に取り組んだ山頂トイレもまもなく完成します。女子は8倍に増やしました。
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hagiuda1 at 13:00｜Permalink│