2012年07月

2012年07月27日

■世代交代

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 外からみていると永田町はやっぱり変です。衆議院ではあれだけ採決を急いだ税と社会保障の一体改革法案も参院では与党が先送りを目指し、時間稼ぎの毎日です。もっとも民主党内だけでも4分の1の造反が出たのですから既に三党合意は崩れて、野党が成立に協力する大義はなくなったと言っても過言ではありません。どこで勝負をかけるのか?与党ボケが続く衆議院とは異なり戦う参院自民党の皆さんに期待します。

 森元総理が今期限りでの勇退を表明しました。古い自民党政治の象徴のようにマスコミに取り上げられる事が多いですが、若い後輩達の面倒見の良さ、調整能力は一流で、ここ一番のご意見番としては政界再編も否めない次の改選期には是非いていただきたい方でした。
「君に小松へ来いと言っても来るわけないよな」数ヶ月前にお酒の席で会長が突然そんな事を言いました。「会長、まさか辞めるんじゃないでしょうね?私が戻るまでいてくれないと・・・。」と、そんな会話が現実となってしまいました。

「萩生田がいないからオリンピック招致が大変だよ。石原さんも君も行かないんでしょうがなく俺がロンドン行って来るよ」と元気に出発しましたが本当は行くなと言っても行くでしょう。
ご承知の通り寵愛を受けてきた私にとっては惜別の思い一入ですが今までのご恩を糧に世代交代のリーダーとしての一翼を担うべく、再起に向け頑張ります。

 そのオリンピックがいよいよ開幕です。先駆けてのサッカーは男女とも快勝の好発進。29日には八王子出身の柔道女子52Kg級で中村美里選手が4年前の銅メダルのリベンジで初の金に挑みます。野田総理といえども2020の招致を目指す日本としては開会式に出席させるべきでした。国連やサミットとは違う効力を持つ、スポーツ外交が軽んじられる永田町の空気にも風穴を開けなくてはなりません。

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←私達が北京へ持っていった日の丸に「次は金・・・」と記す中村選手(4年前)

hagiuda1 at 18:00|Permalink

2012年07月20日

■偵察禁止?

連日の猛暑、八王子の名がテレビのニュースでは常連となり、本格的な夏の始まりを感じます。
市営球場では西東京大会の予選が行われ、近くを通るとつい歓声に引き込まれ立ち寄る事も度々。我が子が卒業した高校野球はちょっぴり寂しさもありますが昨年までの緊張感はなくどちらの学校にも素直なエールが送れます。いよいよ明日からはベスト8。母校が負けた以上、都立勢2校には是非頑張って欲しいと願います。
 それにしても高野連は一般社団法人に移行して、いよいよ現場とズレてきた感がします。なんでも今年から関係者の偵察行為を禁止したとの事で注意をされた学校名や記事が新聞に載っていました。私有地での盗み撮りならまだしも、公式戦のネット裏や観客席でビデオやスコアをとる姿は球場の華でもあります。
もちろん行きすぎた場所取り等、他の観客に迷惑となるマナー違反があれば改めなくてはなりませんが・・・。
ベンチへ入れない生徒にとっては仲間の為に出来る最大の貢献で、文字通り裏方の仕事。負けたチームでは必ずといっていいほど偵察隊への労いの声を聞きます。ベンチに入れるのはわずか20名、メンバーだけが主役ではなく、全ての生徒が力を合わせるツールを摘み取るのは私は反対です。予選ではCATVでテレビ放映がある試合もあれば、ない球場もあります。前日に相手のビデオや配球表を観ただけで勝てるほど甘い世界でない事は選手達が一番わかっています。禁止の根拠を文科省へ戻って聞いてみたいものです。

 「はぎうだ光一を支える税理士の会」の総会があり、久しぶりに先生方と懇談の機会をいただきました。中小企業と身近に接している先生方だからこそ様々な現場の声が聞け、政策にも生かせる事ができます。現職側にも同様の会があるのですが「本当は萩生田さんの応援をしているのだが、しがらみで顔を出せない。」と連絡のある先生もおり、組織の難しさを感じます。IMG_012812年前の市長選の遺恨を大事な国政の選挙にはさまれないようパワーで吹き飛ばしていく事を誓いました。 



hagiuda1 at 17:25|Permalink

2012年07月13日

■三丁目の夕日’64

IMG_3154 第18回の後援会映画鑑賞会は朝からの雨も止み、オリンパスホール満席の皆様にご参集いただきました。作品は「Always 三丁目の夕日'64」西岸良平のマンガ「三丁目の夕日」を原作に山崎貴監督の大ヒット第3弾で舞台は1964年のオリンピックに湧く東京です。
 戦後の復興を成し遂げ、高度経済成長で活気に溢れていた日本はオリンピックを機に先進国への仲間入りを果たしましたが、昨年の大震災で多くの国民が打ちひしがれている今こそあの時代に学び、もう一度日本を成長に導かなくてはなりません。IMG_31212020年のオリンピック・パラリンピック東京招致も4年前のリベンジかけてがんばります。来場いただいた皆様からは多くの激励と共に今の政治への危機感、閉塞感の声をいただきました。「萩生田なら・・・」という期待に必ず応える決意です。


IMG_2950 今週はあさがお市や機守神社例祭などいよいよ夏らしいイベントがあちらこちらで開催されました。来賓ではなくなってしまったあさがお市では流しそうめんの激励に徹しました。
 地場産業の守神でもある機守様は1815年から八王子にまつられたそうです。かつては大横町にあったのですが大善寺の移転に伴い大谷町に祠を移されました。縁結びの神様としても親しまれている機守様ですが更に知名度を上げる為、市の観光マップへの掲載を提案しました。今秋にはJR八王子駅北口に初の観光案内所をつくる事となりましたので小宮公園への散策ルートの中に入れるよう早速、市とも打合せを行いました。機守様のご守護で素敵な縁が増えたら良いですね。

<メルマガの一言>
IMG_2996 CS日本文化チャンネル桜の「日いづる国より」の収録がありました。すぎやまこういち先生、中山恭子参議院議員との鼎談です。放送は20日 22:00〜


hagiuda1 at 18:00|Permalink

2012年07月06日

■外交の隙

 小沢祭りで国会は空転状態。会派構成の変更で議席や委員会配属、はたまた委員長や国対委員の差し替えなど膨大な作業が発生する事は経験者の私には解っても国民には理解しがたい事です。小沢氏だけが悪者扱いされていますが責任は党内をまとめきれない野田総理やいたずらに交渉を引き延ばした輿石幹事長にも多いにあり、政権担当能力がないことは明らかです。この期に及んでロシアのメドベージェフ首相は再び国後島への訪問を行い、台湾の活動家は尖閣への干渉を行いました。内政の混乱は即、外交の隙を作る現実を政府はもっと重く受け止めなくては本当に日本が危険です。

 昨年の9月に民主党を離党した相川都議が正式に自民党入りし、「新たな出発を励ます会」が行われました。出席予定の石原知事は急遽シンガポールの大都市サミットへの1日早い参加となり、ビデオメッセージとなりましたが都議会からは議長はじめ我が党同志がこぞって参加してくれました。10年来、敵方で政治を行ってきたのですから会場にお見えの方々も存じ上げない方が大勢おり、挨拶に立った私は「さぞ違和感を感じてらっしゃると思いますが私も同じです」と笑いにつつまれました。しばらくはすり合わせをする事もありましょうが折角同志が増えた事を追い風に都政との連携強化に努力したいと思います。終了後は石森市長主催で都議会の仲間と旧交を暖めました。

 11回目となる東京ルネッサンスゴルフコンペは梅雨の谷間の好天に恵まれ盛会に行われました。来年市内のゴルフ場は国体の会場になる関係でコースはもちろん、周辺環境も整備が進み、ジュニア育成にも協力をいただいています。土地のある本市ならではの地場産業でもありますので様々な取り組みを進めていく所存です。


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