2012年08月

2012年08月31日

■ダメVSグズ

 国会は参議院での問責可決を受け事実上の休会に入ってしまいました。解散を先送りしたい民主党の挑発にまんまと引っかかった感は否めません。もちろん現政権にノーを突きつけるのは私も反対ではありませんが何故29日なのか?しかも自公で提出した決議案ではなく「国民の生活が第一」など他の7会派が提出したもので三党合意を批判する内容に賛成するとは・・・?もちろん2つの案が競り合えばどちらも成立しない数の論理は解かりますが大事な事はその理由であって結果ではありません。法的拘束力がないからこそ、何の責任を問うのかが明確でなければ全く意味のない事です。特例公債法案はじめ定数是正等大事な法案を棚上げしていよいよ解散先送りの言い訳を揃えてしまえば「近いうち」は遠のくばかりです。政府もダメですが、うちの執行部もグズですね。「国民との約束を守らない民主党が自民党との約束を守るはずがない」私の全体会議の言葉が現実となってしまいました。

 さて、今回の件でいよいよ谷垣総裁の続投はなくなったと思います。一方、にわかに安倍元総理の再登板が話題になって私の周囲も騒がしくなってきました。ご本人は体調不良で志半ばで政権を投げ出し今日の日本政治の混乱を招いた責任を誰よりも感じておりますのでこの5年間落選中の我々や地方組織の為に本当に後方支援に徹して汗をかいてまいりました。人を掻き分け、策を弄して再登板を狙うなどという気持ちは微塵もありません。但し、国家の危機感、党再生への責任感は誰より強く持っており本当に国家国民の為になるのならどういう立場も役職も厭わず身を投げ打ってでもこの国を守る決意は秘めているはずです。それが今なのか?総裁なのか?はしゃいで大騒ぎする方々とは一線を引いて世間で言われている側近としての役目を私も真剣になって果たしていく覚悟です。


hagiuda1 at 19:01|Permalink

2012年08月24日

■領土の危機

 メダリスト達の凱旋パレードには平日の午前中にも関わらず50万人の人々が銀座の沿道を埋め尽くし、歓喜の渦に包まれました。
先週末には急遽、都議会招致議連の幹部と集まり5号車への2020年東京招致ののぼりを追加決定しました。4年前の失敗を糧に少しずつ招致世論を高めていく裏方で頑張っていますが、猪瀬某がしたり顔でTVで解説するのは鼻につきます。風邪が治った知事はもっと前面に出てアピールすべきです。2020年に東京で是非この感動を国民に届けたいです。

 一方、後輩都議を含む地方議員達10人が尖閣への上陸を果たしました。気持ちはわかりますが戦略的な二の矢も持たずに上陸だけを果たすのではかえって海保や地元警察の権威を貶める事にもなってしまいます。抗議すべきは政府であり一日も早い正式な上陸が出来るよう環境を整えるべきです。
 韓国大統領への発言撤回と謝罪も含め、ここは野田総理といえども頑張ってほしいです。

 昨年に続き、被災地福島県の小学生サッカーチーム、野球チームを八王子市へ招聘しての交流会が行われました。途中の夕立にも負けず三日間の交流を終え、元気に帰路につきました。他県へ移転をしたり、放射線量を心配して野球を止めてしまう家庭もあったり、練習場所だった校庭に瓦礫が集められ中々ボールを握れない苦労等、ご父兄からは切実な訴えがあり改めて復興のスピードを上げなくてはと感じました。
ホームステイで仲良くなった子供達はBBQでも大いに盛り上がり「ポスターの人だ」と握手攻めにあいました。
激励会では「いつの日か甲子園でこの仲間が対戦する事を楽しみにしています。その時にはおじさんが文部科学大臣で始球式をするからね。」と再会を誓いました。ちょうど3〜4年後。子供達との約束を果たさなくてはです。
IMG_0628IMG_0611IMG_0676

hagiuda1 at 19:13|Permalink

2012年08月17日

■反日カード

IMG_0463_mini
 終戦記念日には例年通り安倍元総理と共に靖国神社を参拝しました。尊い命を捧げ、今日の平和日本の礎を築かれた英霊の御霊に尊崇の念を表し、改めてこの国の将来に責任を果たす事を誓いました。
 報道の皆さんからのインタビューも李明博大統領の発言に集中しましたが竹島訪問といい、天皇陛下への謝罪要求といい一国のリーダーとして常軌を逸していると言わざるを得ません。自身も本来、大阪生まれの親日派で、ソウル市長時代には姉妹都市東京との交流も積極的に取り組み、未来志向の日韓関係を心がけてきたのにここまで路線変更をする真意は何なのか?政権浮揚と言う人がいますが再選のない李氏にとっては側近や親族の逮捕に自身にもその恐怖が迫っている為の反日カードではないかと推測します。日本の陛下に謝罪要求をし、歴代大統領として初めて竹島に上陸した反日のヒーローなら収監を免れるとでも・・・。折角積み上げてきた日韓関係を崩壊させる事など、今やどうでも良いように見える醜態は許せませんし、残念です。

 一方、尖閣ではいよいよ中国活動家の上陸が始まりました。ここで対応を誤れば事態は深刻になります。政府は入国管理法違反で強制送還するようですが、準備したレンガを投げた人物を特定し起訴すべきと思います。
 韓流イベント等大騒ぎしている一部マスコミや経済界も今度ばかりは少し考えなくては・・・。なめられっぱなしの日本外交を変えなくてはなりません。我が国は覚悟を持って毅然とした態度で臨むのみです。

 金メダル7つを含む史上最多の38のメダルを獲得した日本選手団の活躍に沸いたロンドンオリンピックは多くの国民に夢と感動を与え17日間の幕を閉じました。
 始まれば熱くなる日本国民ですが4年の間は冷めているのも特色です。来年2月にはIOCの最新世論調査があり、これが2020年招致の大きなポイントにもなります。月曜日には初めて銀座でのパレードが行われますが今度ばかりはスポーツへの関心、オリンピックへの期待を引っ張っていけるよう政治が果たす役割も大です。
引き続きパラリンピックへのエールもお願いします。



hagiuda1 at 18:00|Permalink

2012年08月10日

■「近いうち」

 震災で中止となり2年ぶりの開催となった「八王子まつり」は晴天にも恵まれ、大盛況のうちに終了しました。
正式な発表を聞いていませんが土曜日の宵宮は私の知る限り最高の人出だったと思います。例年は小・中学生の来王だった友好姉妹都市の台湾・高雄市も今年は大学生の武術演舞を派遣していただき迫力あるパフォーマンスに市民からは歓声が上がりました。多くの市民の笑顔と伝統の山車や囃子の醸し出す独特の雰囲気は歴史のある街の風格を感じさせる3日間でした。

IMG_0457IMG_0531IMG_0463





 国会では内閣不信任案の対応を巡って野田総理と谷垣総裁、山口代表の三党首会談がもたれました。解散については何らかの約束があったと推察しますが「近いうち」の解釈を巡って疑念は高まるばかりです。三党合意を尊重して不信任案には欠席で臨んだ我党ですが外からは解りづらい対応との誹りは否めません。国民との約束を守らない民主党が自民党との約束を本当に守るのか?そもそも倒閣を相手と打ち合わせしながらやるべき事なのか?「近いうち」に谷垣さんの真価が問われる会期末です。

 その内政の混乱を横目に韓国の李明博大統領が竹島上陸という暴挙に出ました。東アジアの安定の為に協力体制を築いてきた未来指向の日韓関係を崩壊させる許されざる愚行です。安全保証や領土問題を軽視し、解決済みの歴史問題をわざわざ蒸し返してきた民主党政権の集大成とも言える非常事態を反省し、政府は徹底抗議をし、毅然とした対応をしなくてはなりません。本当に日本が危ないです。



hagiuda1 at 21:02|Permalink

2012年08月03日

■中村美里無念

 ロンドンオリンピックが開幕、寝不足の日が続いている方も多い事でしょう。男女サッカーの決勝リーグ進出や柔道女子57kg級の松本、体操個人エース内村の金をはじめ競泳陣の頑張りや、アーチェリー女子、初の銅メダル等、勇気づけられるニュースに興奮の毎日です。
残念なのは29日に初の金メダル候補と期待された女子柔道52kg級の中村美里選手のまさかの敗退。北京の銅以来、世界選手権2連覇の大本命で当日は浅川市民センターの体育館にパブリックビューを特設し、石森市長や渡辺連合会長をはじめ美里さんの地元の皆さんと応援する予定でした。TBSの中継車も配置され、ディレクターとの打合せで留守番のおばあちゃんも会場にお連れする事となり、北京では会場にいた元政務官としてコメントをする事となっておりましたが…。
 一度は技ありで同点に追いついたのですがジュリーという新しい審判制度で覆されてしまいました。一方の男子では、逆に海老沼選手が審判とは逆のジュリーの判定で銅メダルを獲得しましたが今後はこの制度の問題点が話題となるでしょう。
夜食用のパンは会場を片付けた皆さんで分け合い、急遽用意した応援バルーンは浅川地区の運動会で使ってくれるようです。
負けたとは言え、中村選手はまだ23才。この悔しさをリオで是非爆発させて欲しいと願いますが、アスリートも政治家も実はこの4年がつらいですね。


IMG_0293IMG_0319IMG_0365 




 新生後援会青年部(宮原真吾部長)の初会合には特別講師として櫻井よしこ先生が駆けつけてくれました。私自身が市議初当選時27才でしたので後援会そのものが青年部のように活動してきたのですが次なる戦いに向け、世代交代をはかり、若い世代の皆さんに政治への関心と故郷への想いを抱いていただける契機になってくれればと願います。
品性高く穏やかな口調で国への熱い想いを語られる櫻井先生の講演には皆さんも感銘を受け素晴らしい会となりました。


IMG_0369


hagiuda1 at 18:38|Permalink