■はぎうだ光一の永田町見聞録

　予算委員会中は一日中院内での生活が始まります。朝と昼そして委員会終了後にも理事会が行われ、委員会の運び方が議論されるのですが、与野党の主張の違いから長引く事も度々です。その間、党役員会等がありますが筆頭副幹事長としての責任もあり、出入りしております。テレビで席が空いている時はトイレか他の会議ですので悪しからず。

　フジテレビ新報道2001に生出演しました。当初は作家の百田尚樹さんと所謂靖国問題や韓国との今後をお話しする企画でしたが、当日はメンバーも変わり、出演者も多く十分な発言ができずちょっぴり残念でした。常軌を逸した反日行動や日韓基本条約で解決済の言いがかりもありますが、実は韓国の政治家の中にも建設的な未来志向の方も数多くいます。私達との実りある会談も彼らは異口同音に「外へは言わないで欲しい」と言います。総理も国連やAPECで朴大統領と一定の時間色々なお話しをしたようですが、話した事は口外しない約束になっているようです。今や反日を振る舞わなければ韓国で政治ができないのは残念な状況です。東アジアの平和と安定を考えれば自由・民主主義・法の支配といった価値観を共有する隣国として「言わないで」と言った内容を信じて粘り強く関係構築をしてまいります。

　その百田さんが書いたベストセラー「永遠の0」が映画化され特別試写会にお招きいただきました。日本の将来を憂い、尊い犠牲となられた当時の若者の苦悩や志を思うと改めて今こういう仕事に就かせていただいている責任を痛感する逸品でした。12月21日より全国公開です。靖国が是か非か、右だ左だと大騒ぎする前に是非多くの人に観ていただきたいと思います。

<おまけの一言>






　後援会地区・団体代表者会議が開かれ来月の映画会の日程が決まりました。

はぎうだ光一後援会　第19回映画鑑賞会

上映作品　「少年Ｈ」
日　時：11月29日(金)　18:00〜　開場
場　所：オリンパスホール
●事務局
Tel:042-646-3008
Fax:042-646-3051

　ご参加いただけれる方は事前に事務局へチケットの申し込みをいただければ幸いです。


※左の画像は八王子メッセ「街道市」オープニングセレモニーの様子、右の画像は八王子市民文化祭のいけ花展の様子です。

　ねじれ解消後、初となる第185回臨時国会は天皇陛下のご臨席を仰ぎ開会式を行いました。重要法案が多数ありますが会期は12月6日までの53日間、真に短期集中国会です。
冒頭、「2020年東京オリンピック･パラリンピック競技大会の成功に関する決議」を提案者の一人として提出し、久しぶりに全会派一致で可決する事ができました。
総理は所信表明演説でこの国会を「成長戦略の実行が問われる国会」と位置づけ、「意志の力」で様々な課題を乗り越えていこうと呼びかけました。
　私は筆頭副幹事長として臨む初めての国会となり副幹事長会議での進行や懸案事項の担当割、明年1月の党大会の実行委員会等、今までとは責任の違う毎日です。その関係で議席も3列後方へ移り、幹部席の末席で司令塔の一翼を担う事となりました。
一方、予算委員会では二階委員長以下全ての自民理事が交代した中で私だけが留任となり、前国会からの継続性は大切にしながらも新しいルール作りで理事会が続いており、これまた重責です。前期とはがらっと雰囲気の変わったベテラン中心のメンバーにまざり良い勉強になります。
併せて文科委員会では与党の筆頭理事を引き続き務めます。

※創生「日本」役員会

　体育大会を追いかけ今年も市民文化祭が各地で始まりました。音楽、絵画、ダンス、茶華道等あらゆるジャンルでレベルの高い市民力に感心します。美工会の小物や人形などは海外姉妹都市との記念品に使ってはどうか？と市に提案しているのですが対応が遅く結論が出ません。皆さんは「材料代で喜んで作る」「励みになる」と言っていただいておりもう一度調整してみようと思います。
政権交代で一度削減された文化庁の「伝統文化こども教室 」も早速「伝統文化親子教室」として来年度から復活させる事となりました。





※元横フェスタにて　　※美工連展にて
　

〈おまけの一言〉
　10月20日(日) 7:30〜 フジテレビ「新報道2001」に党を代表して出演します。
テーマは「日韓関係修復への道 〜なぜ韓国は喧嘩を持ちかけてくるのか〜 」です。お時間ございましたらご覧下さい。
その関係で、お招きいただいている運動会等失礼をお許し下さい。
※地元保育園の運動会にて

　党東京都連の定期大会に代わる総務会が開催されました。例年は5月に行うのですが今年は都議選、参議院選と続いた事もあり、オリンピック・パラリンピックの決定を受けこの時期となりました。基本的には石原会長以下執行部留任で、私は引き続き幹事長代行を務める事となりＩＯＣ総会の報告を兼ねご挨拶をしました。「大切な事は東京だけが盛り上がるのではなくオールジャパンで勝ち得た大会を、日本を元気にする起爆剤として東京がけん引する事だ」と暴走気味の知事を牽制すべく、呼びかけました。
オリンピック関連の会合や取材は多く、党のカフェスタにも出演し改めて招致の意義、今後の課題についてお話しさせていただきました。

　戦争体験者の先輩方から生の声を聞く会を開いていただきました。軍隊経験のある方や幼少の頃のご苦労、八王子空襲当日の思い出等、実に興味深いお話しでした。二度と戦争をしてはならないという思いは同じでしたが、一方、当時の日本兵は礼儀正しく、亡くなった友人や親が野蛮な侵略戦争の手先かのような偏向報道やつくり話、教科書での記述には憤慨されておりました。
国会も戦後世代が大半となった今、真実をしっかり伝えたいという先輩方の思いを受けとめて頑張ります。

　内閣と党人事が一区切りとなりました。私は執行部の一員として早くから留任が決まっておりましたので逆に人事作業を進めるお手伝いをしましたが、改めて各分野で我党の層の厚さを感じる事ができました。
　今日の総務会を経て正式に筆頭副幹事長を拝命し、総裁特別補佐と選対委員会事務局長を兼務する事が決定しました。
又、院では引き続き予算委員会理事と文科委員会筆頭理事を務めます。
もう一年、内閣と党のパイプ役として汗をかく覚悟です。

〈おまけの一言〉
　国体無事に終わりました。
デモンストレーション競技のグランドゴルフ大会も盛況でした。このレガシーをオリンピックにつなげます。


※上の写真は散田東町町会防災訓練の様子です

　総理は来年4月から消費税率を8％に引き上げる決断をしました。
誰だって税金が上がる事を喜ぶ人はいません。しかし増え続ける社会保障費への対応はもはや待ったなし、何より国際公約でもある財政規律厳守の姿勢を示す事が無くなれば国債はじめ国への信認そのものが崩れてしまうギリギリのタイミングだったと思います。私のもとへも「折角アベノミクスで景気が上向きの今、増税をすれば腰折れしてしまう」と心配し先送りを求める声が数多くありましたが、ここはあらゆる経済対策でそのような危惧のないよう取り組む事も既に示されており、総合的判断による総理の決断を支持します。大切な事は総理も記者会見でも申した通り、「経済再生と財政健全化は両立しうる。経済再生と財政健全化の2つを同時に達成する他に道はない」という問題意識です。決して一息つく事なくしっかりとした攻めの経済対策と不断の行財政改革を続けなくてはなりません。
私もその責任の一端を果たすべく本日、党行政改革推進本部事務局長代理を拝命しました。






国体開会式は2020年オリンピックを意識して夕刻からの開催となりました。調布の「味の素スタジアム」には両陛下の入退場もあるため早めに到着し、様々なオープニングパフォーマンスを楽しみました。翌日の報道では東京が過度に金をかけた派手な演出を批判するコメントもありましたが中身はほとんどが都民参加のものでプロダクション丸投げの演出とは異なり、「逆に、こんなに違う高校の生徒達がどうやって練習したんだろう？」と感心した程です。
　翌日からは体操、サッカー、ゴルフ等各会場を視察させていただきましたが市職員もボランティア市民も精一杯のおもてなしをしていただいており八王子の市民力の大きさを感じました。初日の硬式野球は天候と好カードに恵まれ早朝から列ができ午後には1万2千の定員を越し外野まで埋まる最高の人出でした。皆さんのご努力に感謝です。


〈おまけの一言〉
　市政施行96年の記念式典が開催され4年ぶりに来賓としてごあいさつしました。
国体からオリンピックまでの7年の時間軸の中で100年を迎え、再来年には中核市移行を目指す本市にとってはここが正念場と捉えて頑張ります。