■はぎうだ光一の永田町見聞録

　すっかりと秋の気配を感じる頃となりました。八王子の風物詩の一つともなった「越中おわら風の舞IN HACHIOJI」は11回目を迎え今年もまたオープニングでご挨拶をしました。「風の盆」は門外不出の踊りで富山から外へは出ない慣習なのですが、私の後援会長を務める福山さん達中心市街地の商店街が中心に始めた祭りは富山の皆さんにも心通じ、年毎に多くの踊り手が八王子までおいでいただくようになり、富山の方々もそろそろ「舞」ではなく「盆」と呼んでもいいのでは？と言ってくれるようにもなりました。又地元でも、踊りを習い参加する方々も増え喜ばしい事です。とにかく継続は力ですね。




　今週は子安神社の泣き相撲、私が会長を務めるいちょうの会という民謡大会、地域の運動会や水野市議のビアパーティー等、週末市内を駆け回りましたがなぜか地元にいるだけでホッとします。折角高尾山まで行きましたので久しぶりにリフトで降りてきましたが山頂から見える市の全域に改めてこの街の代表として頑張る勇気が湧いてきました。


　いよいよ来週からの臨時国会に向け党内、院内全ての人事が終わりました。国対委員長も私の忙しさを心配していただき、文科委員会の筆頭理事だけは外してくれました。しかし予算委員会も文科委員会も理事としては続けるそうです。(笑)
党本部の自席にいる時間も増え、各種打ち合わせや法案のレクなどとにかく分刻みで予定をこなし、会期中は、地元を留守にすることも多くなりますが、ぜひご理解を願います。

＜おまけの一言＞
　地元のライブハウス「シネマクラブ」の20周年のお祝いから今戻ってきました。今でこそ多くの市民の知る独立した2Ｆ建ての大きなお店ですが、20人も入るといっぱいのビルの3Fからのお付き合いです。市議選の時には店の中にまでポスターを貼って頂き、オーナーの加納さんもヘンリーさんも何があっても集会には店を閉めて応援にきてくれた縁です。今日ばかりはお開きまでお祝いさせて頂きブログが遅れてしまいました。

ご存知ない方は是非一度出かけてみて下さい。
シネマクラブ：八王子市南町３−９
０４２−６２４−７１０４
http://cinema-club.net

　朝日新聞のいわゆる慰安婦捏造記事の検証の為「日本の前途と歴史教育を考える議員の会」が開催されました。稲田政調会長も出席され「感情的な攻撃ではなく、日本を代表するメディアとして世界へけじめと責任を果たしてもらうよう厳しく見守ること」となりました。そこまで責任を感じているのか？が一番の問題ですが…

　狭間に完成した新体育館「エスフォルタ・アリーナ八王子」を視察しました。サブアリーナでも今の富士森の1.5倍、メインアリーナは立見も入れれば3000人の観客も入る実に立派なものとなり、黒須前市長の時代から長い間、市や体協と一緒に手掛けてきた感激もひとしおです。
9/28（日）のオープニングには下村文科大臣や、体操のオリンピアンの田中理恵さんもきてくれる予定です。（無料イベントです）
また、スポーツに限らず、コンサート等、文化イベント等にも大いに活用し、八王子を盛り上げていきたいです。一度是非お出かけください。


　各地の敬老会へ行くと皆さんが「オリンピックまで元気でいなきゃ」と声を掛けてくれます。目標ができたことで明るさが日本中に出てきたとすれば幸いです。
それにしても、どこの敬老会でも女性が多く、市内でも100歳以上が180余名いらっしゃいますが、9割が女性です。政府の目指す女性活躍社会にはおばあちゃま達の力も必要ですね。


＜メルマガの一言＞
テレビ朝日「津田大介の日本にプラス」に出演しました。金髪のネット系ジャーナリストで、妙な先入観を持ってお会いをしたのですが、風貌とは異なり、若いのに非常に落ち着いていて、バランスの良い人でした。テレビでニコニコしない私を不快なやつだと思っている人もいるのと同じでしょう。



※ 堀武彦氏の瑞寶雙光章受章を祝う会にて

党役員改選後初の役員連絡会が行われました。谷垣幹事長を先頭に、内閣に負けずにこのメンバーで一年間をがんばってまいります。続いて行われた副幹事長会議では、新メンバー全員から一言ずつご挨拶をいただき、筆頭としてのご協力をお願いしました。前期よりさらに先輩が多く気を使うことばかり(笑)ですが、党の司令塔としての役割をしっかり果たしてまいる所存です。

第十三回 踊れ西八夏祭りは、初日の後半を今年も雨に降られてしまいましたが、二日目は晴天で賑やかに、去りゆく夏を惜しむことができました。都議会時代に従来のハード事業補助とは異なる、「元気出せ！商店街」というソフトの補助事業をつくり、その第一号でスタートした祭りも、今では夏の終わりの風物詩となりました。何よりもうれしいのが、商店街の人が行政に大きく頼らず、泣き言を言わずに前向きにがんばる姿です。これから始まる「地方創生」の成功例として、石破大臣にも一度レクをしてみようと思っております。


イノベーション・ジャパン2014　大学見本市＆ビジネスマッチングが東京ビックサイトで開催され、初めて視察に伺いました。文科政務官時代に力を入れた産官学のジョイントと、つなぎ・橋渡し・実用化という切れ目ない研究支援策が実を結び、ユニークで実用的な研究の数々が披露されています。中にはこのイベントで更に共同研究が進んだり、新たな企業支援が生まれたりと、予想を超える展開が魅力です。さながら工業系大学の大文化祭のようですが、レベルは一流、私の地元の大学も数多く出展しており、うれしく思いました。若い感性と新しい発想で次々に新技術・新製品が出るのを楽しみにしております。

朝日の吉田証言を検証する議連が開かれ、各議員から厳しい意見が相次ぎました。
当日夜には朝日の社長が初めて謝罪めいた発言をしましたが、遅きに失した感は否めません。きっと発行部数が減少し、社内でも対立が起こり、仕方ない対応なのでしょうが、本心からのお詫びでないことは国民に透けて見えます。事は国際社会を巻き込んだ日本の名誉にかかる大事件です。追及の手を緩めるつもりは毛頭ありません。

＜おまけの一言＞

　各地の敬老会では、戦争をしない国であり続ける為の努力が集団的自衛権であることを説明しております。皆さんが「詳しいことは分からないけど、萩生田さんがやっているなら安心」と言っていただき、責任を感じる毎日です。

※お地元の皆さまと

　　　　　党本部にて　　　　　　　　　　　国会見学にて


※第68回八王子市民体育大会 総合開会式にて


※八王子西ロータリークラブ例会にて

　「日本を取り戻す！」戦いの第二章、第2次安倍改造内閣がスタートしました。重要閣僚を留任させる一方、女性閣僚5名をはじめ8名の新大臣、新たな看板政策の地方創生には石破前幹事長が座る、重厚感と新鮮味を併せ持つ幅広な布陣になったと思います。「実行、実現内閣」と命名した通り「決める政治」を更に前に進めて行けるよう政府と党一体となって頑張る決意です。
　一方、注目の幹事長には谷垣前総裁が就かれました。総裁までやられた方が幹事長になるのは党史上初めての事です。厳しい野党時代の党をまとめ政権奪還の道筋をつけたのにも関わらず、その後、総裁を断念する苦汁を味わいながらも、「総裁をやった私が安倍さんを支えることで国民に少しでも安心感を与えられれば…」と挨拶された姿は実に立派で感銘を受けました。
光栄にも、谷垣新幹事長からは筆頭副幹事長を続けて欲しいと命じられましたが、石破先生とは又、異なるタイプの上司の下での勉強の機会に感謝して、私自身も政治家としての幅を広げていけるよう頑張ります。

　組閣の前日には菅官房長官、加藤副長官と副大臣、政務官人事、翌日からは谷垣幹事長と棚橋幹事長代理、佐藤国対委員長と、党と国会の人事に汗しております。各方面からのもっともなご意見や、びっくりする自分勝手なご注文(笑)の数々を、バランスを考え、目配りしながら適材適所でかつ不満を最小限に抑えるという匠の世界を経験させて頂いております。
携帯の電池が無くなるほど様々な連絡があり「東京にいたほうが良いか？」とか「美容院の予約をしたほうが良いか？」という先輩方に、誠実かつ曖昧にお答えする一幕も…。

　一方、私も地元では副大臣への期待があり、人事希望票を出そうと試みたのですが、菅長官からは「そんなもん誰が受け取るんだ？副大臣になるんじゃなくて副大臣を決める仕事だろ(笑)」と一蹴されてしまいました。総理からは「他にやれる人はいない」と励ましを頂き、5人の総理補佐官と混同されるのは気の毒と、党総裁室の隣の次室に机と応接セットを入れて頂き、俄か総裁特別補佐室もできあがりました。幹事長室より奥方に陣取るのは後ろめたさもありますが、責任とやりがいのある裏方の仕事で、平素、総裁のいない党本部をしっかり守り、支えて参ります。

<おまけの一言>
　早速、就任記者会見の司会、各メディアでの新内閣の狙い解説等、スポークスマンの役割も果たさせて頂いております。





※9/2（火）BSフジ プライムニュースに出演

※9/3（水）日テレ「news every.」に出演

　本日、党役員人事、内閣改造が行われ、「日本を、取り戻す。」戦いの第二章がスタートしました。
私は、安倍晋三総理・総裁より引き続き総裁特別補佐を、谷垣幹事長より筆頭副幹事長をそれぞれ留任の上、党と官邸の緊密な連絡役を務めるよう拝命し、役員会に臨みました。
名刺は変わりませんが、今期は党本部総裁室の脇に部屋を与えられ、今まで以上に党務に取り組むこととなります。
早速、明日の副大臣・政務官人事や党の各役職の調整に奔走しております。

　引き続き党務に軸足を置いて、しっかりとがんばりますので一層のご指導をお願い申し上げます。