■はぎうだ光一の永田町見聞録

若手商店経営者で組織する「あきんど倶楽部」主催のハッピーハロウィンが4年目を迎えました。地元の商店を若いお父さん・お母さんにも知ってもらおうと始めたイベントも今では150店舗が協力し、多くの親子が、それぞれのコスチュームに身を包み、お菓子の列をつくるようになりました。自助努力を第1に商店街振興に取り組む若い皆さんの応援団として私も毎年出番をいただいており、いよいよ秋の風物詩となった感があります。
それにしてもいつからハロウィンがこんなに盛んになったのでしょう？民間調査機関の報告では既にバレンタインデーを超える経済効果だそうです。日本人には潜在的仮装願望があるのかもしれませんが、秋の一日、多くの皆さんが明るく取り組めるなら良い事だと思います。



　2大臣の交代後も失政が続いており、国会での議論が遅れています。政治と金の問題は大切ですがそれぞれの選挙事情が絡み合った中傷合戦になりつつあり、どこかで正常化をしなくてはなりません。今週は総理と後半国会に臨む打ち合わせをしましたが、会談後のブリーフで私の発した「撃ち方やめ」が総理の言葉と受け取られ騒動となりました。何社かが同様の引用報道をしたのですが、総理が答弁で「朝日の捏造だ」と答えた為、場外戦の様相となりましたので、夜にもう一度取材を受け、私の発言である事を強調しました。問題をうやむやにしようという事ではなく、与野党の誹謗中傷合戦をやめて、重要課題のしっかりとした議論をすべきという期待を込めた「撃ち方やめ」だったのですが、予算委員会は残念な議論が続きました。残り1ヶ月、緊張感を持って法案成立に向け全力で頑張ります。

(おまけの一言)
海外姉妹都市への記念品等を通り一遍に買うのではなく秋の文化祭に出展している市民団体の手作りで対応してはどうか？と市に提案したところ今年から採用されました。
記念品のきめこみ人形を作ってくれた八王子美術工芸連盟の皆さんです。

　小渕経産相、松島法相のW辞任で1週間がスタートしました。第2次改造内閣の看板でもある小渕さん、私も文科委員長と与党筆頭理事という関係で、この秋まで1年間ご一緒に仕事をさせていただきましたが、誠実で聡明な女性議員、将来初の女性総理の可能性を感じさせる方でした。2人の息子さんを保育園に預けながらの公務は、園行事に合わせて時に私が委員長代理を務める事もありましたが、野党の皆さんも理解していただき、文字通り新しい女性の働き方を実践する委員会運営ができました。
強固な後援会、潤沢な政治資金、私からは羨ましいような環境が今回は仇となってしまいましたが、多かれ少なかれ我が党が潜在的にもつ世襲議員の構造的問題が露呈されてしまった事案でもあると思います。一日も早く調査を進め、説明責任を果たして戦列に戻ってほしいと願います。大臣交代の玉つき人事で党も深夜、早朝と人事の打ち合わせが続きましたが、ここは安倍内閣の正念場、しっかり支えて頑張るのみです。

　実に50年ぶりとなる国産旅客機、MRJの1号機が披露されました。眠っていた日本の航空機技術を呼び起こし高品質で高性能の国産ジェットをつくる事は平成14年からの官民一体で臨む国家プロジェクトでした。80席前後の機体はここ十数年で廃線された国内不採算路線の復活にもつながり地方創生のツールにもなります。この間、開発の遅れから機体が無い中での営業展開はライバル国に水をあけられましたが、科学的にも空気力学を突き詰めた美しい機体と日本のものづくり技術の英知を結集した性能の高さは、自動車産業における高い評価も追い風となって、充分世界と勝負できると信じます。

(おまけの一言)
　落選時代に再起を期して結成頂いたリブートの会の秋の研修会が行われました。
　春は八王子、秋は国会で年2回の研修を続けております。多忙の中、石破大臣が講師を務めて下さいました。





※スポーツ議員連盟
スポーツ基本計画「7つの柱」を推進するプロジェクトチーム
(座長：萩生田光一)第1回会合にて


※第3回「元八王子北条氏照まつり」にて


※第64回八王子市民文化祭　いけ花展にて

　地方創生特別法の議論が始まり、特別委員会が設置されました。単なるばら撒きではなく地方の特性や自助努力をどう国が応援していくか？全国一律ではない細かい議論が必要となります。党でも政策を入れ込む為の様々な議論が始まっておりますが、先日からは高等専門学校(高専)を核とした中小企業ものづくり人材育成支援について議連を発足しました。高専は中学卒業時から5年間で学ぶ高等教育機関で就職率も良く地元企業では、真に金の卵を産む人材輩出の場所になっています。特に八王子には国立高専と私立サレジオの2校があり、私も何度か視察をしてそのレベルの高さには感心しております。一方その内容の高さから大学や大学院に編入する学生も4割を超え、その結果、地域との関わりを保てない一面もあります。学生の学ぶ意欲を否定する訳にはいきませんが、高専に設置されている、更に2年間の専科教育を充実させ(卒業後は学士・大卒と同じ)地方に残って働くインセンティブを高める施策が必要と考えます。加えて商業や農業、工業高校と地元の短大をマッチングさせた新高専も提案しているところです。都心へ出なくても生まれ育った地元で就職まで出来る環境がなければ地方の人口流出は止まりません。


　例年この時期に開催している後援会地区・団体代表者会議では来月の映画会や来年の市議選対応を協議頂きました。「苦労をかけているので後援会の役員さんが集まる機会はないのか？」と菅官房長官が、声を掛けて下さり、急遽サプライズゲストで来場いただきました。ご多忙の中、皆さんの見送りまでお付き合いいただき感激です。


　安倍事務所の初村秘書の結婚式が行われ、私と牛久保秘書がお招き頂きました。お相手は野上参議員の秘書だった香保子さん、真に業界婚で同業者のパーティーのようでした。私は鏡開きだったのですが、牛久保君が友人代表のスピーチを頼まれ終わるまでは緊張で食事が喉を通りませんでした。原稿を読みながらのダサさはありましたが、内容は良いスピーチでした。姉妹事務所のような関係ですので初村さんにもうちの仕事を随分手伝ってもらっておりますが、その分私も安倍晋三秘書の様な仕事もしており、持ちつ持たれつです。何より素敵なお二人の未来に幸多かれと祈ります。

＜おまけの一言＞
　市民体育祭、市民文化祭等、週末は行事がめじろ押しです。中々以前のようにお邪魔できませんが、できる限り皆様との触れ合いを大切に頑張ります。

はぎうだ光一後援会　第20回映画鑑賞会

日時：11月21日(金)【開場】18:00〜【開会】18:30〜
場所：オリンパスホール八王子
タイトル：「永遠の0 (ゼロ)」　【原作】百田 尚樹　【監督】山崎 貴
会費：1,000円

参加者の方は、後援会事務所まで、ご連絡ください。
〒192−0046　八王子市明神町4−1−2ストーク八王子205
TEL：042‐646‐3008　FAX：042−646−3051

　

「日本人3名がノーベル物理学賞受賞」という久しぶりに明るいニュースから一週間がスタートしました。赤崎勇名城大終身教授、天野浩名古屋大教授、中村修二米カリフォルニア大サンタバーバラ校教授、はそれぞれ喜びの声を寄せましたが、赤崎先生に至っては85才で「これからの研究の励みになる」と更なる意欲を示されたのには敬服しました。青色に光る発光ダイオード(LED)は今では私達の生活のあらゆる所で、当たり前に使われておりますが、改めてそこに辿り着くご努力、又大学での基礎研究、企業での応用・実用研究の日本型スタイルの確立に至った偉業に心からの敬意と感謝を申し上げます。
やはり我国の最大の資源は「人」。科学技術立国日本としての教育の大切さを、これからも一番の政策で頑張りたいと私にも励みになる出来事でした。


　2020年オリンピック・パラリンピック東京大会まで6年を切った事で、準備が加速できるよう現在の文科大臣との兼務を放し、独立大臣として1名増員する事、準備室を推進室に切り替え、オールジャパン体制でスピードアップをしていく事を盛り込んだ特措法の要望を、自公代表で総理に提出しました。文科省経由ではどうしても各省が他省からの依頼事のように扱ってしまったり、手続きに時間がかかり過ぎるこの一年を反省しての知恵です。今国会で成立をめざし、年末には再スタートできると思います。


　新体育館エスフォルタアリーナ八王子のオープニングイベントの一環として、アジア大会閉会式直後の、卓球石川佳純選手が駆けつけてくれました。
1200人の参加者の中から選ばれた、約50人の地元選手とラリーをしながら技術指導も行う充実したイベントに、石川選手は大会の疲れも見せずに笑顔で振る舞ってくれました。隣で「俺は卓球は上手いんだ」とうるさいので、私の提案で最後は石森市長と対決しました。どうやら浴衣じゃないと力が発揮できない様です(笑)

<おまけの一言>
10/12(日)7:30〜8:55　新報道2001(フジテレビ)に出演します。
テーマは(仮)「香港デモにみる今後の中国」です。


※谷垣幹事長と


※『深層NEWS』(BS日テレ)


※淡交会東京第8西支部　明治神宮献茶式にて


※バリ島から来日した小学生の皆さんと

天皇陛下のご臨席を仰ぎ第187回臨時国会が開幕しました。
所信表明に立った安倍総理は「地方の個性を活かす地方創生」や「女性活躍社会の実現」を「やればできる」と力強く訴えました。一方「日中首脳会談実現」へ向けての意欲や、「沖縄の基地負担軽減」に対するメッセージも盛り込み内閣の強い意思を示す良い演説だったと思います。
今日から予算委員会が始まりましたが、安倍内閣発足後、唯一継続している理事は与野党含め私一人となってしまいました。
アベノミクスの証人として頑張ります。


　市民待望の新体育館「エスフォルタ・アリーナ八王子」がオープンしました。
ブエノスアイレス以来、久しぶりにお会いした体操の田中理恵選手と共にテープカットを行いました。メインアリーナは富士森の3倍、サブアリーナでも1.4倍という国際大会にも対応できるスペースと利便性を兼ね備えた自慢の施設となりました。
構想段階から携わった一人として感謝のご挨拶を申し上げ、何より財政状況厳しい中、知恵と勇気でPFI事業を採択し着工した黒須前市長の英断に敬意と感謝を申し上げました。

明神町2丁目青年部の30周年祝いが、うかい鳥山で行われました。京王八王子駅前という都市化が最も進む地域で新旧住民が上手に交流する町会運営をしており、夏祭りや運動会、年末の夜警など、皆さんが事あるごとに協力する理想的な町会です。
私も黒須事務所が町内にあった為、20代の秘書の時代からメンバーに入れて頂き、当時の久保田部長をはじめ、皆さんに仲間として親しくご指導いただきました。平成３年、初めての市議選は青年部の方々が交代で手伝っていただき、真に地元候補として共に戦って頂いた政治活動の原点の組織でもあり、特別な思いでお祝いに参加させていただきました。

<おまけの一言>
　地元の誇る「うかいグループ」が創業50年を迎え、全社員も参加するお祝いが東京プリンスホテルで盛大に行われました。
故創業社長が、裏高尾の地鶏焼から始めたうかいは今では「うかい料理」と言われる日本料理の新ジャンルを確立し、ミシュランでも高い評価を受けております。数多くのお客様を代表して主賓のご挨拶の機会を頂きましたので「2年後は姉妹都市の台湾高雄市への出店も決まり、いよいよ日本を代表する飲食業となりましたが、どんなに企業が大きくなろうとも本社は八王子から動かさないで欲しい」と、メインバンクや株主の皆さんの前でお願いしました。私もうかいと共に八王子から全国へ頑張ります。


※市制施行記念式典にて

※第16回ブリガム・ヤング大学ハワイ校　高校生英語スピーチコンテストにて

※第68回市民体育祭　八王子市民弓道大会にて

※第19回慶朗ゲートボール大会にて