2014年11月

2014年11月28日

■定数削減

 解散からわずか一週間。映画会、事務所開き、地区団体代表者会議、決起大会と実に充実した活動を皆様に支えて頂き感謝の気持ちでいっぱいです。今日は選対幹部の皆さんと高尾山薬王院へ必勝祈願に参拝し護摩を焚いて頂きました。高尾から八王子市内を望むと闘志が湧いてきます。

 いよいよ来週から公示です。今までの国政での取り組み、これからの日本の未来像をしっかりと訴え頑張る所存です。

 選挙前になって突然野党の皆さんが「安倍総理は定数削減を反故にした」と大キャンペーンをはっておりますが事実は以下の通りです。
2012年11月の野田総理(当時)と安倍総裁の党首討論で野田氏は0増5減の早期実現と比例40の削減をセットで呼びかけました。安倍総裁は0増5減は急ぐことを了としましたが、比例については自民の30削減案は示しているものの、「自・民だけで決めていいのか?」「小数政党の意見も聞くべきだ」と答えて同意には至っておりません。
 その後、政権交代がなされ我党の細田幹事長代行が座長となり与野党10党による「選挙制度実務者協議」がスタートしました。その後29回、約1年半に渡り協議は続き、途中では野党5党だけによる新提案がなされたりしましたが最終的には合意には至らず協議を打ち切り、伊吹議長のもとで第三者の有識者による検討会が設置され答申を待っている状態です。我党はこの結果を尊重し対応する事を公に表明しており約束を違えたとの批判には当たりません。
 「多数を持った自民党がやる気になればやれたはず」と喧伝がされていますが、これだけ各党の意見が分かれている内容を与党が数で押し切るのは民主主義の根幹である土俵づくりには馴染まないと判断しました。
 しかしこのような選挙キャンペーンに使うなら選挙後に私達の考えで決めていいのかもしれません。私達は定数削減に後向きな態度をとった事はない事をはっきりと申し上げておきます。

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hagiuda1 at 22:01|Permalink

2014年11月21日

■日本を前へ!

IMG_3553 安倍総理は本日、衆議院を解散しました。本年4月、消費税8%に増税以来、反動減の影響は否めず、成長軌道に乗り切れていない今、来年10月の10%への再増税を平成29年4月まで延長し、2年余で政策を総動員してデフレ脱却を図り景気回復を確かなものにする事を優先しました。併せて財政再建への覚悟をブレずに進め、その後は、景気条項を付けずに増税をする事も決めました。真に退路を断って日本再起に次の任期をかけ、この2年間進めてきたアベノミクスといわれる経済対策の是非も国民に委ねる決意です。
国民生活に重大な影響を与える税制の変更、進めてきた経済政策、この間の政府運営について国民に信を聞いてまいりたいと思います。
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 他方、地元における私の政策も有権者である皆様に確認したいと思います。
民主党時代に止まってしまった国道20号バイパスの延伸や高尾駅の橋上化、中央線の高架複々線化、裁判所跡地への国の合同庁舎や医療刑務所跡地の整備を再起動させ進めてきました。これら都市基盤を進めていく事は本当に無駄な公共事業なのか?単なる地元への利益誘導なのか?私は中核市への移行を決めた本市にとって、交通の結節点としての利便性を更に向上させ、多摩地域の経済を牽引していく本市に課せられた使命であり、他市とは異なる責任があると自負しております。
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 週末、地元へ戻ると「相手方が町会を回ってきた」、「宣車が来た」とお叱りを頂きます。しかし思い出してください。私が落選中だった時はその逆でした。地元に顔を出さないと民主政権を批判する皆さんにあえて私は「復興担当の政府高官として仕事をしている彼が、地元へ戻れるはずはなく、その事で批判するのは政治を萎縮させる」と訴えてきました。今、党幹部として又国会でも重責を与えられている私が今後更に地元活動が困難になる事は明らかです。IMG_3402もはやそういった基準ではなく、政策や働きぶりに正しい判断をして頂く事ができるよう我街の選挙体質を変える大きな挑戦でもあります。
 私自身はこの2年間の国政への取り組み、進めるべき政策、我街の目指す街づくり・人づくりを愚直に訴えていく決意です。


 この間の皆様のご支援に心からの感謝を申し上げ、更に責任ある立場でこの国の将来に責任を果たしてまいる事をお約束申し上げお礼のご挨拶と致します。 
 さあ、日本を前へ!次なるステージに向け皆様の力をお貸しください。


<おまけの一言>
 35回を迎えた「いちょう祭り」、その後は熱海での政経塾、隣の21区での「ふるさと対話」、アジア大会女子柔道52kg級で金メダルをとり復活を果たした中村美里選手の激励会と忙しい週末を駆け巡りました。
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hagiuda1 at 14:51|Permalink

2014年11月14日

■解散風

PB110103 八王子商工会議所が創立120年を迎え、記念式典が行われました。明治27年、全国でも38番目の歴史を有し、幾多の時代の変遷の中でその都度地域経済の舵取りを担ってきた先人の皆様に敬意を表します。祝辞では、歴史と伝統、23大学の知識、ものづくり企業群、高尾山をはじめとする豊かな緑、圏央道の開通による交通の結接点としての利便性など本市の持つ潜在的な魅力をしっかりと繋ぎ合わせ、多摩の中核としての「産業都市八王子」を再生できるよう国政からの取り組みを約束しました。
PB110125 記念講演は東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が来王頂き、2020年大会の目指す東京・日本の未来像について楽しく解りやすいご講演を頂きました。最前列に座った私を弄りっぱなしのお話でしたが間接的な応援を込めての森会長らしい気遣いでした。

IMG_3351 永田町では、突然の解散風が吹き始め、いよいよ現実味を帯びてきました。もっとも解散は総理の専権事項ですから、我々衆議院は常在戦場でいつあっても受け止めなくてはなりません。しかしながら、その総理が、外遊中に具体的な日程がどんどん報道される事に違和感を感じます。周囲から「お前は聞いているだろ?」と問い合わせが殺到しておりますが、総理と解散時期について話をした事はありません。一昨日は「総理、党幹部に準備加速を指示」という報道があり、副総裁、幹事長、選対委員長はじめ役員会メンバーと一緒におりましたが、「誰か指示を受けたのか?」と首を傾げる一面も。重要法案も審議中の為、バタバタしないで総裁の帰国を待つことで一致しましたが、政治の世界は本当に何が起こるかわかりません。

 前提条件を付けずに日中首脳会談の実現を果たしたAPECは立派でした。ホスト国でもあるにも関わらず不遜な握手で迎えた習近平氏を世界はどう見たのでしょう。一方、会談では和やかに戦略的互恵関係の再起動がなされたとの事ですから国内向けのやむを得ないパフォーマンスだったのかもしれません。いずれにしても、日中間が話し合いを続けることが大切で確かな第一歩でした。

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 女性部研修会、近藤後援会旅行会、商工会議所、市議団研修会等々いつもはお会いできなかった大切な方々に偶然にも、もしもの場合のお願いができた一週間でした。そして来週は、年に一回の映画会、「やっぱりお前は知っていたんだろう」と仲間から言われそうです。

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<おまけの一言>
 事務所の小宮君が結婚しました。学生時代からは想像できないほど立派な青年になり、堂々の結婚式でした。家業をしっかり守りながら引き続き事務所にも来てくれます。

hagiuda1 at 18:00|Permalink

2014年11月07日

■サンゴ密漁

 小笠原諸島周辺海域での中国漁船によるサンゴ密漁に対して政府の対応が甘いとご指摘を頂いておりますが、伊豆諸島を含めると200隻を超える違法操業漁船が確認されており、尖閣との両面監視を考えれば巡視船の派遣にも限界があります。逮捕や拿捕しても、最寄りの地検まで曳航するのに往復4〜5日を要し、その間警備が手薄になるという事情もあります。中国政府にも厳しい姿勢を求めておりますが、政府のコメントとは裏腹に、中々実が上がりません。そもそも中国では赤サンゴをパンダと並ぶ最重要保護動植物に指定しており、国内法では厳しい罰則があるというから呆れるばかりです。党としては、罰金の引き上げなど厳罰化に向け制度設計を急いでおりますが、同時に同様の問題に悩まされている東南アジアの国々にも呼びかけ、海洋国家間の新たなルール作りを進める議連も発足させました。何も無いときには「海保の船が多すぎる」などと批判する議員もおりますが、四方を海に囲まれた我国にとって、海保も海自も大切である事を改めて国民の皆様にも知っていただきたいと思います。

10702238_734157309992768_537603306910223309_n 総裁の名代として、知事選の応援と状況調査に沖縄入りしました。住宅地のど真ん中にあり、危険な普天間基地の除去、辺野古への移転を軸に沖縄の負担軽減が進められており、時計の針を戻すわけにはいきません。事前の世論調査では、厳しい数字でスタートしましたが、仲井眞県政8年の実績は着実に浸透しており、景気も雇用も観光も上向きな沖縄を止めない、革新県政に戻さない為にも後半戦に勝負をかけます。

IMG_3201<おまけの一言>
 プライムニュースに出演しました。定番の「日韓問題」です。色々な問題がありますが、問題があるからこそ話し合いを続けなくてはなりません。来年は日韓国交正常化50年、そろそろ未来志向の互恵関係をつくらなくてはなりません。


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※第68回八王子市民体育大会
  第34回なぎなた大会 開会式にて

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※文化の日 子供のつどいにて

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※由木中央市民センターまつりにて

hagiuda1 at 18:00|Permalink