■はぎうだ光一の永田町見聞録:2015年10月

2015年10月

2015年10月30日

■一億総活躍国民会議

一億総活躍国民会議の第一回会合が開かれました。話題の菊池桃子さんはじめ、各分野で活躍している15人の民間議員からそれぞれのお立場から提言を頂きました。既存会議との被りをどうするのか等、様々な課題はありますが、総理は「既存の発想にとらわれない新しい提案を」と呼びかけました。一方、加藤大臣と共にこの会議以外にも、労働組合やシングルマザー、また、事故の後遺症で仕事を変えざるを得なかった方などから様々なヒアリングを続けており、幅広い国民皆さまの声を聞き、文字通り全ての国民が活躍しやすい社会への政策づくりを進める決意です。

菅官房長官は沖縄駐留米軍の移転予定地等の視察や海兵隊司令官との会談の為、グアムを訪問中です。危機管理を担う長官の海外渡航は12年ぶりとの事で、この間、私達、副長官が留守を守り、1日２回の記者会見の代行も緊張の中務めました。
党では何度も経験したことですが、さすがに政府の公式会見は初めての事で、関心事項を伝えてくれた優しい(笑)記者さんもいる一方、想定外の質問もビシバシと…。

今朝一番は11月4日にカナダの次期首相に就任するトルドー自由党党首と安倍総理との電話会談に陪席しました。TPP合意や我が国の国際平和への取り組みに支持を表明していただき、早期の首脳会談実施を確認し合いました。
3年間に渡る安倍外交の成果は日々のきめ細かい努力に裏打ちされている一面を目の当たりにしました。

＜おまけの一言＞
いよいよ明後日より3年半ぶりとなる「日中韓首脳会談」に臨みます。戦後70年、未来志向の新たなスタートになるようがんばります。地元行事は欠席の失礼をお許し下さい。

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2015年10月23日

■ラグビー日本代表

　自民党八王子総支部で年に1度、党員を対象に開催している日帰り研修会。
今年はバス6台に参加を頂き、つくばのJAXA(宇宙航空研究開発機構)と防災科学研究所を訪問しました。
幸いどちらも国の関係施設だったので、私も東京を離れる許可を得て視察をする事ができました。
小惑星探査機「はやぶさ」の奇跡の帰還以来、宇宙に対する国民の皆様の関心が高まり、JAXAの見学ブースも千客万来だそうです。展示物や演出も色々充実させたいのですが、元々は研究所の広報・宣伝用に作ったものなので、こんなに多くの来場者を受け入れる想定になっていません。それでも、大人、そして何より子供達にとっては宇宙へのあこがれを誘う貴重な施設です。今後、充実に向け支援を検討します。
既にご報告の通り、来年リニューアルする八王子市の「こども科学館」はJAXAの監修・協力を頂く事になりました。つくばに展示できない宇宙グッズを八王子でお披露目しますので乞うご期待。

　ラグビーW杯で歴史的3勝を挙げた日本代表が総理官邸にお見えになりました。総理は初戦の南アフリカ戦に触れ、「最後まで諦めない熱い思いが日本中に勇気を与えて頂いた」と労いと感謝の言葉で称賛しました。「私も精神統一しなきゃいけない時があるので…」と自ら、五郎丸ポーズの伝授をお願いしていました。帝京大学出身の副将、堀江選手からは4年間八王子の土にまみれて頑張った学生時代のお話も聞かせて頂きました。
リーチ・マイケル主将からのパス廻しを総理もしっかり受け取り、会談は終了しましたが、2019年に向けラグビーの魅力を更に広めていけるよう政府としても応援を約束しました。ウチの事務所もそうですが官邸の女子も記者さん達も皆そわそわと仕事にならない明るい出来事でした。(笑)

今週は光栄にも、皇后陛下の誕生日のお祝いに宮中に参内させて頂きました。
プレスセンターでの記者会見、事務次官会議の主催等、副長官として緊張の日々が続いています。

＜おまけの一言＞
　息子の早実野球部でのチームメイト、重信慎之介君(早大4年・外)が巨人からドラフト2位指名を受けました。身体能力抜群で、いずれはと期待をしておりましたが、ついにプロ入りです。活躍が楽しみです。

※市内での各文化祭展にて

※第69回八王子市民体育大会　柔道競技開会式にて

※わくわくフェア　第15回八王子メッセ「街道市」オープニングセレモニーにて

※第4回　元八王子北条氏照まつりにて

※第15回　十三夜観月会大会にて

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2015年10月16日

■怒涛の日々

　怒涛の一週間でした。
内閣官房の各局始め、各省のレクや各種会議への出席とその事前レク、知事や地方団体からの挨拶や要望聴取に決裁の山、外国要人の対応など、ジェットコースターに乗ったような毎日が続いています。
歴代の先輩方が「しんどいだろ？」と異口同音に声をかけて下さいますが、同時に「そのうち慣れるから」と、これまた同じような事を言ってくれますので、その言葉を信じて頑張ってみます。
もっとも、安倍内閣はスピードも内容も他の内閣とは比べ物にならないから、大変だと言う方も多々あり。
党時代の放言？を期待して朝晩追いかけてくれる番記者の皆さんにも正直に状況を吐露して、しばらくは一日一回の対応にしてもらいました。官房長官からは「大人しくてつまらないなー(笑)」と冷やかされています。

　早速、外交分野では、中国の楊国務委員との会談、パプアニューギニアのオニール首相との首脳会談にも陪席しました。既に昨年総理が訪問を果たし、二年間で三度目となるオニール首相とのやりとりは二年十カ月にわたる地球儀を俯瞰する安倍外交の奥深い成果を感じるものでした。初めての儀仗隊による儀礼や、共同記者会見、晩餐会など、作法を秘書官に教えてもらいながら何とかこなしていますが・・・。

　地元では文化・スポーツのイベントが華盛りです。明神・旭再開発予定地で行われた「第三回フードフェスティバル」は、地元のお店が自慢の一品で腕を振るい、又、都心の有名店もジビエ料理で参加してくれ、夜までにぎわいました。
出店企業の取りまとめで汗を流してくれたのは、私の幼馴染でもあるバーゼルの渡辺君です。かつては政治に関心が薄かった同世代の仲間が、街づくりの大切さを共有し、地域ブランド発展の為、飲食業を中心に努力してくれている事も頼もしく思います。この地は近い将来コンベンションホールを備えた再開発が計画されていますが、箱ものだけでなく、こういったイベントが続けられるようマルシェのような広場の設置を提案しております。地価の高い駅前を更地で残すには財政的に困難もありますが、都市計画の様々な手法を駆使し、何とか実現したいと思います。

＜おまけの一言＞
　危機管理対応でこれからは週末の行事も出づらい事を言い訳しながら挨拶をしております。
「さびしくなるけど頑張ってこいよ！」多くの皆様からの声がエネルギーです。

※BSフジプライムニュースにて

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2015年10月09日

■内閣官房副長官

　この度の第三次安倍改造内閣において内閣官房副長官の重責を担う事となりました。至りませんが、安倍総理を官邸内で支え政権の目指す「新しい日本創り」への挑戦に共に全力で挑む覚悟です。
地元の皆様には、今日までお支え頂いた事に感謝を申し上げると共に、危機管理対応始め役職柄、中々今までのように地元日程に伺えない事もありましょうが是非ご理解と更なるご支援を賜れば幸いです。

　認証式は新大臣と共に宮中へ参内し、陛下よりお言葉を賜り、総理から手渡されました。ニュースなどで何度も観たシーンですが、いざ自分がやるとなると緊張から作法がどうだったか何度も確認する始末でした。初閣議ではおどおどの連続で、私の内閣人事局長任命も了解されました。因みに閣議室には事務方は一切入れませんので、私たち副長官が全ての作業を行います。官邸記者会見、記念写真、対策会議等々、初体験の事ばかりでとまどいの毎日ですが、皆様の期待にお応えすべく、全身全霊で頑張ってまいります。

　女性部主催の旅行会は、復興応援を兼ね、福島を訪問しました。大内宿や塩谷岬を皆さんと訪ねながら、磐梯熱海に一泊しました。毎年春に開催しているのですが、統一選のある4年に1度は秋の開催になり、あえて同じ福島にしました。復興作業は着実に進んでいるとはいえ、まだまだ震災の傷跡は随所に残り、更なる支援の必要性を感じました。オリンピック・パラリンピックの合宿や予選会場等、出来る限りの復興応援を私の立場からも努力してまいります。

＜おまけの一言＞
　副長官室に入って思い出しました。平成15年、当時の安倍副長官室に呼ばれて国政転身を決意したのがこの部屋でした。特別な縁を感じながら、新たな決意で臨みます。

※はぎうだ光一後援会地区団体代表者会議にて

※地元の国政報告会にて

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2015年10月02日

■初めての理事会

　就任後初となる2020年東京オリンピック・パラリンピック組織委員会理事会に臨みました。新理事としての就任挨拶の後、開催都市が提案できる追加競技の5種目の決定と、エンブレム再考のプロセスを承認しました。異口同音に、「国立競技場の見直しに始まる負の雰囲気を断ち切りブエノスアイレスでの感動の原点に戻って頑張ろう」と誓い合い、私にとって初めての理事会は図らずも組織委員会としての再スタートの日となりました。
　野球・ソフト、空手は順当でしたがスケートボード、スポーツクライミングに加えサーフィンは正直、意外でした。IOCアジェンダでも「若者へのアピール力が望まれる競技」という項目が強調されておりますが、一方で会場設営のノウハウやチケット収入の見込み、国際大会に対応できる波は大丈夫か？等未知な分野が数多くあり、いくつか懸念の声もあがりましたが、最終的には全会一致で、この5種目をIOCへ上程する事としました。決定は、来年9月のIOC総会です。本市では、自治体としては先駆的取組として戸吹スポーツ公園の中に5年前から、Xスポーツ広場というスケートボードの競技場を持っている事から合宿誘致等、又一つオリンピックムーブメントと関わりが持てそうです。

　平成27年度の市政施行記念式典が行われました。今年は中核市へ移行した初年度、又再来年には市政100年の節目を迎える重要な年でもあります。既に記念事業のメインとして「全国都市緑化フェア」を市内で開催する事は決定しておりますが、その他にも様々な市民参加事業を計画し盛り上げていく所存です。
最近、国の会合で「私、住まいは八王子なんです。」と声をかけられることが多く、大学研究機関や日本を代表する企業経営者等多彩な人材が市内にいらっしゃる事を感じます。讀賣新聞特別編集委員の橋本五郎さんやNHKの大越健介キャスターもその一人です。現役時代は暗い内から家を出て頑張った皆さんも定年を迎え市内で多くの時間を過ごしておりますが、地域との関わりが薄く、折角のキャリアが活かされない実態があります。私もお手伝いをしている市民活動協議会では「お父さん、お帰りなさいパーティー」を続けておりますが、是非、地域再デビューのきっかけを作り、市政や教育現場でも貴重な経験を発揮して頂く仕組みを充実させていきたい旨を挨拶で述べました。100年を機に人材力・市民力で街をパワーアップしていければと思います。

＜おまけの一言＞
　総理の外遊中、永田町は人事を巡って、そわそわしております。
海外から発信される情報にいちいち真意を聞かれても私も解りません(笑)

※ひょうご政治大学院東京研修にて

※第69回市民体育大会八王子市民弓道大会にて

※大谷大和田4町会合同防災訓練にて

※第20回慶朗ゲートボール大会にて

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