2015年11月
2015年11月27日
■アフリカ支援
来年初のアフリカ(ケニア)開催となるTICAD��(アジアアフリカ会議)に向けて日本の支援と関わりを相談する「アジア・アフリカ経済戦略会議」が再スタートし私が議長を務める事となりました。今までも各国への支援は続けてきましたが、ここで3エリアを優先地域に指定し、持続可能なプロジェクトの具体化を急ぐ事になりました。既にコートジボアールのアビジャン市においては、フランスとの協力により、スマートシティ化事業が始まりました。「日仏アフリカ計画」というパートナーシップで今後も事業を進めてまいります。
その関連と今週末からのCOP21での訪仏予定もあり、ダナ駐日大使から昼食のお誘いを頂きました。テロ事件への弔問客が心からの祈りを捧げて頂いている事、一般の方が千羽鶴を贈って下さった事等、日本人の優しさに感謝の言葉を頂きました。
宮中賢所で行われた新嘗祭に初めて参列しました。夕刻からの「神嘉殿の儀」と深夜に行われる「暁の儀」、いずれも長時間に渡る祭事を陛下は火の気もない中で黙々とつとめられます。見守る我々がカイロを身体に貼って参列するのが申し訳ない程です。深夜までつづくこんなに大変な皇室行事で国民の安寧と護国豊穣を祈り続けていらっしゃる事をもう少し知らせても良いのではと思うのですがそこが皇室の尊いところなのかもしれません。
36回目のいちょう祭りは天気に恵まれ、多くの人出で賑わいました。しばらくは場所が変わった事で人気が無かったレクリエーション協会の子ども広場も認知度が上がったせいか大盛況でした。スタッフの皆さんにはただただお礼と労いを申し上げました。
＜おまけの一言＞
久しぶりに新報道2001に出演しましたが、皆さんから慎重でつまらないと冷やかされてます。平井さんから「まるで政府の人みたいだ。」と言われましたが、政府の人ですから…
その関連と今週末からのCOP21での訪仏予定もあり、ダナ駐日大使から昼食のお誘いを頂きました。テロ事件への弔問客が心からの祈りを捧げて頂いている事、一般の方が千羽鶴を贈って下さった事等、日本人の優しさに感謝の言葉を頂きました。
宮中賢所で行われた新嘗祭に初めて参列しました。夕刻からの「神嘉殿の儀」と深夜に行われる「暁の儀」、いずれも長時間に渡る祭事を陛下は火の気もない中で黙々とつとめられます。見守る我々がカイロを身体に貼って参列するのが申し訳ない程です。深夜までつづくこんなに大変な皇室行事で国民の安寧と護国豊穣を祈り続けていらっしゃる事をもう少し知らせても良いのではと思うのですがそこが皇室の尊いところなのかもしれません。
36回目のいちょう祭りは天気に恵まれ、多くの人出で賑わいました。しばらくは場所が変わった事で人気が無かったレクリエーション協会の子ども広場も認知度が上がったせいか大盛況でした。スタッフの皆さんにはただただお礼と労いを申し上げました。
＜おまけの一言＞
久しぶりに新報道2001に出演しましたが、皆さんから慎重でつまらないと冷やかされてます。平井さんから「まるで政府の人みたいだ。」と言われましたが、政府の人ですから…
hagiuda1 at 18:00｜Permalink│
2015年11月20日
■同時多発テロ
大阪W選の応援に行った滞在先のホテルで、フランスの同時多発テロの第一報を受けました。
当日は官房長官が午後から出張の為、在京当番として午前中には帰京予定でしたが、それを繰り上げて新幹線に飛び乗りました。各方面から送られてくる情報が錯綜しており「スタジアムが…」や「いやレストランで」と最初は理解出来なかったのですが、次第に全容が明らかになるにつれ、6ヶ所での同時テロである事が解り、恐怖と悲しみ、そして強い憤りを感じました。官邸へ戻ると直ぐに情報連絡室の会議に加わり対応を協議しました。来年のサミットの警備体制、オリンピックに向けてのテロ対策など、あらゆる可能性を想定してレベルを上げるべく検討に入りました。安倍総理もトルコのG20から一時帰国して、国家安全保障会議を招集し対策強化を指示しました。月末にはCOP21に出席する為、総理と共にパリへ向かいます。日本は国際社会と協力し決してテロに屈しない姿勢で臨みます。
迎賓館の有効活用に向けて視察を行いました。賓客接遇施設としての品格と権威は保ちながらも、折角の国宝施設をもう少し多くの国民の皆様、海外の観光客にも観ていただこうと菅長官と取り組んでいます。私も初めて中へ入ったのですが、洋風の真似事の様に思っていた本館の随所には日本の建築技術や文化が散りばめられていて、驚かされました。過去には開放日に展示品に損傷が起こる事案等もあった事から、装飾品の保護など多少の運営ルールづくりは必要でしょうが、文化施設としての観光地の一つに加えられればと思います。まずは来年2月に試験的に開放を行ってみます。
内閣人事局長として4月以降新たに審議官級に昇格した各省幹部との意見交換会を行いました。安倍内閣が人事局をつくった最大の思いは、事務的な人事一元化では無く、省庁を超えた協力体制の強化である事を改めて呼びかけました。初めての試みでしたが、私も参加者の皆さんも話は尽きず、又の機会に続けようとなりました。会議の後、缶ビール片手の懇親会も悪くなかったです。
＜おまけの一言＞
今週はいちょう祭りです。
今までの様に現地に長い時間滞在できませんが、八王子の秋を皆様と楽しみたいと思います。顔を見ましたら声を掛けて下さい。
当日は官房長官が午後から出張の為、在京当番として午前中には帰京予定でしたが、それを繰り上げて新幹線に飛び乗りました。各方面から送られてくる情報が錯綜しており「スタジアムが…」や「いやレストランで」と最初は理解出来なかったのですが、次第に全容が明らかになるにつれ、6ヶ所での同時テロである事が解り、恐怖と悲しみ、そして強い憤りを感じました。官邸へ戻ると直ぐに情報連絡室の会議に加わり対応を協議しました。来年のサミットの警備体制、オリンピックに向けてのテロ対策など、あらゆる可能性を想定してレベルを上げるべく検討に入りました。安倍総理もトルコのG20から一時帰国して、国家安全保障会議を招集し対策強化を指示しました。月末にはCOP21に出席する為、総理と共にパリへ向かいます。日本は国際社会と協力し決してテロに屈しない姿勢で臨みます。
迎賓館の有効活用に向けて視察を行いました。賓客接遇施設としての品格と権威は保ちながらも、折角の国宝施設をもう少し多くの国民の皆様、海外の観光客にも観ていただこうと菅長官と取り組んでいます。私も初めて中へ入ったのですが、洋風の真似事の様に思っていた本館の随所には日本の建築技術や文化が散りばめられていて、驚かされました。過去には開放日に展示品に損傷が起こる事案等もあった事から、装飾品の保護など多少の運営ルールづくりは必要でしょうが、文化施設としての観光地の一つに加えられればと思います。まずは来年2月に試験的に開放を行ってみます。
内閣人事局長として4月以降新たに審議官級に昇格した各省幹部との意見交換会を行いました。安倍内閣が人事局をつくった最大の思いは、事務的な人事一元化では無く、省庁を超えた協力体制の強化である事を改めて呼びかけました。初めての試みでしたが、私も参加者の皆さんも話は尽きず、又の機会に続けようとなりました。会議の後、缶ビール片手の懇親会も悪くなかったです。
＜おまけの一言＞
今週はいちょう祭りです。
今までの様に現地に長い時間滞在できませんが、八王子の秋を皆様と楽しみたいと思います。顔を見ましたら声を掛けて下さい。
hagiuda1 at 18:00｜Permalink│
2015年11月13日
■机上名札
自民党市議団の皆さんが、官邸へ激励に来てくれました。支部の皆さんとも相談の上、作って頂いた就任祝いの机上名札が出来上がりました。
官邸内で研修会も行い、「庁内システムの統合」、「地方創生への取り組み」、「圏央道の整備計画」など、各省から説明頂き意見交換を行いました。特に政府は2013年からCIOの制度を創設し、各省庁のシステムに横串を通したり、クラウド化によってシステム数と運用コストを圧縮する取り組みを今後地方自治体へも波及させなくてはなりません。IT活用については、市役所でも各部課で目先の使い勝手を追求してきた結果、膨大な被りが生じ、費用がかさんでいる実態を改めて感じました。中核市となった八王子市には三多摩全体のシステムを束ねて行くぐらいの決意でIT先端自治体を目指してほしいとお願いしました。
見学の途中、安倍総理も激励に立ち寄って頂き、私が戻れない中で、地元を守って欲しいとお願いしてくれました。
富山県では田畑裕明代議士のセミナーが開催され、「一億総活躍社会」について講演と鼎談に参加しました。三世代同居の有効性や、スポーツ選手のセカンドキャリアを活かした自治体職員や教員への転身など、私なりのアイデアもお話しさせて頂きマスコミでも取り上げられました。大事な事は特別な政策ではなく、国民一人一人が既成の概念にとらわれず、一歩前へ踏み出せる社会創りを目指す事であり、富山からも様々な発信をして欲しいと結びました。
＜おまけの一言＞
天皇皇后両陛下主催の秋の園遊会にお招き頂きました。国会議員は申込制で招待枠があり、1期から経験をされた方もいますが、私は認証官になってからと決めていたので初めての事です。
幸い、福安八王子市議会議長とご一緒になりました。
hagiuda1 at 18:00｜Permalink│
2015年11月06日
■初外遊
初の総理外遊随行は図らずも、三年半ぶりとなる日中韓首脳会談となり、ソウルを訪問しました。党時代は「中韓は大切な隣国だ」と前置きをしながらも、度々厳しい意見を発信してきた私に対して会談の支障になるのでは？と、一部では揶揄されましたが、仕事はしっかり務めてきました。副長官は会合が終わるたびに記者ブリーフを行わなくてはならない為、晩餐会も席に着いた頃にはデザートになってしまいました。
幸い、食後の日中韓コラボのパフォーマンスは観る事が出来ましたが政治的困難は外に、民間レベルでは似た文化を持つ三国の新たな交流の胎動を感じる事ができました。
朴 槿惠大統領との首脳会談は、前半60分を少人数に絞り両国の懸案事項について前向きで建設的な議論が交わされました。韓国側が求めるいわゆる慰安婦問題については日本としての基本的立場である『1965年の請求権協定で「完全かつ最終的に解決済み」である事、その後の「アジア女性基金」への取り組みや終了後も続けているフォローアップ事業等、寄り添い続けている事実』を確認しました。それでも、この問題が両国の障害となり続ける懸念があるならば、お互い何らかの知恵を出し合い協議を続け、日韓関係の更なる向上を目指す事で合意しました。
いずれの会談も大変有意義だったのですが、デリケートな内容も含むため個々の内容は公表しない申し合わせとなり、その結果、私のブリーフでも「その件はこの場ではコメントできません」を繰り返す一面も…。今後様々な国際会議の機会を通じて日中・日韓とも、会談の機会を増やしていきたいと思いますし、来年は日本がホスト国として三ヶ国首脳会談を開催する事も決定しました。
ソウルから帰るとダンフォード米統合参謀本部長の訪問、クレヘンビュールUNRWA(国際連合パレスチナ難民救済事業機関)事務局長との会談、今日は中国から100名の高校生の表敬と官邸外交も忙しく続いています。クレヘンビュール事務局長からは、パレスチナの現状について報告を受け、又、前日には石巻を訪問し、被災地の子供達と同行のガザの子供達が凧揚げを一緒に行ったと微笑ましいお話も頂きました。子供達の笑顔が絶えない世界をつくろうと誓い合いました。
＜おまけの一言＞
10月31日から北野―橋本間の16号バイパスが無料開放となりました。又、中央高速渋滞解消の為、三鷹―調布間の上りを3車線に付加する決定をしました。
hagiuda1 at 18:00｜Permalink│
