■はぎうだ光一の永田町見聞録

　告示日に降った雪が最終日まで残った八王子市長選でしたが、無事二期目の当選を果たす事ができました。
石森市長、市議会の皆さんと手を携えて、結果を出す4年間にする決意です。







　大相撲初場所は10年ぶりの日本人力士、琴奨菊の初優勝で沸きました。
幸いにも内閣総理大臣杯の授与役を務め、緊張の中、国技館の土俵に上がらせて頂きました。
通常は介添人と共に渡す、大きな総理杯を一人で渡したことで場内がどよめきました。リハーサルの段階で八角理事長から「副長官なら大丈夫！」と太鼓判を押されてしまいましたので引くに引けなくなったのが正直なところで、本当は重かったです。
ネット上では「元力士」とか言われていますが違います。（笑）
貴重な経験をさせていただきました。












　甘利大臣の辞任は誠に残念でした。国会審議への影響を憂い、又秘書の監督責任を明確にした潔い引き際でした。前日までは来週のTPP署名式への出席の為、海外出張を国会へ求める手続きを私が行っておりましたので、正直存じ上げませんでした。夕刻からは各方面への説明と様々な手続きに追われ、官邸と国会、党を駆け回りました。今朝の閣議から石原新大臣が戦列に加わり、改めて内閣一丸となって国家国民の為に働く事を固く誓い合いました。
国民の皆様へ私の立場からもお詫びを申し上げると共に、政治への信頼回復に向けて全力で職務に当たります。

〈おまけの一言〉
　徳川幕府の家臣として八王子の街づくりの礎を作り、千人同心の生みの親でもある大久保長安の記念館が小門町の産千代神社内に建立され、お披露目がありました。偉業の数々を後世に伝えると共に、私自身も街づくりの後継者として努力をいたします。

　 軽井沢のバス事故では多くの若い尊い命が奪われてしまいました。亡くなった方の中には市内在住の学生もいました。希望を胸に八王子へ上京した学生の想い、ご実家の両親の心情を察すると言葉がありません。ご冥福をお祈りすると共に、政府をあげ原因究明と再発防止に全力で取り組みます。 　

　市長選第一声には多くの皆さんに集まって頂き元気に出陣する事ができました。昨年中核市となり、来年市政100年を迎える本市の向こう4年間は、大切な舵取りが求められます。職住近接の自立都市、年間300万人の登山客を迎える高尾山に代表される観光都市、22の大学・教育機関を有する学園都市、交通の結節点としてのハブ機能など本市の持つ潜在的な可能性を総点検して、三多摩のリーダーとしての役割と都市像を明確にする4年間となります。







　
　夕方には小雪舞う中、石破大臣と街頭から訴えました。国会対応で中々戻れませんでしたが、万が一の無いよう、残り一日、市内を駆け回ります。






　高月整形外科病院の山口院長が他界され、お別れの会で弔辞を捧げました。山と田んぼに囲まれた高月町は駅からも遠く、バス路線も無く、便の悪さは否めません。「1年ももたないのでは？」と仲間から心配された病院は、山口先生の「手」の外科医としての専門性と昼夜を問わない努力によって、今では市内はもちろん、全国から患者さんが後を絶たない有名病院となりました。私の浪人時代を支えて頂き、事ある度にお声をかけて頂いた恩人で、残念でなりません。ご支援、ご厚情に感謝を申し上げ、お別れを申し上げました。







＜おまけの一言＞　
　琴奨菊の快進撃が続いていましたが、今日連勝が止まりました。優勝すれば10年ぶりの日本人力士とのこと。千秋楽に総理の代理で、私が内閣総理大臣杯をお渡しするのですが…？

平成27年度補正予算が衆議院で可決、参議院へ送付されました。介護施設や保育所の整備前倒し、3世代同居を促す為の建設費補助等、新3本の矢で目指す「待機児童ゼロ」、「介護離職ゼロ」に繋がる政策的経費を盛り込み、一億総活躍社会の環境整備を急ぎます。
3年間続けた予算委員会理事を離れた事でホッとしたのも束の間、今度は政府答弁対応の準備で朝7時から連日の打ち合わせが続きました。又、内閣人事局長として給与法関連法案の提案者として内閣委員会に臨みました。昨年までとは全く異なる国会対応に戸惑いながらの毎日です。

八王子市では今年も約7500人の新成人が誕生しました。数年前から役所主導ではなく、実行委員の公募をして新成人による式典運営を続けております。趣向を凝らし、地元でメジャーデビューを果たした「フラチナリズム」のビデオレターでは、映像から本人達が飛び出し歌のプレゼントをするというサプライズも。多くの新成人に声をかけられ握手をしましたが、「小学校の国会見学で会いました。」という人が多く嬉しかったです。







石森市長の総決起大会は寒い中、オリンパスホール満席の皆さんが集まって頂きました。石森市政の4年間は国政・都政との連携も良好で、しっかりと成果を上げています。来年は市政100年の大きな節目を迎えます。三多摩のリーディングシティとしての八王子再生に力を合わせて臨む決意です。






4年前は浪人中だったので、朝から晩まで選挙事務所に詰めましたが、今回は中々戻れません。有難い事に馳文科大臣、石破地方創生担当大臣はじめ閣僚と党役員の先輩方が代わって応援に行って頂ける事になりました。感謝です。

<おまけの一言>
週末だけ新年会に駆け回っています。
日曜日は石破大臣と共に石森市長応援で街頭に立ちます。
(18:00〜狭間イトーヨーカ堂前、19:00〜JR八王子駅北口東急スクエア前)
ご参集頂ければ幸いです。






























※八王子市消防団出初式にて












※春高女子バレー 決勝 八王子実践vs下北沢成徳にて











※諸外国高校生の交流事業にて

新年4日、史上最も早い召集となった第190回国会では、天皇陛下のご臨席を仰ぎ、開会式が行われました。毎年、織物の街代表として、和装での登院を続けてきましたが、今年は着付けの時間も取れず、華やかな記念写真の集いを横目に会合を飛び回りました。新たな責任を胸に緊張感を持って150日間の会期に臨みます。

翌日は総理と共に伊勢神宮を参拝しました。例年の4日よりは人出が少なかったそうですが、それでも多くの参拝客や地元関係者が各所で歓迎をして下さいました。5月にはＧ７サミットが伊勢・志摩の地で行われます。悠久の歴史を紡いできた素晴らしい環境の中で世界のリーダーを迎え、実りある成果が出せるよう万全の準備を進めます。






　本会議では官房副長官として、初めてひな壇の閣僚席に座りました。何年も過ごしてきた議場ですが改めて見える景色の違いが新鮮でした。当日は北朝鮮による核実験を受け、情報収集を行いながらの本会議でしたので、刻々と入る新しい情報を総理へ伝え、答弁を深化させる作業が加わりました。又、翌朝は7時に官邸に集まり、オバマ大統領との電話会談、官房長官に代っての記者会見、夕刻には朴韓国大統領との電話会談と慌ただしい日程が続きました。拉致問題の解決は安倍内閣の最重要課題です。しかしながら、そのことを理由に制裁をためらう訳にはいきません。国連安保理と協調すると共に、我が国独自の制裁強化も含め断固たる態度で臨みます。






　高尾・浅川後援会の会長をお務め頂いた河瀬会長が急逝されました。
高尾駅の橋上化にご尽力され5万人を超える署名を集め、事業が動き出すきっかけになりました。
数年前からはいちょう祭りの会長として財政基盤の安定化にも素晴らしいリーダーシップを発揮頂きました。
正月3日には「おしるこができたから寄れよ」と電話を頂き、お邪魔したばかりでした。ただただ残念でなりません。長い間のご支援に心からの感謝を申し上げご冥福をお祈りします。

※今年度のいちょう祭りにて

＜おまけの一言＞
　まだ新年一週間ですが、一ヶ月位経った様に感じます。元旦の宮中新年祝賀の儀はじめ、４日からは国会が始まり例年のように地元の新年会に出席が叶いませんが、是非ご理解をお願いします。






※官房長官に代っての記者会見

皆様お揃いで健やかに新しい年をお迎えの事とお慶び申し上げます。
　昨年10月の第3次安倍改造内閣において、内閣官房副長官を拝命しました。皆様のご支援で再起を果たして以来、約1000日間、党総裁特別補佐、筆頭副幹事長として党務に汗を流してまいりましたが、今度は内閣のど真中で安倍政権をしっかり支えていけるよう全力で臨む覚悟です。閣議への出席はもちろんの事、事務次官会議をはじめとする各府省庁の政策調整や副大臣・政務官会議、総理外交の随行や危機管理対応等、かけがえのない仕事をさせて頂いている為、中々地元へは戻れませんが、何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
　一方、昨年中核市へと移行を果たした八王子市は名実ともに三多摩のリーディングシティとしての役割を担うべく、様々な街づくりと政策のレベルアップに向け、始動しました。来年には市政100年という大きな節目を迎えるにあたり、歴史と文化に裏打ちされた本市の潜在力を見直すべく、市民力と共に政治力を結集し、未来をしっかりと見据えた新八王子創りに国政の場から力を注いでまいります。
　日本を、そして八王子を力強く、更に一歩前に踏み出せるよう、今年一年も頑張りますので変わらぬご指導と一層のご支援をお願い申し上げます。

平成28年元旦
衆議院議員　萩生田光一