2018年10月

2018年10月26日

■第197国会 開会

 天皇陛下の御臨席を仰ぎ、第197国会の開会式が行われました。12月10日までの48日間という短い会期ですが、この夏の災害復興、小中学校教室へのエアコン設置等を進める補正予算の一日も早い成立を目指す一方、消費税対策や外国人人材受け入れ拡大の為の入管法の改正など、重要な政策に臨みます。
私自身も二期目の幹事長代行。党の司令塔としての幹事長室の役割をしっかり果たして参ります。

 明治改元から満150年を迎えた10月23日、「明治百五十年記念式典」が憲政記念館で行われました。安倍総理は式辞で「平成のその先の時代に向けて、明治の人々に倣い、どんな困難にも怯むことなく、未来を切り拓いていく。平和で豊かな日本を次の世代に引き継いでいく」と決意を述べました。
私達も又、近代国家の礎を創られた先人に負けぬよう頑張って参る所存です。
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 八王子青年会議所(八王子JC)主催による「こども屋台選手権」が南大沢の三井アウトレットパークを中心に行われ、秋晴れのもと多くの人で賑わいました。市内19の小学生チームによる料理コンテストは、味はもちろん、地元素材、調理コンセプト、商品名、販売パフォーマンス等を競います。千円の参加チケットを買うと3つのブースを廻る事ができ、最後に投票券で1校を選ぶというシステムです。いかにも子供らしいほほえましいものや、大人顔負けの本格的なものまで、様々な料理を、子供達はPTAの皆さんの協力も得て夏から準備を続けてきたそうです。「一票投じてもらうって大変でしょう?」と子供達に声をかけましたが、選挙の大切さも知っていただく良い社会勉強になったと思います。
栄えある第1回優勝は宮上小の「手づくりもちもち皮の4色餃子」。理事長に代わって私から賞状とトロフィー、優勝賞品の焼肉食事券を贈呈しました。
JCの皆さんも継続していきたいとの事でしたので、例えば入賞校は来月のいちょう祭りで出店権を与えるとか、道の駅で一日販売イベントを行うなどコラボをしてもよいのではと提案しましたが…。後輩達は「今日一日でぐったりです」と聞き流していました(笑)。
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<おまけの一言>
NHK「日曜討論」に党を代表して出演します。
10/28(日)9:15〜10:15 


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※わくわくフェア 第18回八王子メッセ「街道市」

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※みずき通りフェスティバル

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※第72回八王子市民体育大会 少林寺拳法演武大会

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※秋の民踊フェスティバル

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※後援会発会式

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※市内の運動会





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2018年10月19日

■文化の秋、食欲の秋

 永い間都議会議員として地方自治に貢献された内田茂 党都連最高顧問、林田武 党都連党紀委員長が叙勲の栄に浴され、いずれも発起人の一人としてお祝いの会に出席しました。
内田先生は小池知事から「都議会のドン」とネガティブに称されレッテル貼りをされましたが、その実態は、誰よりも仲間や後輩達の面倒見の良い下町の人情味あふれる「親父さん」で、文字通り東京のリーダーとして都政発展に尽力された方です。主賓の挨拶に立った麻生副総理は「内田さんにしても麻生太郎にしても、週刊誌で悪く書かれる人ほど永田町ではいい人が多い」と会場の笑いを誘い、舞台から降りてくるなり私を見つけて「ここにも仲間がいた(笑)」と私の腕をつかみました。議員引退後も私達後輩の為に惜しまず汗を流される姿に敬意を表します。
 一方、林田先生はお隣の福生市議会の先輩として三議連でもご指導いただき、図らずも都議会は同期で席を並べさせていただいた仲です。挨拶の中で、亡き石川要三先生と共に何度も国政転身を薦めていただきましたが、「25区へ移ってまで国会議員になるのは私の信念と違う」とお断りした事や、落選を経験した時、「林田先生の言う事を聞いておけばよかった」と反省した思い出も披露しました。
 いずれの会も都議会時代の仲間が集まる良い同窓会にもなりました。
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※林田武氏旭日中綬章受章を祝う会


 今年も各地の市民センターで秋の文化祭が始まりました。いずれも福祉や防災をテーマにした講演会や地元の皆さんの素人とは思えない芸術品が並びます。
もう一つの楽しみは、接待用のお茶やコーヒーで、各センター趣向を凝らして、高尾の清水を汲んだり、豆から煎ったり、手作りの茶菓子を作ったりとおもてなしを競ってくれます。
中でも秀逸は横山南のまかないカレー。スタッフ用なのですが、住民協議会の役員でもあり、かつて帝国ホテルで鍋を振っていた大船町の小畠さんが、数日前から仕込みをして本格的なビーフカレーを作ります。定年退職後、何か地域の一員として何かお手伝いをしたいという思いから始まったそうですが、そのおいしさからセンター内で「男の料理教室」という講座を持つ事になり、20年近くもがんばってくれています。今年は午後にお邪魔したので間に合わないと思っていましたら、「萩生田さんが来てないなと思って少し残しておいたよ」と白衣姿でカレーを運んでくれました。皆さんとのふれあいが心にしみる週末の地元です。
横山南市民センターまつり
※横山南市民センターまつり

<おまけの一言>
 上野で行われた東洋書道芸術院(松本烏城会長)の表彰式に久しぶりに出席しました。書といえば、今年の党カレンダーの10月は私。恥ずかしくて買い占めたいくらいです。来年版は9月に登場します。
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※第72回八王子市民体育大会 剣道大会 

共励こども園運動会
※市内の運動会

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※東京フォーラム802 第1回伊藤しょうこう都政報告会




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2018年10月12日

■地方議員年金

 改造後初となる政府与党連絡会議が総理官邸で行われました。新体制での政府・自公・衆参の連携と結束、臨時国会での補正予算の早期成立等が確認されました。
IMG_1145終了後の記者会見では地方議員年金制度についての質問があり、私の考え方を申し上げました。
一部メディアで報道がありましたが、この機会に説明をしたいと思います。
 まず、2011年に廃止をした「議員年金」の復活には反対です。3期12年以上を支給対象とする、公費負担率の高いかつての制度はとても持続できません。一方、厚生年金への加入は様々な条件を精査した上で一考する事は否定しません。一くくりに地方議員と言っても私のような中核市の市議会や都議会を経験した者と、町村議員ではおのずと仕事量も報酬額も異なります。都道府県議や政令市では専業で議員を務めている人が多い一方、小さな自治体では兼職が多く、職員より報酬額が低い議会もありますので、一律に厚生年金への加入という事は難しいです。又、議会内の役職や、議会選出の審議会委員の兼務、一部事務組合への派遣など勤務日数や時間にも大きな隔たりがあり、同じ議会の中でも議員によって週20時間以上の条件をクリアする人としない人とに分かれてしまいます。もっとも議会外での様々な議員としての活動をどこまで公務として認めるかなど課題は残ります。
地方分権が進み、議員の役割も大きく変わってきました。行政のチェック機能のみならず、政策立案から、時には施策の遂行を職員と一緒に行う事もありますし、海外姉妹都市との地方議員交流が国政の課題解決のきっかけになった例もあります。欧州のように夜間や休日に議会を開き、報酬も低く兼業を当然とする方法もありますし、人数を絞る代わりに報酬を上げ、専門性の高い人達に半ば常勤に近い形で取り組んでもらう考え方もあります。「年金廃止が地方議員のなり手不足につながる」という一部意見に与するつもりはありませんが、私自身も若い頃は議員年金の心配などした事もありませんでしたが今の責任ある立場になって、例えば地域で信頼厚い働き盛りの人に「今の会社を辞めて市議にならないか?」と勧めたくとも、ある程度将来までの生活保障を考えなくては中々口にできません。もちろん覚悟の無い人が議員になられるのも迷惑ですが、何か緩やかなセーフティネットを構築する仕組みは検討していかなくては幅広い人材を集める事がより難しくなるのではないでしょうか。昭和と平成、二度の合併の機会を見送った議会には後継者を自ら見つける責任もあるはずです。地方自治体の適正規模もこの際検討を加えるべきです。
党内でも真っ向反対を唱える方々もいらっしゃいますが、よく見ると世襲や資産家出身のお金の心配をしないで当選された方が目立ちます。政治家が特定の人達からのみ選出されるものではなく、市井から出る仕組みを次代に残せるよう、ここは年金の賛否のみならず、地方議会のあり方そのものをしっかり議論していきたいと思います。

 6回目を迎える八王子フードフェスティバルは、場所を南大沢駅前に移して賑やかに行われました。186平方キロという広い市域を持つ本市では、市民の皆さんが利用する駅周辺でそれぞれ生活圏が異なり、多摩ニュータウンの由木地域の方々は中々旧市内には出かけませんし、高尾地域では映画を観るなら南大沢より立川の方が便利という方々もいるくらいです。
市内の飲食店や食料品店の自慢の一品が並んだ新しい街中でのイベントは、新旧住民の交流と、お互いに八王子再発見の良い場になったと思います。
中でもJAの若手の皆さんが遊休農地等を活用して始めた「八王子パッションフルーツ」が注目です。南国のフルーツと言われたパッションフルーツを、試行錯誤の末、見事に収穫にたどりつき、今ではいくつもの農家で栽培が進んでいます。メディアでも取り上げられ人気は上々、二次製品としてのジュースなど、できれば市内で作れるように生産拡大に向け頑張りたいと声をかけてくれました。
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<おまけの一言>
党を代表して故・翁長前沖縄県知事の県民葬に参列し、献花を行いました。
基地問題では残念ながら最後まで国と対立関係にありましたが、観光・経済はじめ他の沖縄振興策では協調し、大きな成果を上げた知事でした。元々は我党の県連幹事長も務めた方で、上京時には必ず党本部へ立ち寄り二階幹事長や私達との懇談を欠かさず続けられました。ご冥福をお祈りします。
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※市内の幼稚園・保育園の運動会

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※市内の書道展

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※ダンススポーツフェスティバルin八王子 

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※八王子国際交流フェスティバル2018

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※お帰りなさい!Dr.肥沼」〜ドイツの味覚と文化を楽しむ一日

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※修学旅行の高校生と対談






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2018年10月05日

■幹事長代行留任

 第4次安倍改造内閣が始動しました。「地味」だとか「面白みがない」など辛辣な批判が踊りますが、私は落ち着いた良い布陣だと思います。総裁選直後という事もあり、お世話になった各グループへの配慮は否めませんが、その中でもそれぞれの分野でコツコツと汗を流してきた方々が選ばれたのだと思います。そもそも、一般的な対外知名度と党内評価が必ずしも一致しないのが永田町の不思議なところです。メディアへの露出が多ければそれなりに名前は売れます。私も若手の頃は後援会の中でも「もっとバラエティ政治番組に出たらどうか」との声もありました。ですが、そういう仲間や先輩方のその後を見れば、判断に誤りはなかったのではないでしょうか。
各選挙区で信頼を得て当選を重ねてきた先輩方です。必ず国民の期待に応えて頑張っていただけると信じます。
一方、私は党幹事長代行に留任し、内閣と党の人事調整に走り回る一週間でした。各派からの推薦、現場の声、先の国会や党内の重要案件に照らして人・部屋・車等を配していく仕事は真に6年目。一度決まったと思って一息つくも、瞬時にひっくり返され、またやり直し。うまくいっても誰にも褒められず、叶わなければ「幹事長室の判断」「代行が聞いてくれない」と時に恨みを買う、割の合わない仕事です(笑)。唯一の慰めは、党職員の皆さん
が「代行留任で良かったです」「今年は過去最速です」と声をかけてくれる事です。様々な人間模様の中で鍛えられている事に感謝してがんばります。
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 101年目となる市政記念式典に出席しました。
明神町の国合同庁舎整備、子安町の医療刑務所跡地公園整備、圏央道八王子西インター物流拠点整備など、国と市で連携して街づくりが求められる重要な時代に、地元代議士としてしっかり結果を出していく事を誓いました。
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<おまけの一言>
 世界台湾同郷会で記念講演を行いました。
党青年局時代からの日台の取り組みや八王子市と高雄市との姉妹都市締結の思い出話などを語らせて頂きました。我国の大切な友人、引き続き友好親善に努力します。
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※都内での講演

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※第72回八王子市民体育大会 居合道大会

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※八王子ビートレインズ 開幕戦 






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2018年10月02日

■ご挨拶

 本日、党役員人事と内閣改造が行われ、第4次安倍内閣がスタートしました。
私は引き続き党幹事長代行の職を命じられ、二階幹事長のもとで党運営に汗を流す事となりました。
「内閣も党も骨格は変えない」という総理の方針の下、続投をする事は真に責任重大であり、身の引き締まる思いです。
 今まで以上に忙しい日程となり地元の皆様にはご迷惑をおかけしますが、しっかりと働いてまいりますので一層のご指導とご支援をお願い申し上げます。
初役員会
平成30年10月2日
自民党幹事長代行
衆議院議員
萩生田 光一


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