■はぎうだ光一の永田町見聞録

　八王子市議会議員選挙は40議席に50名が立候補する大激戦でした。我が党は現職11名、新人5名、元職1名の17名の公認候補を擁立しました。お陰様で16名の当選を果たすことができましたが、5期目を目指した伊藤議長が落選という番狂わせが生じてしまいました。我が党元職と新人が隣接エリアから出馬をし、少なからず影響を与えていたものの、今までの実績を見れば結果は揺るぎないと思っていたのですが…。報告会での議長の敗戦の弁は立派でした。私はお詫びと共に、立場は変わっても引き続きのご指導を頂きたいとお願いしました。選挙の厳しさ、難しさを改めて感じました。
　一方、この一年手塩にかけて育ててきた新人全員が当選出来たことは大きな成果でした。地方選挙は努力を怠らなければ結果を出せることも証明できました。早速、週末には新人研修会を行います。
今後この16名とチームを組んで、様々な課題解決と新たな街づくりへの挑戦を続けます。
各所でご支援いただいた皆様に厚くお礼申し上げます。



　天皇皇后両陛下は、昭和天皇への退位のご報告の為、八王子の武蔵陵を訪問されました。警備の関係もあり、いつもはギリギリまで日程が公表されないのですが、今回は宮内庁から3週間ほど前に内示があり、町自連、安協、八王子まつりやいちょう祭りの実行委員会にも呼びかけ、「両陛下をお迎えする会」を組織し準備をしました。八王子インターから浅川大橋、追分から御陵まで、沿道にはかつてないほどの市民が出迎え、両陛下は長い道のりを窓を開け、手を振り続けてくださいました。日の丸の小旗4000本はたちまち無くなり、沿道の小学校、幼稚園、保育園の子供たちは手づくりの小旗で集まってくれました。
いよいよあと4日で平成が終わります。少し寂しい思いもありますが、日本でこのような御代替りの経験をできるのは八王子市だけである事を誇りに、令和の時代を迎えます。



〈おまけの一言〉
　初めての10連休を控え、医療・金融・運輸など、万一にも国民の皆様に支障が無いよう、党として最終チェックを行い政府と共有しました。
お仕事の方もいらっしゃると思いますが、皆様と御代替りを祝いたいと思います。



※元八王子八幡神社　例大祭


※花と緑のまちづくりフェア2019

　平成最後となる「桜を見る会」は、昨年の葉桜とはうって変わって満開の八重桜の中で開催する事ができました。毎年、総理官邸と幹事長室で開催日を調整するのですが、一日ずつずれていく土曜日と過去の開花日、その年の行事を睨みながらの打合せは誰も責任を取りたくないので中々決まりません(笑)ホッとしました。

　ノートルダム大聖堂の火災は、フランス国民のみならず世界が悲しむ出来事でした。心からお見舞いを申し上げます。２月の訪仏時に、気軽な見学のつもりが総理特使という立場だったおかげで、職員や学芸員の皆さん総出でお迎え頂き、燃えてしまった非公開の天井裏まで丁寧なご案内をして頂いたばかりでしたので、ショックでした。パイプオルガンの調律に日本人の関口格さんが係わっており、教会音楽の歴史についてもご教授を頂きました。

我が国もそうですが、古い建築物ほど防火対策が貧弱で、今回の件は大切な歴史建造物をどう守るかを世界に一石を投じる出来事でした。技術と予算両面で早速検討を深め、世界レベルでの防火スタンダートの底上げを講じていきたいと思います。



　市議会議員選挙も残り１日。候補者の皆さんはラストスパートで頑張っています。この一週間、党幹事長代行、そして都連総務会長として他県や他市への応援日程もあり、かつてのように地元密着という訳にはいきませんでした。ありがたい事に私に代わって在京中の衆参の先輩や仲間の皆さんが八王子へ駆けつけて頂き、マイクを握って頂きました。最後の最後まで堂々と政策を訴え、死力を尽くして当選を目指して欲しいと願います。



〈おまけの一言〉
　４月２３日（火）の天皇陛下の八王子訪問時間は以下の通りです。甲州街道は往路だけですのでご注意ください。
https://livedoor.blogimg.jp/hagiuda1/imgs/2/7/2749d40a.jpg

　4月10日、八王子では平成最後のなごり雪が降りました。朝からいつものようにテレビ局各社が八王子駅から中継をしていました。本市は187km2の市域があり、雨も西から雪に変わり、10時過ぎには街中も白くなっていました。国会では皆さんから「八王子雪だって」と声をかけられ、嬉しいやら恥ずかしいやら（笑）「令和を迎える浄めの雪ですよ」と応えました。
4月23日11：00頃八王子インター着で両陛下の「今上天皇としては最後の武蔵陵参拝」が決まりました。浅川大橋を渡り、バイパスで追分→武蔵陵の予定です。片道だけですが、いちょう並木を通って平成最後の来王となります。いつもは直前まで日程を公表しないのですが、今度ばかりは最後という事で、宮内庁も早めに連絡をくれました。皆さんと共に沿道でお迎えし、三十年のご労苦に敬意と感謝を申し上げたいと存じます。

　地元町会の暁公園が約半世紀ぶりにリニューアル工事を行い、竣工式と安全祈願が行われました。3年前から福安市議を通じて市へ要望書を提出。夏祭りや運動会など町内行事に支障のないよう設計にも配慮いただき、又、もしもの場合の煮炊きに対応できる「かまどベンチ」など、一時避難場所としての機能も充実しました。私にとっては親子2代で親しんだ場所ですし、議員になってからは数々の集会を催していただき、安倍総理にも来ていただいた事もある思い出いっぱいの公園です。近年、二世帯住宅や建売分譲などで子供達も戻ってきましたので、コミュニティあふれる活気ある公園になってくれることを願います。
こうなると隣接する老朽化した会館も建て直したいと誰もが思うのですが…「資金が無いのでその事には触れるなよ」と町会長がおっしゃっていました。1Fを高齢者のデイケアセンターに貸すとか何か知恵を出してみようと思います。



　天皇陛下御在位三十年奉祝感謝の集いはノーベル賞学者の山中教授、北野武さんなどの祝意で盛り上がりました。何といっても圧巻はブラジル日系4世の女子高生、宮崎真優さん。ノー原稿で両陛下との思い出、二つの祖国への思い、将来の夢を語っていただき感動で涙があふれました。MISIA、ユーミン、ゆずの素晴らしい歌声と共にお祝いをしました。
残念な事に、その夜、櫻田五輪相が被災地の方々を傷つける不用意な発言により辞任する事態が生じました。党内からも今回の発言はかばいきれないと厳しい声が上がりました。ここは気持ちも新たに後半国会に緊張感を持って臨む事を確認しました。
明後日からはいよいよ統一地方選後半戦。地元市議会全員の当選に向け全力でがんばります。



＜おまけの一言＞
　4月23日、「両陛下　武蔵陵行幸啓」は、今上天皇として最後となりますので、各町会を通じて通行予定をお知らせする事となりました。是非沿道へお出かけいただき、お迎えいただければと思います。



※八王子市内のお花見


※第8回はぎうだ光一グラウンドゴルフ交流大会

　新元号は「令和」に決定しました。従来の中国の古典ではなく初めて国書の万葉集から出典をしたことも含め、新しい時代の幕開けを感じさせる、響きも良い元号だと思います。平成の発表は喪中でしたが、令和は満開の桜の中、多くの国民が仕事の手を止め見守り、街中では街頭ビジョンの前に人があふれ、歓声や拍手を送る皆さんの笑顔も映し出され、祝賀ムード一色でした。戦争の無かった平成の時代をしっかり継承しつつ、我国の潜在的な魅力、国民一人一人の可能性を更に広げる事ができるよう、新しい時代を拓いていく決意です。



　第25回ジャパンビーチボール全国大会が八王子のエスフォルタアリーナで開催されました。私自身、レクリエーション協会に長く携わってきましたが、正直これだけの競技人口がいるとは存じ上げませんでした。文字通りビーチボールを使って1チーム4名がバレーボールと同様に打ち合うゲームはかなりハードで驚きました。
二日間の大会の為に全国の皆さんが市内に宿泊いただき、夜にはジャージ姿のまま街中を行き交う方も多く、経済効果もあったと思います。
大きな大会が入ると市民が使えないという苦情も耳にします。その代わりに市内大学等の借り上げ事業も充実してきましたし、ボルダリング世界大会、大相撲など外から人を呼び込む事や、本物のスポーツを身近で観戦できる環境は市民にとってプラスのはずです。



　都知事の特別秘書が退任し、都が大半の株を有する関連企業社長として天下りをするそうです。記者会見でその事を聞かれましたので「天下りの極みでは」と評しました。都OBが安易に関連企業へ行く事も全て良いとは思いませんが、彼らはそれぞれの業務に精通しており、又職員との交流もある上、専門性も有し、仕事をもって都民にその経験を還元することができますが、知事側近というだけでは職員もたまりません。いよいよ都政が心配です。

＜おまけの一言＞
　都心では満開の桜ですが、八王子ではまだ6分〜7分咲きです。各地の花見にお招きいただいていますが、今年は市議選関連日程と重なり中々お邪魔できません。





※市議選候補予定者の応援


※八王子市少年軟式野球大会　開会式


※市内の保育園で入園式