2022年02月
2022年02月25日
■ロシア ウクライナへ侵攻
ロシア軍によるウクライナへの侵攻は、ウクライナの主権及び領土の一体性を侵害するものであり、強く非難します。
今回の事態を受けて経済産業省としては、24日に私を本部長とする「ウクライナ情勢に関する省内対策本部」を開催するとともに、国家安全保障会議における岸田総理の指示を踏まえ、一点目としてウクライナに進出する日系企業の安全確保。二点目としてエネルギー安定供給の確保に向け、主要な消費国や産油・産ガス国、IEAなど国際社会と連携し、増産の働きかけを含めて機動的に対応するとともに、ガソリン・軽油・灯油・重油を対象とする激変緩和措置による支援の深掘りを含む追加的な措置を速やかに講じること。三点目として日本貿易振興機構や日本貿易保険における相談窓口の設置と、迅速な保険金支払いへの対応、また政府系金融機関等における特別相談窓口の設置とあわせて日本公庫等におけるセーフティネット貸付の運用緩和など、中小企業への支援に万全を期すこと。そして四点目として貿易管理に関する制裁措置を講じること。具体的には、ロシアの軍事関連団体への輸出に関する支払受領等の禁止など厳格な制裁措置を米欧と連携して速やかに実施すること。以上の四点をまず速やかに実施いたします。
今般のような力による一方的な現状変更は断じて認められるものではなく、ルールに基づく国際秩序に対する深刻な挑戦です。我が国の安全保障の観点からも決して看過できません。引き続き緊張感を持って事態の動向を注視し、我が国経済への影響を最小限にとどめるとともに、安全保障を確保する観点から、G7を初めとする国際社会と連携し、対応してまいります。
そしてこうした観点から、今週は英国のトレビリアン国際貿易大臣との会談も行いました。ウクライナを巡る問題の解決に向けて我が国としても国際社会に対応していくため、英国を含む有志国と連携していくことを伝えました。また、英国のCPTPP加入手続きが進展していることに対し、CPTPPへの新規加入の最初の事例として、自由な貿易を促進していく立場からハイスタンダードなルールをしっかり守ることに我が国としても着実に取り組んでいく旨を伝えました。
英国は基本的価値観や社会的課題を共有する重要なパートナーです。外交や経済など幅広い分野で緊密に連携するとともに、我が国の国益にかなった最善の結果が得られるよう、引き続き取り組んでまいります。
今週は、参議院での予算審議が始まりました。与野党問わず多くの通告があり、職員含めて深夜・早朝の対応を行いました。政府全体としてウクライナへの対応が急務となる中、万が一にも国会審議が悪影響を及ぼすといったことが無いよう、しっかり頑張ります。
＜おまけの一言＞
町田・日野両市の市議選が行われました。党都連会長となり個人的なつながりでの応援ができなくなりましたが、最終日は日野総支部の要請を受け３名の応援にまいりました。町田は全員当選、日野は一名が落選という結果となりました。
※ウクライナ有事に備える原油高対策の加速・追加に向けた緊急提言手交
今回の事態を受けて経済産業省としては、24日に私を本部長とする「ウクライナ情勢に関する省内対策本部」を開催するとともに、国家安全保障会議における岸田総理の指示を踏まえ、一点目としてウクライナに進出する日系企業の安全確保。二点目としてエネルギー安定供給の確保に向け、主要な消費国や産油・産ガス国、IEAなど国際社会と連携し、増産の働きかけを含めて機動的に対応するとともに、ガソリン・軽油・灯油・重油を対象とする激変緩和措置による支援の深掘りを含む追加的な措置を速やかに講じること。三点目として日本貿易振興機構や日本貿易保険における相談窓口の設置と、迅速な保険金支払いへの対応、また政府系金融機関等における特別相談窓口の設置とあわせて日本公庫等におけるセーフティネット貸付の運用緩和など、中小企業への支援に万全を期すこと。そして四点目として貿易管理に関する制裁措置を講じること。具体的には、ロシアの軍事関連団体への輸出に関する支払受領等の禁止など厳格な制裁措置を米欧と連携して速やかに実施すること。以上の四点をまず速やかに実施いたします。
今般のような力による一方的な現状変更は断じて認められるものではなく、ルールに基づく国際秩序に対する深刻な挑戦です。我が国の安全保障の観点からも決して看過できません。引き続き緊張感を持って事態の動向を注視し、我が国経済への影響を最小限にとどめるとともに、安全保障を確保する観点から、G7を初めとする国際社会と連携し、対応してまいります。
そしてこうした観点から、今週は英国のトレビリアン国際貿易大臣との会談も行いました。ウクライナを巡る問題の解決に向けて我が国としても国際社会に対応していくため、英国を含む有志国と連携していくことを伝えました。また、英国のCPTPP加入手続きが進展していることに対し、CPTPPへの新規加入の最初の事例として、自由な貿易を促進していく立場からハイスタンダードなルールをしっかり守ることに我が国としても着実に取り組んでいく旨を伝えました。
英国は基本的価値観や社会的課題を共有する重要なパートナーです。外交や経済など幅広い分野で緊密に連携するとともに、我が国の国益にかなった最善の結果が得られるよう、引き続き取り組んでまいります。
今週は、参議院での予算審議が始まりました。与野党問わず多くの通告があり、職員含めて深夜・早朝の対応を行いました。政府全体としてウクライナへの対応が急務となる中、万が一にも国会審議が悪影響を及ぼすといったことが無いよう、しっかり頑張ります。
＜おまけの一言＞
町田・日野両市の市議選が行われました。党都連会長となり個人的なつながりでの応援ができなくなりましたが、最終日は日野総支部の要請を受け３名の応援にまいりました。町田は全員当選、日野は一名が落選という結果となりました。
※ウクライナ有事に備える原油高対策の加速・追加に向けた緊急提言手交
hagiuda1 at 18:18｜Permalink│
2022年02月18日
■福島復興再生協議会
衆議院予算委員会では公聴会等も終わり、いよいよ大詰めです。今週は一斉に分科会での各省庁の集中審議が行われ、経済産業省所管では2日間、12時間に渡り24名の質疑が続きました。各党とも新人、若手議員が多く登壇するため、より丁寧な対応が求められます。職員の皆さんも答弁対応に遅くまで頑張っていただき何とか乗り越える事ができました。
2月11・12日に、福島県を訪問しました。昨年10月の経産大臣就任以降、3度目の福島訪問です。
楢葉遠隔技術開発センターでは、燃料デブリの取り出しに向けて、日英共同で最先端技術の開発が進められているロボットアームの実物を確認しました。高線量の原子炉の内部で自在に運用できるとのことで、高いレベルの技術開発が進められていることを実感しました。このロボットアームが楢葉町に到着したことは多くのメディアでも報じられており、廃炉が進む事への全国の期待が高まっています。このプロジェクトに携わる職員の皆様にも、引き続き精力的な技術開発を進めていただくよう、激励を申し上げました。
また、郡山市の産総研福島再生可能エネルギー研究所、FREA（フレア）を訪問しました。FREAでは、再エネの国際的な研究開発・実証を進めるとともに、東日本大震災の被災地の企業の皆様に対するノウハウの提供や、地元企業のシーズをもとにした再エネ関連技術の事業化、人材育成の支援を行っています。福島新エネ社会構想が具体化に向け進んでいることを実感しました。「原子力災害からの福島復興再生協議会」では、内堀知事をはじめ福島の皆様から、福島の現状と今後について幅広いご意見、ご要望を頂きました。私からは、頂いたご要望をしっかりと受け止めること、そして、引き続き被災者の皆様に寄り添い、全力で取り組んでいく決意を申し上げました。
「道の駅ならは」を訪れ、楢葉町の松本町長のご紹介のもと、海産物や野菜・果物、地酒、お菓子など、地元の魅力的な産品を拝見し、私も購入させていただきました。八王子の道の駅での販売会を提案し、早速、市と協議を始めました。先週8日には台湾が、これまで輸入が全面的に停止されてきた福島県、栃木県、群馬県、茨城県、千葉県の５県産食品に対する措置の大幅緩和を発表しました。引き続き、国際社会への働きかけも含め、福島の復興や原子力災害に伴う風評の払拭に向けて、国が先頭に立って取り組んでまいります。
＜おまけの一言＞
オリンピックでの日本選手団の活躍に勇気をもらう毎日です。ワイドショーではついついメダルの数ばかりが話題になりますが、一人一人のアスリートの頑張りに注目し、応援したいですね。
※東京都ホテル旅館生活衛生同業組合 面会
※公明党市議会 国政勉強会
2月11・12日に、福島県を訪問しました。昨年10月の経産大臣就任以降、3度目の福島訪問です。
楢葉遠隔技術開発センターでは、燃料デブリの取り出しに向けて、日英共同で最先端技術の開発が進められているロボットアームの実物を確認しました。高線量の原子炉の内部で自在に運用できるとのことで、高いレベルの技術開発が進められていることを実感しました。このロボットアームが楢葉町に到着したことは多くのメディアでも報じられており、廃炉が進む事への全国の期待が高まっています。このプロジェクトに携わる職員の皆様にも、引き続き精力的な技術開発を進めていただくよう、激励を申し上げました。
また、郡山市の産総研福島再生可能エネルギー研究所、FREA（フレア）を訪問しました。FREAでは、再エネの国際的な研究開発・実証を進めるとともに、東日本大震災の被災地の企業の皆様に対するノウハウの提供や、地元企業のシーズをもとにした再エネ関連技術の事業化、人材育成の支援を行っています。福島新エネ社会構想が具体化に向け進んでいることを実感しました。「原子力災害からの福島復興再生協議会」では、内堀知事をはじめ福島の皆様から、福島の現状と今後について幅広いご意見、ご要望を頂きました。私からは、頂いたご要望をしっかりと受け止めること、そして、引き続き被災者の皆様に寄り添い、全力で取り組んでいく決意を申し上げました。
「道の駅ならは」を訪れ、楢葉町の松本町長のご紹介のもと、海産物や野菜・果物、地酒、お菓子など、地元の魅力的な産品を拝見し、私も購入させていただきました。八王子の道の駅での販売会を提案し、早速、市と協議を始めました。先週8日には台湾が、これまで輸入が全面的に停止されてきた福島県、栃木県、群馬県、茨城県、千葉県の５県産食品に対する措置の大幅緩和を発表しました。引き続き、国際社会への働きかけも含め、福島の復興や原子力災害に伴う風評の払拭に向けて、国が先頭に立って取り組んでまいります。
＜おまけの一言＞
オリンピックでの日本選手団の活躍に勇気をもらう毎日です。ワイドショーではついついメダルの数ばかりが話題になりますが、一人一人のアスリートの頑張りに注目し、応援したいですね。
※東京都ホテル旅館生活衛生同業組合 面会
※公明党市議会 国政勉強会
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2022年02月11日
■八王子織物
八王子織物総合展にお伺いしました。ネクタイ、マフラー、ショール、着物地など地場産業を継承して頑張る皆さんを激励しました。近年、地元の高校や美術系大学とのコラボレーションが進んでおり、伝統品とは異なるポップな新製品も開発されており毎回楽しみです。是非、時代の変化をとらえた地元製品を開発いただくよう引き続き期待し応援します。私が市議会議員の初期まで、駅に降りるといつも迎えてくれた塔のミニチュアをつくったそうです。懐かしく、又政治の原点を思い出す一つです。
今週8日（火）に、米国政府が、日本から輸入する鉄鋼製品に関する米国の通商拡大法第232条関税の部分的撤廃と、派生製品に関する同関税の完全な撤廃を発表しました。この問題については、昨年11月に私とレモンド商務長官との間で協議開始に合意してから、私自身、精力的にレモンド商務長官と協議を続けてきており、鉄鋼・アルミニウムへの同関税について、WTOルールに整合的な形での完全解決を求めてまいりました。
今回の米国の対応は、解決に向けた第一歩となりました。また、アルミニウムの追加関税については、現状、非常に多くのケースで製品別除外が承認されているため、製品別除外制度を最大限に活用して輸出ビジネスのチャンスを追及していただくことが可能となっています。ただ、米国側の今回の発表は、第一歩に過ぎず、米国に対しては、WTOルールに整合的な形となるよう、引き続き完全解決を強く求めていきます。併せて、鉄鋼・アルミニウムグローバルアレンジメントについての議論開始を含む共同声明も発表しました。鉄鋼及びアルミニウム産業の持続的発展に向けて、世界をリードしてまいります。
9日（水）には、米国のエマニュエル大使、EUのフロア大使と面談しました。面談では両大使から欧州へのLNG融通の依頼を受け、私からは、あくまでも我が国のエネルギーの安定供給が確保されることを大前提に、可能な限り協力することをお伝えしました。具体的には、日本企業が自由に販売先を決めることができるLNGについて、数隻が2月中に着くように欧州に向かうこと、3月にはそれ以上の隻数が欧州に向かう予定であること、そして4月以降についても情勢を見ながら可能な限り対応できるよう各社に検討をお願いしていることを伝達しました。また、同時に昨今のエネルギー市場の高騰などを踏まえて、再生可能エネルギー、原子力、将来的なアンモニア、水素、CCUSによる脱炭素化を前提にした石炭・ガス火力も含めて、あらゆるエネルギー源を活用していく重要性を確認しました。
東日本大震災では、日本は欧州、米国から支援を受けました。米国及びEUからの要請や欧州の厳しいエネルギーの状況を踏まえて、我が国としても貢献をしたいということ、そして、ウクライナ問題において米国やEU等、志を同じくする国・地域との連帯の証を示していくことの重要性を踏まえ、今回の決定に至りました。引き続き、同じ価値観を持つ米国、欧州と、エネルギー問題にとどまらず、グリーンやデジタル、経済安全保障の面でも連携を深めてまいります。
＜おまけの一言＞
日曜日からお隣の日野・町田で市議会議員選挙が行われます。我が党の仲間を是非応援して下さい。
今週8日（火）に、米国政府が、日本から輸入する鉄鋼製品に関する米国の通商拡大法第232条関税の部分的撤廃と、派生製品に関する同関税の完全な撤廃を発表しました。この問題については、昨年11月に私とレモンド商務長官との間で協議開始に合意してから、私自身、精力的にレモンド商務長官と協議を続けてきており、鉄鋼・アルミニウムへの同関税について、WTOルールに整合的な形での完全解決を求めてまいりました。
今回の米国の対応は、解決に向けた第一歩となりました。また、アルミニウムの追加関税については、現状、非常に多くのケースで製品別除外が承認されているため、製品別除外制度を最大限に活用して輸出ビジネスのチャンスを追及していただくことが可能となっています。ただ、米国側の今回の発表は、第一歩に過ぎず、米国に対しては、WTOルールに整合的な形となるよう、引き続き完全解決を強く求めていきます。併せて、鉄鋼・アルミニウムグローバルアレンジメントについての議論開始を含む共同声明も発表しました。鉄鋼及びアルミニウム産業の持続的発展に向けて、世界をリードしてまいります。
9日（水）には、米国のエマニュエル大使、EUのフロア大使と面談しました。面談では両大使から欧州へのLNG融通の依頼を受け、私からは、あくまでも我が国のエネルギーの安定供給が確保されることを大前提に、可能な限り協力することをお伝えしました。具体的には、日本企業が自由に販売先を決めることができるLNGについて、数隻が2月中に着くように欧州に向かうこと、3月にはそれ以上の隻数が欧州に向かう予定であること、そして4月以降についても情勢を見ながら可能な限り対応できるよう各社に検討をお願いしていることを伝達しました。また、同時に昨今のエネルギー市場の高騰などを踏まえて、再生可能エネルギー、原子力、将来的なアンモニア、水素、CCUSによる脱炭素化を前提にした石炭・ガス火力も含めて、あらゆるエネルギー源を活用していく重要性を確認しました。
東日本大震災では、日本は欧州、米国から支援を受けました。米国及びEUからの要請や欧州の厳しいエネルギーの状況を踏まえて、我が国としても貢献をしたいということ、そして、ウクライナ問題において米国やEU等、志を同じくする国・地域との連帯の証を示していくことの重要性を踏まえ、今回の決定に至りました。引き続き、同じ価値観を持つ米国、欧州と、エネルギー問題にとどまらず、グリーンやデジタル、経済安全保障の面でも連携を深めてまいります。
＜おまけの一言＞
日曜日からお隣の日野・町田で市議会議員選挙が行われます。我が党の仲間を是非応援して下さい。
hagiuda1 at 18:00｜Permalink│
2022年02月04日
■石原慎太郎 元都知事 逝去
石原慎太郎元東京都知事がお亡くなりになりました。都議会から国政への転身を誰よりも強くすすめていただき、背中を押してくれた人生の節目の恩人でもあります。東京オリンピック・パラリンピック招致、羽田空港国際化、認証保育所制度、都立病院改革など石原知事と共に取り組んだ都政での思い出がよみがえります。官房副長官になった時はわざわざ官邸の私の部屋を訪ねてくれ、「君に託すぞ」と言っていただいた横田基地の軍民共用化は未だ暗礁に乗り上げたままで、お別れに枕元へ伺いましたが、今にも目を開けて「おい、しっかり頼むぞ」と声が聞こえてくるようでした。お話しも振る舞いも、とにかくかっこ良い親父でした。数々のご指導に感謝を申し上げご冥福をお祈り申し上げます。
北海道苫小牧市に出張しました。まず、日本最大の国家石油備蓄基地である苫小牧東部国家石油備蓄基地を視察しました。今年の苫小牧はいつもより雪が多いようですが、そのような中、供給途絶や災害に備えて、常日頃から細心の注意を払いながら原油の管理・放出体制が維持されていました。
また、日本初の大規模CCS実証拠点であり、市街地近傍としては世界初の事業である苫小牧CCS実証センターを視察しました。地元とも密接に連携しながら３０万トンの二酸化炭素の貯留を達成した、世界のロールモデルとなるCCS実証拠点であり、貯留後の安全性を担保するモニタリングが着実に実施されていました。
そして視察後は、苫小牧市の岩倉市長、苫小牧漁業協同組合の伊藤組合長らと会談しました。CCS事業へのご協力をはじめ、地元関係者の皆様の日頃のご理解とご協力に私から感謝を申し上げました。また、苫小牧をCCUSの拠点にしていくため、液化CO２船舶輸送技術の実証やカーボンリサイクルプロジェクトの推進に取り組んでいく決意をお伝えしました。
今回の視察では、エネルギー安定供給確保の取組の現場や、カーボンニュートラル実現に資する先端的な取組を直接見ることができました。CO2多排出産業や火力発電所そのものを悪いものとする意見もありますが、本質的にはCO2をどう削減するかが重要であり、我が国は、様々な技術を活用しながら、イノベーションで温暖化対策に取り組むべきと考えています。引き続き、現場のご意見をしっかりと伺いながら、エネルギー政策を進めてまいります。
※CCS：地下にCO2を圧入して収める技術。Carbon dioxide Capture and Storage（二酸化炭素回収・貯留）の略称。
CCUS（Carbon dioxide Capture, Utilization and Storage）は、分離・貯留したCO2を更に利用するもの。
＜おまけの一言＞
私達八王子市民の誇りでもある、「八王子車人形」が国の重要無形民俗文化財に指定されました。「記録をすべき文化財」に指定以来、10年余りにわたって八王子市や西川古柳座の皆さんがていねいに資料を集めた事、市が昨年日本遺産を選ばれ、その構成要素の大きな一角を担った事などが追い風にもなりました。
※ビロル事務局長とのTV会談
※日曜報道 THE PRIME
北海道苫小牧市に出張しました。まず、日本最大の国家石油備蓄基地である苫小牧東部国家石油備蓄基地を視察しました。今年の苫小牧はいつもより雪が多いようですが、そのような中、供給途絶や災害に備えて、常日頃から細心の注意を払いながら原油の管理・放出体制が維持されていました。
また、日本初の大規模CCS実証拠点であり、市街地近傍としては世界初の事業である苫小牧CCS実証センターを視察しました。地元とも密接に連携しながら３０万トンの二酸化炭素の貯留を達成した、世界のロールモデルとなるCCS実証拠点であり、貯留後の安全性を担保するモニタリングが着実に実施されていました。
そして視察後は、苫小牧市の岩倉市長、苫小牧漁業協同組合の伊藤組合長らと会談しました。CCS事業へのご協力をはじめ、地元関係者の皆様の日頃のご理解とご協力に私から感謝を申し上げました。また、苫小牧をCCUSの拠点にしていくため、液化CO２船舶輸送技術の実証やカーボンリサイクルプロジェクトの推進に取り組んでいく決意をお伝えしました。
今回の視察では、エネルギー安定供給確保の取組の現場や、カーボンニュートラル実現に資する先端的な取組を直接見ることができました。CO2多排出産業や火力発電所そのものを悪いものとする意見もありますが、本質的にはCO2をどう削減するかが重要であり、我が国は、様々な技術を活用しながら、イノベーションで温暖化対策に取り組むべきと考えています。引き続き、現場のご意見をしっかりと伺いながら、エネルギー政策を進めてまいります。
※CCS：地下にCO2を圧入して収める技術。Carbon dioxide Capture and Storage（二酸化炭素回収・貯留）の略称。
CCUS（Carbon dioxide Capture, Utilization and Storage）は、分離・貯留したCO2を更に利用するもの。
＜おまけの一言＞
私達八王子市民の誇りでもある、「八王子車人形」が国の重要無形民俗文化財に指定されました。「記録をすべき文化財」に指定以来、10年余りにわたって八王子市や西川古柳座の皆さんがていねいに資料を集めた事、市が昨年日本遺産を選ばれ、その構成要素の大きな一角を担った事などが追い風にもなりました。
※ビロル事務局長とのTV会談
※日曜報道 THE PRIME
hagiuda1 at 17:55｜Permalink│
