■はぎうだ光一の永田町見聞録

　予算委員会では党を代表して質疑に立ちました。前日に政府与党政策懇談会で正式に指示のあった税の還元策について質しました。目の前の物価高に賃上げが追い付いていない現状を憂い、国民生活を守るため所得の低い世帯へは給付を、現役世代は減税という形で、過去2年間の税収増を還元するのが目的です。
これまでの様々な公費給付策は非課税世帯で線引きを行ってきました。しかし、今回は住民税均等割のみ課税世帯と、所得税は納めているが、少額で減税効果が現れない個人にも目配りをしたきめの細かい制度設計を試みる事としました。又、通常国会で提案した106万130万の壁を向こう2年間で制度を見直しする方針が示されました。制度を企業側にも徹底して、年末の働き止めが行われないよう、働く皆さんの収入が増えるよう引き続き応援してまいります。


　安倍昭恵夫人のお声がけで山口県長門市で開催された環境シンポジウムの前夜祭に出席しました。米国のロックフェラー財団の当主ご夫妻も出席され有意義な意見交換ができました。
翌日、大分へ移動する前に念願だった安倍元総理のお墓をお参りできました。早朝の訪問でしたが、地元、油谷町の皆さんが大勢出迎えて下さいました。折角ですので、安倍元総理との出会いや思い出を地元の皆さんにお話しさせていただきました。志を引き継いで頑張る事を墓前にお誓いしました。





＜メルマガの一言＞
　八王子・日野国道20号バイパス延伸整備の要望活動に両市の市長が見えました。国交省や財務省に要請した内容の報告を聞きました。大きな事業でもう少し時間がかかりますが、16号の子安以南の拡幅と合わせしっかりと前進させていきます。




※政調全体会議


※自民党静岡市静岡支部女性部研修会　講演

　天皇陛下のご臨席を仰ぎ第212臨時国会が55日間の会期で始まりました。体調を理由に辞任をした細田前議長に代わって額賀福志郎議長が選ばれました。


　自民党としての経済対策をまとめ岸田総理に手交しました。政府も我が党も賃上げに向けた努力を積み重ね、少しずつ効果が現れています。一方、反転の兆しが見えない円安、サウジアラビアやロシアによる石油の減産、加えてイスラエル、パレスチナの紛争など引き続きエネルギー価格の高止まりが予想される上、足元の物価高もあり、困難な状況が続いています。国民の負担増を抑制すると共に、暮らしや家計を直接支えるための思い切った施策の実行を求めました。話題の減税策については、賃上げや設備投資に伴う減税策にとどめ、年末や年度末を見渡せるスピード感のあるものに絞って提案しましたが、今日、改めて岸田総理から所得税も視野に新たな還元策の検討が指示されました。今後政府からの財源の裏打ちのある対策が示され、党としても再度議論を深めてまいります。
今回、特記したのはこの予算を年末に全国へ届ける為の前例の無い通知を考えなくてはならず、各都道府県、市町村の12月議会で運用ができるよう党としても知恵を出す予定です。


　AIスーツケースのデモンストレーションが党本部で開催されました。私が文科相の時に委嘱をした日本科学未来館の浅川館長が中心となり白杖に代わる新しい視覚障がい者のサポート体制を研究し、作製したのがこのスーツケースです。因みに浅川館長は子供の時にプールの事故で失明し、困難を乗り越え、素晴らしいキャリアを重ねてきた科学者です。
私も目をつぶってAIスーツケースで党内を歩きましたが、音声と振動を組み合わせ、安心して歩く事ができました。今後、実用化に向け更なる改良が図られますが、日本発の技術で世界を変える事ができる一つと確信しました。




＜メルマガの一言＞
　後援会青年部（青田部長）のBBQ大会は党女性局長となった高橋はるみ参議院議員の北海道での講演と重なってしまい、朝の準備の時間に顔を出しました。私がいなくても結束して事にあたっていただける青年部の皆様のたくましさに感謝です。




※石森市長ご子息　結婚式


※地元の行事

　台湾総督府の招聘を受け、双十国慶節に合わせ台湾を訪問しました。又、高雄市を訪問し安倍元総理の彫像に花を手向け、義守大学では学生の皆さんに講演を行いました。
昨年12月に続き、蔡英文総統と会談を行いましたが、この間、東アジアをとりまく安全保障環境は更に厳しさを増し、改めて力による現状変更は決して許さないという我が国の強い意思を伝え、又、中国による海産物の輸入禁止のような経済的な威圧に対し連帯して対応する事を確認しました。
　高雄市は2006年から八王子市と姉妹都市として交流を続けている都市です。夏の八王子まつりは高雄市の学生達が伝統芸能を披露いただいたり、先月は八王子の大学がサッカーの交流試合で高雄市を訪れております。陳市長には我々一行、格別のおもてなしで迎えていただきました。安倍元総理の銅像がこの地に建てられた事も特別な縁を感じます。





　久しぶりに後援会女性部幹部の皆様に集まっていただきランチ会を開きました。例年は一泊の旅行会を続けてきたのですが、コロナ禍で再開ができず、今年こそと準備を始めたのですが、無理せず来年にとなりました。国政報告をゆっくりさせていただきました。


　伊藤しょうこう都議会議員の後援会、東京フォーラム802で講演を行いました。国政・都政の連携で取り組んでいる本市の街づくり等についてお話しました。


＜メルマガの一言＞
　二つの弔辞を読む一週間でした。日曜日には福山眞吾前後援会長、今日は高島直樹都連幹事長を葬儀委員長として送りました。
かけがえのない二人の同志を一度に失い残念でなりませんが、ご遺志を受け止め頑張ります。




※地元の行事

　羽田空港直近の羽田イノベーションシティに藤田医科大学東京先端医療研究センターがオープンし開所式に参列しました。三年半前に横浜港に停泊中のダイヤモンドプリンセス号のコロナクラスターが発生した際、首都圏で受け入れが進まない中、未使用の新病棟を開放し、250人の受け入れを表明してくれたのがこの大学でした。近隣の病院と連携しながら、不妊治療や再生医療など最先端の治療と研究を行い、インバウンドの医療ツーリズムにも貢献いただきます。
又、海外での遠隔医療にもチャレンジし、国産医療機器の研究開発にも医工連携で取り組んでいただきます。早速、12月の日・ASEANサミット時にはアジアの首脳たちにも視察を提案したいと思います。次の時代の医療に向け、文字通りイノベーションを起こしていただく施設となる事を期待します。


　市政106年の記念式典に参加しました。近年、平日の開催の為、中々出席できなかったのですが、今年は10月1日が日曜日となりましたので、久しぶりに皆さんにお会いする事ができました。終了後は市長・都議と市の街づくり案件で国・都と関係のあるテーマで意見交換も行いました。今まで努力してきた事が着実に進んでいると確信しました。


　第46代東京都議会議長として都政発展にご尽力され、自民党東京都連にあっては幹事長として至らぬ私を支えていただいた高島直樹都議会議員がご逝去されました。闘病を続けながらも決して弱音をはく事もなく、常に明るく、逆に私を心配してくれた優しい兄貴でもありました。先週、入院したと聞き電話で話した時は「会長、こんな忙しい時に申し訳ない…、病棟が変わって落ち着いたら寄って下さい」と応えていたのでまさかの別れとなってしまいました。
共に戦った数々の選挙、組織委員会理事として開催にこぎつけた東京オリンピック・パラリンピック、一週間を同室で過ごした欧州視察など思い出は尽きません。慎んで心からご冥福をお祈り申し上げます。
尚、高島家・自民党東京都連合同葬は、私が葬儀委員長を務める事となりました。仲間の皆さんとしっかり送りたいと思います。
通　夜：10/12（木）18:00〜
告別式：10/13（金）10:00〜
場　所：町屋斎場（荒川区町屋1-23-4）
喪　主：高島弘子


＜メルマガの一言＞
　今日から立川市では都議会議員の補欠選挙が始まり、第一声の決起大会に出席してきました。
前回の市長選の敗戦を何としてもリカバリーしなくてはなりません。宮崎章元都議会幹事長の秘書を務め、市議会議長まで経験した「木原ひろし」を我党は自信と責任を持って公認しました。立川にお知り合いのいる方は是非お声がけ下さい。



※日韓交流おまつり　2023inTokyo


※中町町会山車百周年・中町辛酉会百周年記念祝賀会並びに山車巡行


※八王子市民スポーツ大会　ダンススポーツフェスティバル


※自民党八王子総支部　視察研修会