■はぎうだ光一の永田町見聞録:2023年12月

2023年12月

2023年12月29日

■年の瀬

　党政調会長を退任し、4年ぶりにSPさんのいない戸惑いの毎日を過ごしています。今までは訪問先の動線などを事前に確認していただき付いて行けば良かったのですが、建物の中でウロウロする事もあり、リハビリ中です。又、8年ぶりに議員会館の自室を拠点に活動する事となり、荷物の片づけに右往左往しております。
一方、政調会長は辞めたのに都連会長は辞めないのかと一部メディアから指摘がありました。本部の役員と地方組織の長とはやや性格の違いがあります。もちろん迷惑をかける訳にはいかず進退の相談はしましたが、10月に高島幹事長が亡くなり現在幹事長不在の状態ですし、来年2月の総会で役員改選を控え、既に選考会が設置されていますので、今後の事は皆さんの判断に委ねる事とし、まずはしっかり働きます。
　年の瀬に来て皆様にご心配をおかけする事態となり申し訳ございません。
気持ちも新たに来年から又頑張ります。
今年一年のご支援に感謝申し上げ、輝かしい新年を迎えられます事をお祈りします。

※地元町内会での餅つき

※八王子リトルリーグ入卒団式

※チャリティクリスマスパーティー

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2023年12月22日

■政調会長　退任

　本日の党臨時総務会で正式に辞任が認められ、後任の渡海紀三朗先生に引継ぎを行いました。
昨年の8月以来、約1年4か月に亘り与党政策責任者として、予算、税制をはじめ、経済対策、教師の働き方改革、GXの推進、NTT法の改正など幅広く仕事をさせていただき貴重な経験を積ませていただきました。又、党外交としてグローバルサウスとの連携強化を掲げ、インドやASEANの各国を訪問し、先日の「日ASEAN50周年特別サミット」へとつなぎ、岸田外交をサポートする事ができたと感じております。
任期中途の退任は忸怩たる思いがございますが、政治不信を招く事となった清和研の幹部の一人として責任を負う所存です。
支えていただいた全ての皆様に感謝申し上げると共に、国民の皆様に改めてお詫び申し上げます。
今後は政調の皆さんが仕事がしやすいよう後方支援に徹して参ります。

　故若林正俊先生のお別れの会に党本部を代表し葬儀委員長を務めました。
若林先生も、後継の健太先生も共に清和研のメンバーですし、若林先生の妹、直子さんが八日町の乙女屋の金子さんに嫁がれたこともあり、度々八王子の各級選挙に応援に来ていただき、私も学生時代からの特別なご縁がございます。
清和研の件でご心配をおかけしている事を式辞の中でお詫び申し上げ、ご冥福をお祈りしました。

　

〈メルマガの一言〉
様々な報道でご心配をおかけしておりますが、適時、適切に対応してまいります。

※ジャスティン・ヘイハースト駐日豪大使との面会

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2023年12月15日

■政調会長　辞表提出

　第212回臨時国会が閉幕しました。
党政調会長としてとりまとめた経済対策、その裏付けとなる補正予算を含む、予定していた全ての法案を成立させる事ができました。
一方、私の所属する清和政策研究会の政治資金パーティーの会計処理をめぐり、国民の皆様に疑念を抱かせ、政治不信を招くことになった事を深くお詫び申し上げます。
本件は既に刑事告発がなされ、一部では捜査段階に入っていると承知しており、影響を避ける為にも現時点での詳細な説明は控えざるを得ない事をお許し下さい。私といたしましても、まずは自身の政治資金について事実関係の精査を行い、仮に捜査等があれば全面的かつ真摯に協力をした上で、できる限り速やかに説明責任を果たしてまいる所存です。
一方、松野官房長官はじめ仲間の閣僚、副大臣が内閣から離れる事になった以上、政策グループの役職はどうあれ、政調会長の責任は同等に、又、それ以上に重いものがあります。この際、責任を共有し党政調会長の職を辞すべく辞表を提出しました。岸田総理からは意思は受け止める一方、税制、予算等大切な時なのでその出口までは与党政策責任者として仕事を完遂してほしいと要請がありました。最後の仕事としてもうひと踏ん張り頑張ります。
任期途中の退任は忸怩たるものがありますし、支えていただいた全ての皆様には申し訳ない気持ちで一杯です。一部報道では総理に反旗を翻したなど面白おかしく解説する方もいますが、グループ全体で迷惑をかけている以上、ここはけじめをつける決断をしたのみです。

＜メルマガの一言＞
　議会最終盤で、私も両都議も不在の中、しやけ和夫さんの総決起大会が無事盛会に終了したと聞いてほっとしております。今回の件で悪影響があるのは否めません。しかし、58万市民のリーダーを決める大切な市長選です。
一点の曇りもなく、どこの政党に所属する事なく、勇気を持って挑戦を決意したしやけさんには何としても目的を達成していただかなくてはなりません。ご批判は私が受け止めるべきであり、しやけさんではありません。是非冷静なご判断をいただけるよう皆さんのご支援をお願い申し上げます。

※日本電信電話㈱等に関する法律」の在り方に関する検討PT総理申入れ

※支部長・常任総務合同会議

※川村なおみ市政報告会

※地元の行事

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2023年12月08日

■日・ASEAN50周年緊急提言

　党・日グローバルサウス連携本部として来週開催される日ASEAN友好協力50周年特別首脳会議に向けての緊急提言をまとめ岸田総理に手交しました。「自由で開かれたインド太平洋」を進める上で地政学的にも重要な位置をしめるASEANの国とは今までの50周年を礎に更に強固な信頼関係の構築が重要です。そのためにも日本とASEAN双方に真の利益となるプロジェクトの構築を継続的に取り組む事が重要であり、気候変動、公衆衛生、DX、GXなど提言しました。又、文化、人的交流面ではアジアの学生に日本語を教える教師派遣事業、日本語パートナーズや高専システムの輸出、東南アジア青年の船、映画の合作、2025大阪・関西万博への若手職員派遣事業など是非具体化してほしいと訴えました。
岸田総理からも50年を機にASEANの各国に寄り添いアジアの中の日本として立ち位置を明確にするサミットにしたいとの決意が示されました。

　母校、八王子市立第10小学校の創立70周年記念式典に卒業生を代表して出席し祝辞を申し上げました。
児童達にはどうして政治家を目指したかをお話しました。そしてどうしたらなれるかと問われれば、机に向かって一人で勉強しているだけではダメで自分を信じてくれる友人を何人つくれるかが大事、全ての答えは10小の校歌の中にあると後輩達にエールを送りました。
その校歌を児童達と歌いましたが、遠い昔の事が次々と思い出され懐かしく、清々しい気持ちになる一日でした。

＜メルマガの一言＞
　しやけ和夫さんの活動の拠点とする「誇りある我がまち八王子をつくる会」の事務所開きが行われました。場所は私が2021年に使った同じ場所です。限られた時間ですが、しやけさんの素晴らしさをしっかりと訴えてまいります。

※自民党八王子総支部役員会・忘年会

※いでい良輔を応援するつどい　講師

※ほさかやすし君を育てる会

※ラグビー関東大学対抗戦　明治大学VS早稲田大学

※八王子リトルシニア入卒団式

※ネクタイ・マフラー・ストール　直販フェア

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2023年12月01日

■あの夏を取り戻せ

　「あの夏を取り戻せ」全国元高校球児野球大会が29日、阪神甲子園球場で開会しました。コロナ禍で中止となった夏の甲子園大会を、当時の高校3年生が中心になって企画を行い、企業へのスポンサー依頼やクラウドファンディングで資金を集め実現にこぎつけました。「春先にスポーツ庁へ後援依頼の相談をしたけれど進まなかった」という話を聞き、私もあの夏の文科大臣として何か応援したいと思い、関係各所へ声をかけさせていただきました。来賓挨拶をビデオメッセージでと頼まれましたので、自分達の力であの夏を取り戻そうという若い人達の素晴らしい挑戦に心からの敬意とエールを送りました。
ニュースで見る選手達の笑顔は言葉にできない充実感を感じるものでした。決して諦めない。今回の経験を活かしてこれからの人生を切り拓いていってほしいと心から願います。私も映像でしたが、あの夏の甲子園へ連れて行っていただき感謝です。

　週末は党滋賀県連の政経塾、第54代党青年局長に就任した岩手県の藤原崇議員の囲む会、そして関係自治体、支援団体との政策懇談会に加え、鳥取では経済界の方々との視察と、地方出張が続きました。
それぞれの地域には異なる課題があり、改めて勉強になりますが、中々地元に戻れないのは厳しいです。ありがたい事に政調会長就任以来、地方議員出身の党役員として地方との気脈が通じる政策対応を心がけてまいりましたが、着実にその思いが通じ、進化していると自負します。引き続き地方重視で頑張ります。

　党にデジタル行財政改革推進本部を立ち上げ自ら本部長に就任し、行政全般に横串をさした議論を始めました。
社会のデジタル化は我が国のみならず世界の趨勢であり「後戻り」はできません。一方大切な事は「デジタル化のためのデジタル」「改革のための改革」ではなく「国民のためのデジタル化・改革」です。しっかり進めてまいります。