■はぎうだ光一の永田町見聞録

　「飛鳥古京を守る議員連盟」の総会が開催され、亡くなられた細田前会長の後を受け、正式に会長に就任しました。国内ユネスコ委員や文科大臣として、長崎、佐渡島の世界遺産申請の経験を買われての指名です。我党の中では最も古い議連として、明日香法を議員立法で提出し今日まで歴史的風土の保存と生活環境の整備等をしてきましたが、次の目標は「世界遺産登録」。3月に現地視察をした時には私から申請時の課題について厳しい指摘を申し上げましたが、県や各市町村長も努力をいただき、この数ヶ月で大きく前進しました。目標達成に向け皆さんと一丸になって頑張ります。


　都議・市議と共に行う国政勉強会では「自治体のデジタル化」、「国道20号バイパス」、「圏央道八王子西インターPA整備」、「GIGAスクールや教員の働き方」等について国の取り組みを説明し議論しました。初参加の初宿市長も熱心に質問をしてくれました。中でも開設当初から私が提案してきた中学校の給食センターの時間外利用（国補助施設の目的外利用）について一定の整理がつきました。もちろん学校給食をしっかりとやった上で、午後の時間を使ったお年寄り世帯への配食サービスや、夜間をつかった民間企業への貸し出しによる賃料収入など、様々な有効利用を検討する事となりました。
又、国道20号バイパスの館第二トンネルにおいて硬質な頁岩に当たってしまい、工事が難航しているとの報告がありました。国交省からは、病院が近くにあるのでなるべく音の出ない工法で対処し、その為に開通の目途がつかないという説明がありました。「既に、当初の令和4年開通予定が令和7年に先送りされている中で、更にいつになるか解らないより、音が出ても工期を短縮する方が病院や近隣住民にもプラスになるのでは」と提案し、国が工法をフリーハンドで選べるよう市側の協力を求めました。


＜メルマガの一言＞
　今年も100名を超える受講生を迎え、「TOKYO自民党政経塾」の第19期開講式を行いました。政治不信を招いた一連の不祥事をお詫びし、若い民間の皆様の生声を活かして党を変えていく事をお約束しました。深谷塾長のもとで充実した一年になる事を祈ります。




※半導体の勉強会


※八王子市町会自治会連合会　定期総会


※拓殖大学杯サッカー・バレーボール大会　開会式

　日華議員懇談会の幹事長として台北駐日経済文化代表処で行われた台湾新総統就任レセプションに出席し祝辞を申し上げました。頼清��総統も蕭美琴副総統も私が青年局長時代からの長い友人です。台北の式典にお招きいただいたのですが、超党派の議連で33名の出席が集まりましたので、私は国内に残ってこちらへ出席した次第です。式典には八王子市と高雄市の姉妹都市締結をした黒須元市長も出席されていました。退任後はNPO法人八王子・台湾友好交流協会を設立し、理事長としてご活躍中です。3年前台湾パイナップルが中国に輸出できなくなった時、安倍元総理も国内に呼びかけていただき日本で輸入を増やしましたが、その時以来、黒須理事長が毎年1回、市内70校の小学校37校の中学校の給食に台湾パイナップルの提供を続けていただいている事を紹介しました。新総統のもと台湾が更に発展をされ日台関係が深化する事を祈ります。


　毎年行われている市の総合水防訓練を視察しました。市職員、消防署、市消防団を中心に防火、防災関係のボランティア団体の皆さんも参加し、浅川が決壊したとの仮定で様々な対応を実践しました。
万一の備えを日頃から取り組んでいただいている関係者に感謝を申し上げました。一方、市の職員の市内居住率は約60％、「水害で鉄道が止まった場合、担当部課長は役所までどうやって来れるのか？」「国の災害住宅の取り組みを紹介し、せめて担当の部長くらいは市営住宅の空き部屋など災害対応を考えないと指揮官不在になってしまい訓練が活かされないのでは？」と同席の市議会の皆さんに問いかけました。

　4年ぶりとなる「八王子アドバイザリーボード」を開催しました。文科大臣時代、国の会議等で名刺交換をすると意外な方が「私も八王子市民なんです」と声をかけていただく事が増え、「折角人材のいる八王子なんですから」と、商工会議所の田辺会頭（当時）とも相談をし、国・都の幹部職員、国の関連団体、関連大企業の経営者、大学教授など、本市在住の方々にお声をかけスタートしたシンクタンクです。
今後は市内の団体の講演会、市民大学などに講師の紹介などができるよう拡大して、ヒロミの芸能界に負けない政経版「八王子会」にしていきたいと思います。


＜メルマガの一言＞
　今日は都議・市議合同の勉強会を行っています。八王子に関わる案件を各省庁と直接議論しながら課題解決に努力します。




※警備業推進議員連盟　役員会


※ガン・キムヨン貿易産業大臣(シンガポール)　面会


※日本柔道整復師連盟・東京都柔道整復師政治連盟　懇話会


※東京都社交飲食業生活衛生同業組合　令和6年度通常総会総代会懇親会


※2024　健康フェスタ・食育フェスタ

　党都連国会議員会議を開き、「日本の成長戦略に向けた東京のポテンシャルの活用」について議論しました。毎年この時期になると骨太の方針への書き込みをめぐり「税の偏在是正」の名のもと東京の財源移譲の話題が出てきます。今年度は約1.3兆円を見込んでおり、既にこの十数年の累計9.2兆円もの都税が国に吸い上げられています。
もちろん、東京ならではの税収のアドバンテージもありますので、応分の負担はこれからも気持ち良く続けていきたいと思いますが、段々当たり前になりつつある上に、更に拡大しようとする動きには全員で抗う決意です。
東京の特殊事情を地方の皆さんは気にもせず、表面上の金額ばかりを言いますが、例えば首都警察の業務は通常の自治体警察のみならず、ご皇室や国会、外国公館、大臣や政党要人警備など他の自治体には無いものも幅広く存在し、年間約2600億円の経費が必要です。
東京の成長を止めて後足を揃えるのではなく、首都としての役割と可能性を伸ばし、それを地方も被益できる仕組みづくりに力を注いでまいります。

　日本橋三越本店で開催中の池坊展にお招きいただき、仲間の議員の皆さんと作品を拝見しました。華道家元四十五世の90歳代の重みのある作品から青年部の次世代華道まで幅広い取り組みは、私のような素人でも興味をひかれます。ゆっくり観たかったのですが、元文科副大臣も務めた池坊先生の仕切りでお茶とおしゃべりに移動しました。敷居を低くして、子供達も華道体験をしてもらえるよう、学校華道や伝統文化親子教室で池坊の皆さんには様々な協力をいただいており、感謝です。


　Ko-1Cupフットサル大会は、母の日に元気な女性12チームが集い賑やかに開催されました。
双子のママさんが子供と一緒に選手宣誓をしてくれました。家事、子育て、フットサルの三刀流の活躍に頭が下がります。私も休憩時間は、子供達の学校、親の介護、終活のあり方など皆さんの生声が聞けて参考になる一日でした。


＜メルマガの一言＞
　八王子の22大学に近隣大学を加えた八王子大学コンソーシアム主催の街まるごとキャンパス文化祭・学生天国が今年も開かれました。学生にとっても他大学の学生と交流のできる良い機会です。




※地元の行事

　八王子四大祭りの一つ、南大沢フラワーフェスティバルに久しぶりに参加し、祝辞を申し上げました。ここ数年は閣僚としての出張が重なり、欠席続きだったのですが、懐しい皆さんにお会いでき、話に花が咲きました。由木地域が選挙区で無くなってしまった事は本当に残念ですが、街づくりは私も責任を持って引き続き取り組みます。
その式典終了後、南大沢事務所で新市長・自公都議との意見交換会を行いました。21年前に私が初めて国政に参画以来、黒須市政から続く会です。懸案事項について皆さんと話し合いを行いました。


　連休前半はインドネシアを訪問しました。経産大臣、党政調会長時代に取り組んできたASEANを中心にしたアジアの国際機関のシンクタンク「ERIA」にスタートアップ支援の新しいE-DISCを開設する事となり、オープニングレセプションで基調講演を行いました。アジアの若き起業家が集い、社会課題の解決とベンチャー企業経営を目指して熱い議論が行われました。研究や社会実装を日本が応援し日本から投資も紹介する仕組みです。
又、ジャカルタ郊外のタンゲラン市では日本企業が中心となって開発を進めるBSD Cityを視察しました。
人工的に作られたニュータウンですが、住・職・遊がバランスよく整備され、かつての日本のＮＴ事業の課題や失敗を良く研究された次世代ＮＴがつくられています。



　横綱照ノ富士関の全国後援会設立パーティーが開催され、後援会長としてお礼を申し上げました。以前も記しましたが、とても横綱の応援をする余裕は私には無いのですが、本人のたっての希望と聞き、又、彼の人柄に惚れ、至りませんが名ばかりの会長を務めさせていただいております。まずは2桁優勝に向け皆さんの応援をお願いしました。


＜メルマガの一言＞
　街中に馬場たかひろ市議とのツーショットポスターが貼り出されました。皆様のご協力をいただければ幸いです。


※地元の行事