■はぎうだ光一の永田町見聞録

　天皇陛下のご臨席を仰ぎ、第216国会が開会しました。総選挙後、少数与党として初めての臨時国会は経済対策の補正予算21.9兆円（事業規模では39兆円）の成立や政治改革の継続事項など年末までの限られた会期で結果を出していかなくてはなりません。一兵卒に戻った私は文部科学委員会と地域・こども・デジタル特別委員会に配属される事となりました。久しぶりに遠慮なく政府側に質していきたいと思います。

　明神町2丁目青年部が40周年の節目を迎えお祝いが開かれました。町会の下部組織として当時の若手の皆さんが自主的に組織して始まった活動です。八王子の玄関口を守る都市型町会の夏祭り、運動会、旅行、年末夜警など実に上手に運営する要役を常に果たしてきました。難点は居心地の良さで、中には町会役員にスライドした人もいるのですが、定年が無いため中々引退しません(笑)「これでは本当の青年世代が入りづらいのでは」と挨拶で申し上げました。かくいう私も市議になる前からメンバーですので、初めての選挙は中核で支えてくれたのが青年部の皆さんでした。宴席の話題は病気や孫の話ばかりとなりましたが、こうなれば生涯青年部としてこれからも元気で頑張りたいです。


　モンゴルのナランバヤル教育大臣一行が訪日され、意見交換の機会をいただきました。7月のモンゴル訪問時に約束した日本語パートナーズの派遣、高専支援、大阪・関西万博の職員研修全てが実現できそうです。この度、日・モンゴル議連の会長代行に就任しました。


＜メルマガの一言＞
　後援会青年部、女性部役員の忘年会が行われました。この一年、市長選、都議補選、衆議院選挙とご苦労をかけた一年でしたが、結束は更に強まりました。






※地元の行事

　第45回八王子いちょう祭りは晴天にも恵まれ、土日とも多くの人出で賑わいました。
一方、いつもは黄金色に染まる甲州街道は、今年の夏が暑かった事もあり、緑のいちょう並木が残る、いつもとは一風違ういちょう祭りでした。まるで真夏のような暑さの中での式典では、皆さん汗びっしょりで、会長の長い挨拶とは対照に式典を早く終わらせようと来賓が短いスピーチでカバーしました。
今年のテーマは“姉妹都市50周年“。午前中には東京たま未来メッセを会場に”三都絆祭“祝賀式典も行われました。江戸時代の千人同心の縁で姉妹都市となった北海道苫小牧市、栃木県日光市とは形ばかりのお付き合いではなく、我々議員間もそうですし、子供達の給食食材や、スポーツなど様々な分野で幅広い交流を続けてきました。又、それぞれの姉妹都市である小田原市や寄居町、又海外友好姉妹都市なども親戚付き合いが広がり新たな交流も生まれました。お互いを高め合い、それぞれが地域の中核として発展してきた事も交流が上手く続いた最大の要因だと思います。今後も仲良く、共に成長ができるよう良いお付き合いを誓い合いました。



　いちょう祭りに負けじと毎年、同日に開催されているのが上川センターまつり。今年で15回を迎えました。同センターは市内17館の市民センターとは異なり、農事センターという位置付けですが、3町会を始め地域の皆様のコミュニティの拠点となっております。地元農家の朝採れ野菜の直売から始まり、町民の皆様の演芸、手作りの食事など学校の文化祭のような暖かい雰囲気に包まれる私の大好きな場所です。厳しい選挙の初日には武州今熊太鼓の皆さんが中心になって真先に演説会を開いてくださいました。高野会長は同級生で中学時代は野球部で対決した仲です。いくつになっても故郷の皆さんが支えてくれるこの素晴らしい八王子をしっかり守っていく決意を改めてしました。


＜メルマガの一言＞
　Rebootの会都内研修会を開催しました。八王子から集まるのは一苦労ですが、こちらならではの研修ができます。今回のテーマは中小企業のDX・GX。平デジタル担当大臣が直接お話をしてくれました。




※外国人生徒等の日本語教育に関する勉強会(伊藤孝恵先生シンポジウム)


※地元の行事

　7度目の中央階段を登り任期が始まりました。この階段は改選後の初登院の日のみ通行が許されるもので、当選証書と引き換えにバッジを付けてもらい、登院ランプをつけるのが一つの儀式です。気持ちも新たに頑張ります。



　特別国会では、30年ぶりの決選投票の末、石破首相が選出され第二次石破内閣がスタートしました。我党で議席を失った二人の大臣の後任には農政に精通した同期の江藤拓農林水産大臣が再入閣、法務大臣には鈴木馨祐氏が初入閣をし、公明党の中野国交大臣以外は留任となりました。鈴木氏は神奈川7区が選挙区の47歳。お母さんが南町の出身で八王子市にルーツを持つ若手のホープです。一方、不記載のあった議員は副大臣、政務官に選ばれる事なく能力のある後輩の皆さんが気の毒です。私は役職停止が続いておりますのでやむを得ませんが、厳しい選挙を勝ち上がり、民意を得た仲間の皆さんに暗黙の処分が続くのはいかがなものかと思います。ただでさえ少数与党ですので、政府はだめでも党では活躍の場を望みます。

　選対解散式は初当選を思い出すような歓喜に満ちた会でした。皆さんと共に厳しい選挙戦を振り返り、次に向かって努力する事を約束しました。選対は解散しますが、いつ何があるか解らない視界不良な国会が続きます。日頃の活動に力を入れてまいる所存です。


＜メルマガの一言＞
　衆議院のバッジの台座が2mm大きくなりました。元々の規定通りで、今までが逆に小さかったそうですが、理由は解らないそうです。妙に台座が大きくてドラマに出てくる代議士役のような違和感を覚えます。


※邱義仁氏ほか　面会


※三議連　冬期全議員研修会・懇親会


※八王子商工会議所　創立130周年記念式典・祝賀会



※地元の行事

　来週11日の国会召集を前に党の両院議員懇談会が開催され、選挙戦の総括が行われました。議員総会には出席できないと聞かされていましたが、懇談会は是非と出席要請があり、私も最後まで出席して皆さんの意見を拝聴しました。会議は予定を1時間オーバーして3時間行われました。非公認や重複立候補をさせない基準は何だったのか？選挙戦終盤で起きたいわゆる2000万問題はどういう経緯で決まったのか？など集中した質問には途中で答弁を求める声が上がりましたが、執行部は沈黙を守り最後に総裁と幹事長が一般的な話をして会は終了しました。ことさらガス抜きの感は否めませんでしたが、ここは補正予算も来年度の予算、税制も控えていますので、誰もが党内政局より国民生活を優先し、一致結束の雰囲気づくりに終始した会でした。
一方、その審議の場となる予算委員長を野党側に渡すという事も決まり、視界不良な国会が待ち受けています。

　米国ではトランプ氏が4年ぶりに大統領に返り咲く事になりました。民主党政権に比べ日米関係は予見しづらい状況になりますが、安倍元総理がそうであったように、根拠と方向性、過去の歴史的経緯や国際社会におけるメリット、デメリットをしっかり話せば解かるリーダーだと信じます。
ワシントン、ニューヨーク、Ｇ７を始め国際会議で、そしてフロリダ、マール・ア・ラゴの自宅やトランプインターナショナルゴルフ場で、安倍総理のもと、最も長い時間を共有した日本の政治家として新たな日米関係構築の為、役職はなくともできる後方支援はしなくてはならないと自覚しております。


＜メルマガの一言＞
　朝の駅頭、企業や団体への挨拶廻りで皆さんからお祝いの言葉と激励をいただいております。いよいよ来週、初登院。気持ちも新たに頑張るのみです。


※永年勤続優良職員表彰・伝達式



※地元の行事

　今までで一番厳しい選挙戦でしたが、八王子を大切に思う市民の皆様のご支援に支えられ、何とか無事、日曜日7期目の当選を果たす事ができました。心から御礼申し上げます。
悩んだ末にもう一度、信じてやろうと期待をかけていただいた方や、他の候補よりまだましという方、消極的支持の方もあったと存じます。ご批判の声も謙虚に受け止め、とにかく仕事をもって信頼回復に努め、「やっぱり萩生田だった」と言っていただけるよう全力で頑張る事をお誓い申し上げます。


　一方、与党は政権選択選挙で過半数を失う事態となり政府は不安定の度を増しております。
党からは衆議院での会派自民・無所属の会への所属を求められましたので当然、了承しました。党所属は当面見合わせることになり、両院議員総会には出られません。ただ、代議士会や党の部会には出席して、堂々と発言できるというのは解りづらいです。選挙区支部長も続投です。こちらから何かを求める事は行いませんが、党のガバナンスに疑問符が付かないようしっかりしてほしいと思います。いずれにせよ議席を失った同志の分まで頑張り、まずは補正予算の成立に向け力を発揮してまいります。

　元横囃子連鼓会が50周年を迎え、お祝いの会に出席しました。八王子祭の先頭で祭囃子を牽引してきたのが元横の皆様です。かつて、半澤総代が中心になって結成した「八王子祭囃子連合会」は祭礼のみならず各地の行事でもご活躍いただいております。私がつくった国の「伝統文化親子教室」を活用いただき子供達も増えていると聞き、嬉しい限りです。
これからもお囃子の音色で故郷を彩っていってほしいと願います。

＜メルマガの一言＞
　駅頭でお礼の挨拶を続けています。皆さんからの「おめでとう」をエネルギーに必ず仕事で恩返しをします。




※地元の行事


※星の家にて