2025年02月

2025年02月28日

■地元の磨き上げ

 八王子観光コンベンション協会(加藤高白会長)の会員交流会に出席しました。第一部研修会には文化庁で観光推進コーディネーターを務める丸岡参事官付をお招きし、日本遺産八王子の更なる磨き上げについて全国の取り組み例も交えながら、様々なアドバイスをいただきました。加藤会長から講師の紹介を相談されましたので、年間200回の講師実績のある丸岡氏にお願いしました。実体験に基づく気づきを与える内容で皆様にも喜んでいただきました。私からは初当選まもなく地元の要請で眺望の悪くなった高尾山頂の木を伐採した時の苦労話や、その結果として冬場にはダイヤモンド富士が観えるようになり、閑散期の観光客増につながった成功例をお話しました。今月から都の支援で行う江戸情緒あふれる景観創出事業「八王子桑都千景」も始まります。これからも東京唯一の日本遺産の街として、歴史・伝統・文化に裏打ちされた本市の良さを発信していきたいと思います。
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 八王子市スポーツ協会(澤本則男会長)と市長・教育長との意見交換会に協会顧問として出席しました。開設から10年になるエスフォルタアリーナについて取り上げました。ここは規模の大きさからPFI事業で行っており、事業者側は全国レベルの大会利用など収益につながる貸出を優先します。結果として、市民の体育館としての機能を果たすには限界があります。会場確保に苦労している実態を伝え、第4の体育館の必要性を訴えました。かつて上柚木の競技場隣接に体育館の設計までしましたので、その再検討や市内学校跡地利用など幅広に考えていきたいと思います。その他、滝ケ原グランドの拡張、50M公認プールの整備、甲の原体育館南側国有地の早期購入など懸案事項について認識を共有しました。市長も就任一年、歴史的背景などまだまだ知らない事もあったと開催を喜んでくれました。
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<メルマガの一言>
 残念ながら、月内の予算通過はできず、自然成立につながる30日ルールの来月3日の採決も難しそうです。予算を人質に取るような事はしないと野党は言っていましたが、先行きは不透明です。


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2025年02月21日

■予算成立と引き換えに?

 日本維新の会が令和7年度予算案賛成の条件の一つにされている高校無償化に関する議論が初めて党で開かれ出席しました。私自身も各党との交渉の最前線に立った経験がありますから、協議に臨んでいる実務者の方々や党執行部のご苦労は充分理解しているつもりです。就中、高校就学支援を拡大する事、又、家庭の経済環境にとらわれず公立、私立の選択ができる可能性を拡げる事にも賛成です。一方、給食無償化も加えれば一兆を超える国費が必要となり、広く納税者の理解と、恒久的な財源確保は必須です。既に先行実施をしている大阪や東京の公立は志願者も定数も減っている現状があり、制度を変えた後に発生するであろう様々な課題の手当ても考えるのが政治の責任です。一度もこういった中身の議論なく「少数与党なので予算を成立させるために仕方ない」という理由だけで急ぐべきではありません。折角、大きな方向性は見えてきたのですから、予算成立のツールに教育を使うのではなく、まずは基礎額の所得制限撤廃までを進め、来年度も制度の中身や課題の整理をする協議会での議論を野党の皆さんと共に続けていく事を提案しました。(詳しくはhttps://x.com/officeofhagiuda/status/1891736745764585884?s=46
案の定、財務当局は文教関係の基金の取り崩しを提案しています。教育予算を増やすはずの政策が、一方で教育・科学技術の予算の削減をしようともしている事に気づいてほしいと思います。

 立春は過ぎましたが、新年会が続いています。市子ども会連合会はかつて都内最大組織でしたが、今は少子化の影響や、子ども会的な会はあっても連合会活動へは参加できないなど組織率の低下は避けられません。兄弟が少ない中で、異年齢の近所の子供達と接する事や外遊びの重要性など今ほど役割が期待されている時はないと思います。幸い多くの子ども会リーダーや指導者を育ててきた八王子市ですから、例えば子ども食堂や放課後学童クラブなど子ども会の枠を超えて、ソフト分野で合流する事も試みてみます。因みに多くの子ども会の活動費を廃品回収でまかなっている実態がありますが、市が新年度予算でその補助金を大幅に削減する案を示しそうだとの情報を得ましたので、その場にいた市長に再検討を求めました。ただ配る補助金ではなく、自助努力の上に支給する補助金は、活動をつなぐ上でも続けるべきです。
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<メルマガの一言>
 予算審議も来週が山場です。裏方でしかお役に立てませんが、私なりの役割をしっかり果たしてまいります。


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2025年02月14日

■未来を拓く産業科高校

 都立八王子桑志高校デザイン分野の卒業制作展を訪問しました。テキスタイルデザインや木工、CGをはじめ映像やジュエリーまで高校生がここまでできるのかと驚かされる内容でした。アテンドをしてくれた三年生の女子は既に造形大の進学が決まっており、「将来はデザイン分野で働きたい」と目を輝かせていました。
本校は卒業生の先人達が我が街の礎を築いた「第二商業高校」と「八王子工業高校」が併合してできた高校で、都から提案があった当時はOB会はどちらも大反対でしたが、カリキュラムに両校のレガシーを残す事を条件に、平成19年に日本で初めて「産業科高校」として再スタートをしました。目下の課題は、技術指導が継続できない分野が生じている事への対処です。専門性の高い授業を行う一方、都立校のため教員の定期異動があり、類似の高校もほとんどありません。特色ある専門高校の良さを伸ばすには公立の一律ルールに縛られる事なく柔軟な人員配置ができないか?私が引きとり、文科省や都と検討する事となりました。日本遺産の我が街の伝統を守る為にも是非特例を考えたいと思います。

 その会場で先日のネクタイコンペ(ブログ記事https://hagiuda1.livedoor.blog/archives/52403513.html)で入賞した同校の町田莉渚さんと再会し、彼女のデザインしたネクタイを織物組合からいただきました。宇宙をテーマにしたデザインは高校一年生とは思えない素敵な作品です。これからの活躍に期待します。
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 八王子織物組合副理事長の澤井伸さんが織物業としての技術を高く評価され、「東京都名誉都民賞」並びに「八王子市民栄誉賞」のダブル受賞を果たし、お祝いの会が開かれ、祝辞を述べました。
約120年の歴史を紡いできた絹織物の「多摩織」の技術を継承する澤井さんの製品は八王子市民の誇りです。私も海外の要人にお会いする時の土産の定番として使わせていただいています。伝統に固執せず、フランスをはじめ海外でのファッションショーなどにも出展したり、ジーンズのリーバイスとのコラボ、巨人軍の90年記念ネクタイの製造など時代の変化に合わせた製品開発も魅力です。伝統を守り、挑戦を続ける澤井さんの益々のご活躍をお祈りしました。
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<メルマガの一言>
 第58回三議連通常総会・研修会に出席しました。午後から本会議が入ったため多くの議員は欠席でしたが、三議連出身の唯一の国会議員としてのプライドで朝一でお伺いし、ご挨拶しました。少し時間をいただき「選択的夫婦別姓制度の問題点」について説明をさせていただきました。
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第75回全関東八王子夢街道駅伝競技大会
※第75回全関東八王子夢街道駅伝競技大会

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※はせがわ順子後援会 新春の集い

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※第51回新春フットサル大会

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※地元の行事

hagiuda1 at 18:07|Permalink

2025年02月07日

■一日早い立春

 立春が一日ずれて、2月2日となった節分会は折角の日曜日にもかかわらず悪天候で少し残念でした。子供の頃から3日が節分だと思っていましたが、2021年から2057年までは我が国が採用している天体の運行に基づくグレゴリオ暦によって、閏年の翌年の節分が2日になるそうです。午前中の高尾山薬王院は麓とは異なり一面の銀世界。年男のマツケンサンバで有名な松平健さんや地元在住の俳優 笹野高史さん、元東方神起のパク・ユチョンさん等の参加もあり、ファンの方々が集まって雪に負けず、盛況でした。下山後は、例年通り、市内神社をはしごで廻り豆まきを行いましたが、小さな子供達がキャッチできるよう山なりの下手投げはプロの域に達してきました(笑)再び新春。気持ちも新たに頑張ります。
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 私が幹事長代行を務める政策グループ「創生日本」の総会が開かれ、選択的夫婦別姓制度をめぐり議論しました。私はかねてから旧姓の通称使用拡大での対応を主張してきましたが、本会でも大きな方向性を共有する事ができました。女性活躍の幅を広げる事は賛成ですし、この間、免許証、パスポート、マイナンバーカード、国家資格に旧姓併記が認められ改善がなされてきましたが、未だ不便や不都合があるのはどのような場面なのか?それを解決するために戸籍法や民法まで変えなくてはならないのか?子供の氏はどうなるのかなど一つ一つ課題をつぶし、自民党らしい制度にしていく事を確認しました。来週から党内議論が始まりますので、しっかり臨んでまいります。
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<メルマガの一言>
 地元の皆様との意見交換を行っています。私立保育園協会の皆様から現場の声を聞かせていただきました。中核市の本市は、他市では都が負担している政策を独自に行わなくてはならず、財政的に大変な事もありますが、市の決断でできるサービスもあり、メリット・デメリットが共存します。少しでも「八王子ならでは」を目指し共に頑張ります。
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※地元の新年会

hagiuda1 at 18:00|Permalink