2025年10月

2025年10月31日

■外交ウィーク

 高市総理にとっては初の外交デビューとなった日ASEAN会議に始まり、トランプ大統領を迎えての日米首脳会談、APEC出席に合わせた日韓、日中首脳会談と続いた外交ウィークが終わりました。いずれも順調な滑り出しで、特にトランプ大統領とは良好な関係をつくる事もできたようです。横須賀へトランプ大統領の専用ヘリに同乗し、原子力空母ジョージ・ワシントンでの演説は圧巻でした。衆参2人の官房副長官も初の外遊だったので、僭越ながらブリーフィングのお作法などアドバイスをさせていただきました。
党側では役職人事の詰めと全国幹事長会議をオンラインで開き、公明党離脱の経緯や日本維新の会との新たな連立合意等について説明しました。特に維新との関係は大阪を中心に複雑な状況もありますが、概ね理解をいただき、挙党一致、前向きに頑張る事を確認できました。私は会議の進行を務めましたが、地方議会出身の党人政治家として全国幹事長の皆さんと連携強化を進め、様々な党側の窓口になる事を宣言しました。
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 公私にわたりご指導をいただいている国家基本問題研究所の理事長 櫻井よしこ先生の傘寿のお祝いの会が開かれ、私は発起人代表を務めさせていただきました。全く年齢を感じさせない若々しさと凛とした言論はいつも私達に刺激を与えてくれます。これからも健康に留意され、理事長としての政策提言とジャーナリストとしての厳しい発信で日本を共に良い方向へと導いていただきたいと思います。
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<メルマガの一言>
 地元ではスポーツ・文化の秋。大会や発表会にお招きいただき皆さんと意見交換の機会をいただいております。改めて市民力の高さを感じます。
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※地元の行事

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2025年10月24日

■第104代内閣総理大臣

 第104代内閣総理大臣に高市早苗党総裁が選出され、高市内閣が発足しました。憲政史上初の女性首相の誕生です。
全世代・総力結集の方針通り、ベテラン、若手、女性のそれぞれ専門性が高い適材適所でのバランスのとれた布陣だと思います。「決断と前進の内閣」。高市総理を先頭にしっかりと結果を出してまいります。
一方、急ピッチで日本維新の会と連立に漕ぎつく事ができ、安定政権に少し近づきました。党幹部手分けで模索しましたが、私の地方議員時代からの友情が政策協議を前進させたとすれば少しは役に立てたのかもしれません。元々成り立ちや政策のアプローチが異なる二党ですから、12項目の政策合意にも違和感を覚えるものもありますが、約束した以上一つ一つ前へ進めていかなくてはなりません。
少数与党としての環境は続くのですから、連立離脱をしたとはいえ、26年間共に汗を流した公明党、政策は、より我が党と近い国民民主党等、政策ごとの協力を求めていく事となります。幹事長代行として各党との調整にも努力をしてまいります。
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 天皇陛下のご臨席を仰ぎ、第219回臨時国会が開幕しました。高市総理は初の所信表明演説を行い、各般にわたり政策をちりばめ、「日本列島を強く豊かに、日本を再び世界の高みに押し上げる」決意を訴えました。早速、党にも物価高対策、経済対策への指示があり、政調会を中心に作業が始まりました。年末までに方向性も、できるものは結果も出せるよう党を挙げて取り組みます。

 第14回を迎える八王子北条氏照まつりは、雨雲も上手に避けて、盛会に開催する事ができました。来賓には初めて小池百合子都知事も駆けつけていただき日本遺産の構成要素である八王子城跡の大切さにも触れていただきました。
会場の本丸跡へは駐車場から延々と山登りをしなくてはならず、少し不便ではありますが、戦国時代、北条氏が滝山城から八王子城へ拠点を移した防衛性、戦略性がうかがえる難攻不落な設計を感じる事ができます。
日本で104、東京唯一の日本遺産の街として他市にはない歴史、伝統、文化を更に磨きをかけていきたいと思います。
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<メルマガの一言>
 党八王子総支部では2年ぶりに日帰り研修会を開き横須賀の防衛施設等を視察しました。私は時間がとれず、お昼の時間に横浜へ挨拶にだけお伺いしました。久しぶりにお会いする皆さんから多くの激励と勇気をいただきました。
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※地元の行事

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2025年10月17日

■先行き不透明な中

 国家基本問題研究所(櫻井よしこ理事長)主催の日台国際シンポジウムの歓迎レセプションに出席しました。今回のテーマは「半導体同盟」。私が経産大臣時代に台湾のTSMCを熊本に誘致した事から始まった日台の半導体連携は経済安全保障上も極めて重要なツールへと進化しました。自由、民主主義、法の支配という共通の価値を有する二国間で、ものづくりの米ともいうべき半導体を中心に、企業・大学・人の交流も始まりました。真に同盟へと格上げされた連携を更に発展させていく決意をお話ししました。
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 先日、オンラインで現職の教師の皆さんの勉強会に出席し、文部科学大臣時代から取り組んできたGIGAスクール構想や、教師の働き方改革などについてお話ししました。一人一台端末の整備や小中学校における35人学級の実現、スタッフを含めた教職員の増員、教員免許更新制の廃止など、これまでに実施してきた施策の背景や考え方、さらには当時の苦労話なども共有させていただきました。
一方で、最近公表された国際調査では、日本の教師の方々の勤務時間が調査対象国の中で最も長いという結果が出ており、依然として課題が大きいことを痛感しています。
子どもたちは我が国のかけがえのない宝です。そして、その子供たちを最前線で日々全力を尽くして支えてくださっているのが教師の皆さん。これからも、そんなかけがえのない職業である教師の皆さんを全力で応援し続けていきたいと思います。
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 小池都知事と今後の国・都の連携について意見交換をしました。小林政調会長も同席いただき東京が抱える首都としての特殊事情について理解を深めてもらいました。その後、党都連中央線複々線化PTの会議を都幹部の皆さんと開きました。首都の動脈でもある中央線が片側一路線では日々の都民の暮らしだけでなく、万一の際にも立川の災害バックアップセンターへの移動ができません。今までの自治体負担のあり方を抜本的に見直し一気に加速します。
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 地区後援会での国政報告会を開始しました。週末には元八王子地区、3会場で開催いただき、国政での事、地元の街づくりや課題についてお話をし、皆様からの質問や意見にお応えしました。選挙の時は分刻みで駆け足になってしまいますが、1時間かけてしっかり説明できる事で皆様からも好評でした。これからも週末の時間を見つけて続けてまいります。
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<メルマガの一言>
 来月21日の国会召集が決まりいよいよ首班指名選挙に臨みます。不透明な環境の中、役員総出で各党との折衝を重ねた結果、日本維新の会との政策協議が続いています。理解いただける政党が一つでも加わっていただけるよう最後まで努力を続けます。

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※故・右田徹名誉理事長を偲ぶ会

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※ニコニコ動画出演


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※地元の行事



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2025年10月10日

■高市総裁誕生

 党総裁選は1位高市さん、2位小泉さんの決戦投票の結果、マスコミ各社の予想を覆し、高市早苗新総裁が誕生しました。立党70年で初めての女性総裁となります。週明けには党役員人事が発表され、私は幹事長代行を拝命しました。総裁選中から高市総裁がおっしゃっていた通り、「不記載のあった議員でも、説明を尽くし、二重、三重の処分を経て、選挙で有権者の審判を受け、勝ち上がって国会に戻った人には働いてもらう」との方針を貫いた結果です。一部の批判を覚悟で処分後の私を使ってくれた新総裁の決断に何としても仕事で応えていく決意です。先頭は風当たりがきついのは承知しておりますが、仲間の為にも耐えて頑張ります。
 会社や組織の中でも失敗をした者が、中々復帰できない社会の風潮がある事は否めませんが、私自身が頑張る事で再チャレンジのできる社会の風土づくりになれば幸いです。最大の信頼回復は人目を避け、自粛を続けて時間が過ぎるのを待つのではなく、批判に晒されても仕事をもって信頼を取り戻す事が残された唯一の道と信じ職責を果たしてまいります。
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 Dr.肥沼の偉業を後世に伝える会(塚本回子会長)が10周年を迎え記念大会にお招きいただきました。八王子生まれの肥沼信次ドクターは1930年代、研究先のドイツ ヴリーツェン市の伝染病医療センター長として我が身も顧みず、チフス患者の命を救い、最後はチフスに感染し37歳で亡くなった偉人です。ドイツでは名誉市民として市民がお墓を守り、大切にされているのですが、八王子市民はほとんどこの事を知る人がいませんでした。本会が設立された10年前からその功績を語り継ぐ事となり、中町公園への顕彰碑の建立やドイツへの桜の寄贈、小学校での総合学習への取り組みを進めてきました。今後は是非奨学金をつくり、地元の医師の養成など考えていきたいと思います。
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 今週はノーベル賞ウィークです。喜ばしいことに、大阪大学の坂口志文先生に生理学・医学賞、京都大学の北川進先生に化学賞で、久しぶりの日本人ダブル受賞となりました。
お二人とも人類の未来に寄与するご業績です。坂口先生の研究はがんや糖尿病、アレルギーなど多くの方が患う病気の治療や予防に道を開き、北川先生の研究も脱炭素や産業の発展に大きく貢献するでしょう。
また、日本の科学力の底上げには、優秀な研究者が若い時期に心おきなく挑戦的な研究に没頭できる環境づくりが何より大事だと思います。文科大臣時代、そのような信念を持って様々取り組みましたが、特に当時創設した創発的研究支援事業で採択した若手は今や1,200名を超え、活躍を耳にするのは大変嬉しい限りです。将来にわたりノーベル賞受賞者を輩出できる国であり続けられるよう、これからも尽力したいと思います。

<メルマガの一言>
 残念ですが、公明党が連立離脱をする事となりました。今、緊急の役員会が開催され今後の対応が協議されています。高市執行部としては厳しい船出となりますが、踏ん張ります。

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※学生インタビュー

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※地元の行事


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2025年10月03日

■八王子市制108年

 108年目を迎えた市制施行記念日表彰式典が行われ、来賓代表として祝辞を申し上げました。今年は戦後80年。八王子市も東京大空襲で中心市街地は焼野原となりましたが、先人の皆様の大変なご努力によって今日では都下最大、都内唯一の中核市として発展を続けてまいりました。祝辞の中で20年ぶりに高尾山頂の伐採を行い、富士山がくっきり見える眺望を取り戻した事に触れました。環境省、林野庁、都など法律や条例の解釈や調整が困難でしたが、一番高尾山を知り、一番高尾山を大切にしているのが本市なのですから、地元の事は地元自治体で決める強い意思と責任、説得力を持ち合わせる事の大切さを訴えました。今後も三多摩のリーディングシティとして、この街の代議士として頑張る事をお誓いしました。
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 今週は、落選中の仲間のセミナー、出版社主催の勉強会など講師の機会を多くいただきました。又、ロボティクス・AIの進化についても意見交換を行い、改めて技術立国として取組みの重要性を感じました。2040年、人口減少、高齢化、国内外の産業構造が大きく変わって、そして、それぞれの分野で必要な人材の構成が変わります。技術で課題解決をする力が後の日本を支える事になります。その為にも学びを変え、時代の変化に対応できる教育の重要性を再確認した一週間でした。
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 いよいよ明日、党総裁選が行われます。何故一年で再び総裁選になったのか?参議院選の総括で何が語られたのか?時間をかけて全党員参加の総裁選が必要と判断したのは何故か?を原点に戻ってしっかり考えれば、今回は特に党員の民意に寄り添う総裁選であるべきだと思います。国会議員の数では劣勢の高市さんですが、全国の党員の皆様の支持を期待したいと思います。

<メルマガの一言>
 あまりの暑さで夏祭りを9月に後ろ倒しにした町会を廻りました。秋祭りと呼びながらも浴衣で集まった皆さんは涼しい中で元気に踊っていました。これからはこの時期も忙しくなりそうです。
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