2006年03月11日

■空席目立つWBC

 森会長のお供でWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)日韓戦を観戦した。
通称、ナベツネシートと言われるバックネット真裏で臨場感たっぷりの特等席。オリンピック、ラグビー、野球と森政治の継承者の一人として英才教育?を受ける事ができるのも東京選出の恵まれた環境かもしれない。「東京者は地元と行ったり来たりで当てにならない」が永田町の定説だがいざと言う時、無理が利くのを強みにしていきたい。

 さて、当日は皇太子殿下と雅子様、長嶋親子も姿を見せ大いに盛り上がった。残念なのはこういった国際試合でも空席が目立つ事で、チケットの売り方、あるいは売り先の見直しが求められる。観たい人はまだまだいるのに観たくない企業や団体に割り振られるミスマッチや若年世代にはあまりにも高価な入場料設定は考えなくてはならない。たとえば5回を過ぎても空いている席は外で待つ小学生に解放してあげるとか、試合途中で帰る人の席の再販等、とにかく観てもらってなんぼという気がする。

 私の小学生時代は友人と小遣いを貯めては神宮や後楽園に足を運んだ。日曜日はデイゲームが常だったので自転車で京八まで行き電車で往復をし外野席で声援を送った。今ほど警備がうるさくなく、後半になると席の空いた内野席に少しずつ場所を変えるのも楽しみの一つで、どれだけグランドに近づけたかに満足したりもした。売店の立ち食いそばを食べても千円ちょっとで遊べたと思う。スポーツで大成する事はなかった私だが、幼い頃から生のスポーツを観てきた事はどこかで役に立っていると自負する。

 その上で地元の環境整備が今の仕事で今年は富士森球場の掲示板を電光にする事となった。多摩国体の野球開催地に立候補した事を追い風に、更に他球場の整備も進めたい。又、国際大会に対応できる体育館建設も急務であり黒須市長を助けたいし、更には室内の公認プールも未整備であり芝のサッカー場も作りたい。いずれも予算の掛かる事だが、今の財政状況では見通しは暗い。鳴り物入りで始まったサッカーくじTOTOも今年度は配当ナシになってしまった。

 今、党ではカジノの法制化に向けて委員会がスタートした。「荒川選手が金メダルを取った国内のスケートリンクが数年で40ヵ所も閉鎖される事態だ。プロのスケートショーを観ながらカクテルをかたむけ、ショーの合間にルーレットに興じる複合施設ならリンクを守れると思うし、昼間は子供たちに開放できると思うがどうか?」と提案した。

 いずれにしても戦後の運動施設整備とは異なったコンセプトでスポーツ環境を守っていかなくてはスポーツ選手を夢見る子供たちはどんどん少なくなりプロ野球の空席は更に増え、スポーツはテレビの中のものになってしまうと思う。

 試合は韓国が逆転で勝ったが、アウェイのグランドでの国を挙げての応援は羨ましいほど素晴らしいと思った。「施設と心」いずれも我国は見直しの時期にきている。



hagiuda1 at 08:41│