2009年02月13日

■大切な1日

 IOC(国際オリンピック委員会)への立候補ファイル提出期限を迎えた2月12日、本来添付するはずの国会での招致決議は可決できずそのままの提出となった。既に衆・参とも賛成者、提案者も決まり準備は整ったのだが、最終的には民主党幹部からストップがかかった。議連に所属する民主党議員は前向きな努力をしていただき機関決定まで済ませたのに、どこからかの反対の理由は毎日変わり、一つ解決すれば又一つ出てきて、最後は石原都知事の頼み方が悪い、根廻しが悪いとの事。知事のキャラクターについては今更言っても仕方ないが、問題は頼み方云々より国会としての意志を問われている。もし反対なら反対の理由を述べれば良いのであり、決議をさせないというのはオリンピック・パラリンピックを政局に扱う卑劣な行為と言わざるを得ない。期限を過ぎても何とか国会の良識だけは示すべく引き続き努力をする事となった。

 3学期に入り連日地元の小学校6年生が国会見学に訪れている。公務とぶつからない限り、できるだけ出向いて生の声で説明をし、又、子供達からのユニークな質問の答弁に困る場面もあり、私自身も勉強の良い機会と思っている。もちろん政党や選挙の話は避け、公に徹してバランスよく話をしているつもりだが、感謝をする先生もいれば子供以上に礼儀知らずの教員もいて、改めて教員の質の不安を感じる。

 子供達には小6の3学期はかけがえのない大切な時間なので、この時期に6年間の復習をしっかりやって、一日一日を大事に卒業式を迎えて欲しいと挨拶をして別れる。

 そんな中、文部科学大臣優秀教員表彰式に出席した。全国から826人の将来の幹部となる中堅教員が選ばれ、本市からも小・中各1名が表彰されたが、代表で謝辞を述べた先生をはじめ出席者の顔を見ても自信に溢れ頼もしく見える先生方ばかりだ。

 しかし気になる事があって、省内の幹部会議で大臣に具申した。「全国からの受賞者は日本中から集まり、前泊の方もいる。折角文科省に集まるなら単なる式典に留まらず、現場の声も聞かせていただきたいし、旬なテーマで研修を行えば校長や教育長とは異なる啓蒙も出来るはず。なぜこの時期なのか?何より中学生は今、高校受験を控えた一番大切な時だけに、心ある先生ほど後ろ髪を惹かれる想いで出席されているのではないか?来年からは1ヶ月前倒しして冬休みか、1ヶ月遅らせて春休み期間中に実施すべき。文科省の現場感覚を疑われても仕方ない。再考を。」の私の提案に全員が同意をしてくれ、直ちに検討に入った。3学期の大切な一日を文科省も守るべきだ。


hagiuda1 at 17:57│