■はぎうだ光一の永田町見聞録

　参議院選挙の結果を受けて開かれた両院議員懇談会は4時間半にも及びました。総裁や執行部の責任、けじめを求める声が発言者の8割でした。もちろん選挙は最後は候補者本人の責任ですし、今日までの党の衰退は様々な信用を失墜させる事案があっての結果ですから、私にも責任はあると反省しております。ですから、全てが総裁のせいではありませんし、そのような事を言う仲間は一人もいません。
しかし、組織としての責任を明確にしなければ次に進んでいく事はできないというのが多くの意見でした。
「責任をとるべき人がとらないのは組織ではない。その責任を追及する声が上がらない組織は病んでいる。このまま追及する声がないようなら、そんな党は存在意義がない」これは平成19年8月に参議院選挙に負けた安倍総理に向けてマスコミのインタビューで語った石破総理の当時の言葉です。「私だったら即座に辞めて落ちた人のところに謝って回る。でも総理は落ちた人の気持ちが解らない」と結んでいます。来週8日には議決権を持つ正式な両院議員総会が開かれる事になりました。戦後80年、鎮魂の時期に党内でごたごたが続く事は誰も望んでいません。責任と方向性を明確にするべきです。

　党三多摩議員連絡協議会（福安徹会長）の夏期全議員研修会が開催され、農水省出身の一期生、福田かおる議員（東京18区）が農業政策、米についてわかりやすく解説をされました。又、同会からは井上都連会長に都議選・参議院選の総括と執行部の責任を問う決議文が手交されました。いずれの選挙も候補者の決定が遅すぎるとの批判はその通りだと思います。都連としても総括を急ぎ、体制の立て直しが必要です。


　震災後、グラウンドや学校が十分に使えない能登半島の少年野球チームを八王子へ迎えて交流大会が行われました。都の支援を地元の東村都議が中心となって取り付け、スーパーアルプスやライオンズクラブの皆さんも応援いただき、高尾山やBBQ、花火大会など八王子滞在を満喫してくれたと思います。


＜メルマガの一言＞
　今日から八王子まつりです。台風が少し心配ですが、市民の皆様と笑顔あふれる3日間になる事を祈ります。


※八王子花火大会


※ザンブリー高等教育大臣(マレーシア)ほか　面会