■はぎうだ光一の永田町見聞録

　「全国高校生未来会議」で優秀賞を受賞したチームから政策提言の手交があり、皆さんと意見交換しました。
数ある歴代大臣の中で私を指名いただき光栄でしたが、今年のテーマが「AIと共に生きる社会のかたち」だったのでGIGAスクールをスタートさせた当時の大臣という選定だったようです。
利便性の拡大と不安への対策を高校生らしくしっかり提言しており、頼もしく感じました。
一方、フェイク情報へのファクトチェックや自ら課題解決をする力を養う事の機会の減少など私からも問題提起をしました。大切なことはネットもAIもあくまで道具として活用する事で自ら考える力を身に付ける事も大切にしてほしいとお願いしました。




　精神科の先生方で組織していただいている後援会「光精会」の総会が行われ、久しぶりに先生方の生の声をお聞きしました。元々は身の回りの事は自分でできるけれど、入院療養が必要な患者さん向けに作った制度が年月と共に合併症や介護的要素が必要となっているにも関わらず、入院時の料金しか収入にならない制度上の問題点が大きく話題になりました。加えて、エネルギーや物価高で病院経営が厳しくなっている切実な声は精神科に限りません。都内の大学付属病院では日曜など休日オペで外貨を稼いでいます。都民にとっては一瞬ありがたい事に思えますが、この間、学会など研究、研修が疎かになり、将来の医療基盤を劣化させる事になります。1日も早い経済対策が必要なのですが…。






＜メルマガの一言＞
　市議会当選同期で引退後は地域活動に汗を流し、熱烈な応援団として支えていただいた生永恭博 元市議会副議長が逝去されました。当時は沖電気の労組出身で会派も異なりましたが、社会人の先輩として様々な事をご指導いただきました。晩年、視力が不自由になり、杖をついてでも必ず会合に足を運び、激励を続けてくれました。心からご冥福をお祈りします。